「SDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム」について

本プログラムが貢献しうる「持続可能な開発目標(SDGs)」

Sustainable Development Goals
目標1:貧困をなくそう
目標2:飢餓をゼロに
目標3:すべての人に健康と福祉を
目標4:質の高い教育をみんなに
目標5:ジェンダー平等を実現しよう
目標6:安全な水とトイレを世界中に
目標7:エネルギーをみんなに そしてクリーンに
目標8:働きがいも 経済成長も
目標9:産業と技術革新の基盤をつくろう
目標10:人や国の不平等をなくそう
目標11:住み続けられるまちづくりを
目標12:つくる責任 つかう責任
目標13:気候変動に具体的な対策を
目標14:海の豊かさを守ろう
目標15:陸の豊かさも守ろう
目標16:平和と公正をすべての人に
目標17:パートナーシップで目標を達成しよう

RISTEXのSDGsに関する取り組みについてはこちらをご覧下さい。

RISTEXでは、国連が定めた「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ(通称:2030アジェンダ)」に対する国の実施指針等を踏まえ、取り組むべき社会的問題の調査分析・課題の抽出、有識者へのインタビュー等、事業の具体化に向けた検討を行ってきました。
これらの検討に基づき、JSTは、社会技術研究開発主監会議(平成31年4月10日)及び理事会議(平成31年4月22日)の審議を経て、「SDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム」を令和元年度に発足しました。

本プログラムの詳細サイトは下記よりご覧ください。

プログラム総括

関 正雄

明治大学 経営学部 特任教授/損害保険ジャパン株式会社 CSR室 シニアアドバイザー

国連の定める 2030 アジェンダ(われわれの世界を 変革する:持続可能な開発のための 2030 アジェンダ) には、「誰一人置き去りにしない (No one will be left behind)」という基本理念の下、17 の持続可能な開発目 標(SDGs:Sustainable Development Goals) と169 のターゲットが掲げられるとともに、その達成のために STI(科学技術イノベーション)が大きな役割を果たすこ とが期待されています。「SDGs の達成に向けた共創的研 究開発プログラム」は、STI を活用して特定の地域にお ける社会課題を解決し、その成果を事業計画にまでまと めあげて、国内外の他地域に適用可能なソリューションとして提示することを目標としています。これらのソリューションは、本プログラムにおける研究開発プロジェクトが終了した後も他地域にも広く展開可能なものであり、さらには SDGs の達成に向けた、大きなインパクトを生むものであることが期待されます。

プログラムの目標

本プログラムでは、研究代表者と、地域で実際の課題解決にあたる協働実施者が、ペアで研究開発を行います。自然科学や人文社会科学の知識や技術、さらにはステークホルダーとの対話・協働を通じて得られる「現場知・地域知」(現場や地域でこれまでに直面した問題の解決やその判断、事後の反省といった経験や知見)なども活用し、「シナリオ創出フェーズ」と「ソリューション創出フェーズ」の二段階構成で SDGs の達成に資する成果の創出をめざします。
「シナリオ創出フェーズ」では、対話・協働を通じて地域における社会課題を分析してボトルネックを明確化し、科学技術を活用して社会課題を解決する新たな社会システムを想定して、可能性試験などによるエビデンスも得ながら、SDGs を達成する構想(シナリオ)を創出します。
「ソリューション創出フェーズ」では、シナリオに基づいて研究開発を行い、地域における実証試験を経て課題解決策の有効性を示すとともに、他地域に展開するための適用可能条件や環境設定も提示します。また、研究開発プロジェクト終了後の自立的継続のための計画(事業計画)の策定と、計画実行の準備を行っていきます。
これら 2 つの創出フェーズにより、複雑化する地域社会課題を解決するためのステークホルダーとの共創的な研究開発を通じてイノベーティブな生きた知見を創出し、社会をトランスフォームするために研究開発を推進していきます。

マネジメント・チーム

プログラム総括

  • 関 正雄
    (明治大学 経営学部 特任教授/損害保険ジャパン株式会社 CSR室 シニア アドバイザー)

プログラム総括補佐

  • 川北 秀人
    (IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所] 代表)
  • 奈良 由美子
    (放送大学 教養学部 教授)

プログラムアドバイザー

  • 浅田 稔
    (大阪大学先導的学際研究機構共生知能システム研究センター 特任教授)
  • 岩田 孝仁
    (静岡大学防災総合センター 特任教授)
  • 窪田 順平
    (大学共同利用機関法人人間文化研究機構 理事)
  • 河野 康子
    (一般財団法人日本消費者協会 理事)
  • 田中 泰義
    (毎日新聞編集編成局くらし医療部 部長/日本環境ジャーナリストの会 理事)
  • 長澤 恵美子
    (一般社団法人日本経済団体連合会SDGs本部 統括主幹)
  • 萩原 なつ子
    (立教大学社会学部 教授/21世紀社会デザイン研究科 教授/NPO法人日本NPOセンター 代表理事)
  • 日比谷 潤子
    (学校法人 聖心女子学院 常務理事)
  • 平田 直
    (国立研究開発法人防災科学技術研究所 参与・ 首都圏レジリエンス研究推進センター長/東京大学 名誉教授)
  • 藤江 幸一
    (横浜国立大学先端科学高等研究院 客員教授・研究戦略企画マネージャー)
  • 山内 幸治
    (NPO法人ETIC. 理事/事業統括ディレクター)
  • 善本 哲夫
    (立命館大学経営学部 教授)

(五十音順)

「プログラム総括について」

関正雄氏は、損保ジャパン(株)において20年近くにわたりCSRの推進に関わっており、その間、社会的責任に係るISO26000規格策定の日本産業界代表エキスパートを務めたほか、内閣府、経済産業省、文部科学省、環境省等における環境、サステナビリティ、社会的責任に関わる委員等を歴任している。また、SDGsを盛り込んだ経団連企業行動憲章改定(2017年)における座長等、産業界へのSDGs浸透に第一人者として尽力している。経団連企業市民協議会(CBCC)企画部会長、国連グローバル・コンパクトCaring for Climate企画委員を務め、2013年からは明治大学にて、企業と社会の共通価値創造や企業の社会的責任等に関する研究・教育を精力的に行い、新聞紙上でもSDGsと企業の社会的責任に関する連載を多数執筆するなどしている。
「SDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム」(以下、「本プログラム」)は、SDGsの達成に向けて、科学技術を手段とし、地域において実証され、さらに他地域にも広く展開可能な社会課題の解決策を提示し、さらにそれら解決策実現のための事業計画を策定することを目指すものであり、その運営には、本プログラムがSDGsを活用して課題に取り組むための幅広い知見はもとより、研究者のみならず企業、行政、NPO、地域住民など、多様なステークホルダーの連携・協働を促すバランスの取れた視点や、成果を事業として継続させるためのマネジメントに必要な深い知識と経験を有していることが求められる。関氏は、前述の経歴・実績から、本プログラム運営にあたってその活動経験・知見を発揮していただけるものと考える。

プログラムの評価

中間評価

活動報告書 評価報告書
Coming Soon Coming Soon

事後評価

活動報告書 評価報告書
Coming Soon Coming Soon

研究開発プロジェクト【シナリオ創出フェーズ】

令和2年度採択

認知症包摂型社会モデルに基づく多様な主体による共創のシナリオ策定
研究代表者:内田 直樹
(医療法人すずらん会 たろうクリニック 院長)
協働実施者:笠井 浩一

(福岡市 保健福祉局高齢社会部 認知症支援課 課長)

  • 研究開発実施報告書
    • Coming Soon

水力発電事業の好適地である神通川水系における流域治水に資する動的運用ルールの共創手法の構築
研究代表者:沖 大幹
(東京大学 未来ビジョン研究センター 教授)
協働実施者:手計 太一

(富山県立大学 工学部 准教授)

  • 研究開発実施報告書
    • Coming Soon

発達障害の特性に関連する対処法を多様な脳特性に対応して自動提案する情報配信サービスの可能性検証
研究代表者:佐々木 銀河
(筑波大学 人間系 准教授)
協働実施者:鈴木 慶太

(株式会社Kaien 代表取締役)

  • 研究開発実施報告書
    • Coming Soon

温泉地域における超分散型エネルギー社会を実現するためのシナリオ策定
研究代表者:佐々木 壮一
(長崎大学 大学院工学研究科 助教)
協働実施者:森 知洋

(雲仙市 環境水道部環境政策課 参事補)

  • 研究開発実施報告書
    • Coming Soon

小水力エネルギーを活用した災害復興時における主体形成と持続的むらづくりのシナリオ形成
研究代表者:島谷 幸宏
(九州大学 工学研究院 教授)
協働実施者:村川 友美

(株式会社リバー・ヴィレッジ 代表取締役)

  • 研究開発実施報告書
    • Coming Soon

地域の医療・保健・福祉・教育が連携して自殺ハイリスクの子どもを守る社会システムのシナリオ創出
研究代表者:立花 良之
(国立研究開発法人国立成育医療研究センター こころの診療部乳幼児メンタルヘルス診療科 診療部長)
協働実施者:河西 千秋

(札幌医科大学医学部 神経精神医学講座 教授)

  • 研究開発実施報告書
    • Coming Soon

低消費電力・遠距離通信プラットフォーム構築による安全安心な林業労働環境の創出と地域山林資源活用の可能性評価
研究代表者:森部 絢嗣
(岐阜大学 Coデザイン研究センター 准教授)
協働実施者:小池 達也

(よだかの学校 運営委員会 代表)

  • 研究開発実施報告書
    • Coming Soon

災害感応度の高い都市圏の災害連鎖の動的予測を可能にするシナリオ策定
研究代表者:渡辺 研司
(名古屋工業大学 大学院社会工学専攻 教授)
協働実施者:永松 伸吾

(防災科学技術研究所 災害過程研究部門 部門長)

  • 研究開発実施報告書
    • Coming Soon

令和元年度採択

障害情報の電子化による次世代地域・福祉サービス連携の創出
研究代表者:巖淵 守
(早稲田大学 人間科学学術院 教授)
協働実施者:本橋 栄三

(社会福祉法人 所沢市社会福祉協議会 会長)

水素技術を活用し、住民参画を目指したクリーンエネルギープロシューマーモデルの開発
研究代表者:牛房 義明
(北九州市立大学 経済学部 教授)
協働実施者:栗原 健太郎

(北九州市 環境局 環境国際経済部 温暖化対策課 課長)

包括的な災害リスクのプロアクティブアラートに基づくインクルーシブ防災の実現
研究代表者:小野 裕一
(東北大学 災害科学国際研究所 社会連携オフィス 教授)
協働実施者:橋本 尚志

(株式会社富士通総研 コンサルティング本部 行政情報化グループ グループ長)

性暴力撲滅に向けた早期介入とPTSD予防のための人材育成と社会システムづくり
研究代表者:長江 美代子
(日本福祉大学 看護学部 教授)
協働実施者:片岡 笑美子

(一般社団法人 日本フォレンジックヒューマンケアセンター 会長)

誰一人として水に困らない社会へ:小規模分散型の水供給・処理サービスの開発・可能性検証
研究代表者:西田 継
(山梨大学 大学院総合研究部附属 国際流域環境研究センター センター長)
協働実施者:杣野 栄

(甲州市 上下水道課 課長)

「住み続けたい」を支える離島・へき地医療サポートモデルの構築
研究代表者:前田 隆浩
(長崎大学 大学院医歯薬学総合研究科 教授)
協働実施者:川上 敏宏

(五島市 国保健康政策課 課長)

共創的支援を促進する視覚障害者のための3D造形物配信・出力エコシステムの構築
研究代表者:南谷 和範
(独立行政法人 大学入試センター 研究開発部 准教授)
協働実施者:渡辺 哲也

(新潟大学 工学部 教授)

研究開発プロジェクト【ソリューション創出フェーズ】

令和2年度採択

幼児から青少年までのレジリエンス向上を目指したプログラムと人材育成体制づくり
研究代表者:石川 信一
(同志社大学 心理学部 教授)
協働実施者:村澤 孝子

(京都府精神保健福祉総合センター 相談指導課 副主査)

  • 研究開発実施報告書
    • Coming Soon

コミュニティ防災人材育成システムの全国展開に向けた実証プロジェクト
研究代表者:三田村 宗樹
(大阪市立大学 都市防災教育研究センター 所長)
協働実施者:末村 祐子

(大阪市住之江区 区長)

  • 研究開発実施報告書
    • Coming Soon

個別化したデータに基づく健康寿命延伸を実現するモデルの構築~いのち輝く社会を目指して~
研究代表者:宮田 裕章
(慶應義塾大学 医学部 教授)
協働実施者:佐藤 賢治

(佐渡総合病院 病院長)

  • 研究開発実施報告書
    • Coming Soon

ジェスチャインタフェースを活用した運動機能障害者のための就労・教育支援モデルの構築および人材育成
研究代表者:依田 育士
(産業技術総合研究所 主任研究員)
協働実施者:水野 勝広

(国立精神・神経医療研究センター 部長)

  • 研究開発実施報告書
    • Coming Soon

令和元年度採択

福祉専門職と共に進める「誰一人取り残さない防災」の全国展開のための基盤技術の開発
研究代表者:立木 茂雄
(同志社大学 社会学部 教授)
協働実施者:村野 淳子

(別府市 共創戦略室 防災危機管理課 防災推進専門員)

新生児のための診療支援システムの拡充を通じた重症化予防プロジェクト
研究代表者:北東 功
(聖マリアンナ医科大学 小児科学教室 新生児分野 病院教授)
協働実施者:矢作 尚久

(慶應義塾大学 SFC研究所 副所長 准教授)

亜熱帯島嶼の持続可能な水資源利用に向けた参画・合意に基づく流域ガバナンスの構築
研究代表者:安元 純
(琉球大学 農学部 地域農業工学科 助教)
協働実施者:金城 進

(八重瀬町 経済建設部 部長)

関連情報

TOPへ