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取り組み・成果

最終更新日:平成28年3月31日

○事業紹介パンフレット

成果事例集2016 第1巻(PDF:8.4MB)
        成果事例集2016 第2巻(PDF:10MB)

製造

NEW大型極薄板部品の高精度高効率研削技術への挑戦

反り防止研削法の開発

研削加工方式の一例

研削加工方式の一例

企業

大研工業株式会社(宮城県大崎市)

研究機関

宮城県産業技術総合センター

研究開発実施期間

平成25年1月〜平成27年3月

研究概要

リチウムイオン電池等に使用される金属箔や絶縁体のテープの切断には高精度に加工された『ナイフ』及び0.001mm単位の厚さに制御された『スペーサー』が必要です。また、自動車、航空機、半導体等の精密製造装置において高精度の大型極薄板の『シム(スペーサー)』のニーズが高まっています。このような部品は、寸法精度確保のた…
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NEW形状自由化による新製品創出と新市場への展開

塗布型高性能導電材料の開発と次世代タッチパネルへの応用

タッチパネルの新展開

タッチパネルの新展開

企業

アルプス電気株式会社(宮城県仙台市)

研究機関

山形大学理学部

研究開発実施期間

平成24年10月〜平成27年3月

研究概要

次世代のタッチパネルに望まれる形状自由化(曲面化)が可能な技術を開発し、その製品化に繋げます。多くの携帯端末機器に装着されているタッチパネルは、透明電極材料や金属配線材料の低導電性・脆性等の問題があり 曲面化(3D化)が困難なため、フラット構造が基本です。現在 携帯端末市場に限られている製品展開が、形状の…
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NEW高速加工・長寿命を実現するネジ加工具“装甲タップ”を目指して

多機能・高機能CBN装甲タップの開発

新技術“CBN 装甲” −高速加工・長寿命の実現−

新技術“CBN 装甲” −高速加工・長寿命の実現−

企業

株式会社ミヤギタノイ(宮城県七ヶ宿町)

研究機関

東北大学工学研究科

研究開発実施期間

平成25年1月〜平成27年3月

研究概要

「タップ」とはドリルで開けた穴の内側にネジを刻むための「めネジ加工」工具です。近年、耐久性の高い材料開発が進むと同時に、ネジ加工工具にも高い力学的特性が求められるようになっています。このニーズに対応すべく、硬質被膜処理を施した工具の開発例が報告されていますが、硬質被膜の摩擦係数が低いため長片化した切…
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NEWタップ逐次切削機構を応用した新方式の複合材用穴あけ工具の開発

「切削負荷分散型複合材用穴あけ工具」の開発

切屑吸塵システムの製品イメージ

切屑吸塵システムの製品イメージ

企業

株式会社ミヤギタノイ(宮城県七ヶ宿町)、株式会社田野井製作所(埼玉県)

研究機関

秋田県産業技術センター、宮城県産業技術総合センター

研究開発実施期間

平成25年10月〜平成27年3月

研究概要

近年、航空機産業で普及されている新素材CFRP(炭素繊維強化プラスティック)の穴あけ加工は、バリや層間剥離(デラミネーション)が起き易く、工具の損耗も激しいです。これは従来の工具では、切削負荷が先端に集中することに起因していると考えられます。本研究では、タップの逐次切削を応用し、切削負荷を分散させた新しい…
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印刷・塗布でつくる安価で薄い 全固体型エレクトロケミルミネッセンス(ECL)素子の開発

全固体型電気化学発光素子の開発

ECL素子を利用した製品イメージ

ECL素子を利用した製品イメージ

企業

株式会社ニュートン(岩手県八幡平市)

研究機関

岩手大学工学部

研究開発実施期間

平成25年10月〜平成27年3月

研究概要

従来のECL素子は、発光層が液体で扱いにくいため普及には到っていませんでした。本開発では固体化できる電気化学発光インクの技術シーズを用い、印刷・塗布方式にて安価で薄いエレクトロケミルミネッセンス(ECL)素子を実用化します。プラスチックやガラス基材上に+電極(透明)、発光層、−電極という4層構造で、発光層と …
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磁性材料の高周波特性を切出さず直接評価 ウェハ生産効率向上へ

インラインで大口径ウエハを測定可能な高周波磁性薄膜評価装置の開発

磁性薄膜測定データ例

磁性薄膜測定データ例

企業

株式会社東栄科学産業(宮城県名取市)

研究機関

東北学院大学工学部

研究開発実施期間

平成24年10月〜平成27年3月

研究概要

ハードディスクやスマートフォン・タブレット、車載部品、医療分野など様々な場所で磁気製品が利用されています。センサー、記録媒体、メモリ等、用途は多種多様で今後益々の活用が注目されており、測定技術、測定装置においても技術革新が求められています。これら磁気製品の品質管理の一つとして材料レベルから製品に至る…
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大線量放射線を発生する冷陰極式X線管の開発

産業用X線照射装置の大線量冷陰極X線管の開発

試験用X線放射装置

試験用X線放射装置

企業

株式会社ピュアロンジャパン(福島県いわき市)

研究機関

産業技術総合研究所

研究開発実施期間

平成24年10月〜平成27年3月

研究概要

ライフサイエンスやバイオテクノロジー分野では放射線照射効果を調べるために医療用のX線管を転用したX線照射装置が使用されていますが、これは放射線照射におけるX線照射用途に適したものではなく、多くの問題点を抱えています。このため、電子放射特性に優れたカーボンナノ構造体を用いて、予熱無しで簡便に動作するこ…
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インジウムを用いない環境に優しい透明導電膜合成装置開発

高機能ZnO透明導電膜のプラズマ合成装置の開発

ZnO透明導電膜[赤実線,(a)]と既製品ITO[黒点線,(b)]の光透過特性と同時撮影写真.波長1200〜1700nmの近赤外透過特性が、ほぼ同等のシート抵抗ITOより優れている

ZnO透明導電膜[赤実線,(a)]と既製品ITO[黒点線,(b)]の光透過特性と同時撮影写真.波長1200〜1700nmの近赤外透過特性が、ほぼ同等のシート抵抗ITOより優れている

企業

株式会社ビームトロン(茨城県城里町)

研究機関

茨城大学大学院理工学研究科

研究開発実施期間

平成25年1月〜平成27年3月

研究概要

太陽電池における発電やLED発光の効率改善には広範囲の透過が可能な透明導電膜の開発が必要であり、一般にはスズドープ酸化インジウム(ITO)膜が使用されていますが、赤外光の透過に課題を残し、インジウムの枯渇や毒性も危惧される中で、豊富な資源から合成され近赤外光に対し高い透明度をもつ酸化亜鉛(ZnO)系の膜が注目されてきて…
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ガラスと同レベルの固くて疵付きにくいレンズ

熱流動解析手法による「ガラス表面硬度並み熱硬化性樹脂」用射出成形ユニット部の熱コントロール基準の確立

開発ノズル

開発ノズル

企業

吉川化成株式会社東北工場(岩手県奥州市)
新日鉄住金化学株式会社(東京都)

研究機関

岩手大学工学部

研究開発実施期間

平成24年12月〜平成25年3月

研究概要

新規に開発された熱硬化性樹脂:エスドリマー®化合物性は光学特性(ガラス同等)・耐熱特性(300℃以上)・表面硬度(6H:ガラス同等)に優れ、ガラスの代替材料となり得る素材です。しかし、温度が5℃変化すると粘度は約2倍変化するため、既成の液体射出成形機LIM(Liquid Injection Mold)の射出ユニットでは成形が困難です。このPDV樹脂を安定して連…
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“軽く” “強く”そして“金属代替”へ

長繊維強化熱可塑性樹脂を用いた軽量・高強度化技術の開発と金属代替製品への応用

ランダムな繊維配向→ 強度の改善

従来:強い繊維配向(=接触・相互作用が起き難い)
         → 強度低下
本法:ランダムな繊維配向(=相互に刺さる効果)
       → 強度の改善

企業

株式会社エムジー(宮城県利府町)

研究機関

山形大学理工学研究科
宮城県産業技術総合センター

研究開発実施期間

平成25年1月〜平成27年3月

研究概要

空調機など生活家電の部品は、アルミニウム合金を主流に鋳造と切削加工を組み合わせ、製造されています。これに代わる新しい製品としまして、当該プロジェクトでは長繊維強化熱可塑性樹脂を用いる軽量・高強度かつ省エネ効果の大きい“金属代替製品を開発します。…
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プラスチック成形における30%以上の省エネと材料の開発

省電力を目的とするプラスチック成形加工技術と新規材料開発

アダプター、ジョイント部に断熱材設置

アダプター、ジョイント部に断熱材設置

企業

住化加工紙株式会社(福島県いわき市)

研究機関

山形大学理工学研究科

研究開発実施期間

平成24年10月〜平成27年3月

研究概要

一般的に高分子材料は熱伝導率が低く、溶融すると更に熱伝導率が低下するためスクリューによる撹拌が必要となります。また、外部からの過剰な加熱による劣化を防止するため機械的なせん断発熱を利用する試みもありますが、かえって電力負荷が増大します。また、局部的な発熱による材料の劣化や滞留による劣化の懸念も想定さ…
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回転ツールによる摩擦熱・攪袢を用いた鉄鋼材料への高速突起成形

鉄鋼材料への高速突起成形ツールユニットの開発

突起成形方法

突起成形方法

企業

山野井精機株式会社(茨城県牛久市)

研究機関

茨城県工業技術センター

研究開発実施期間

平成24年12月〜平成25年3月

研究概要

車両フレームには3,000個以上/台の突起があり、それらはカシメ、溶接により接合されていますが、部品点数および作業工数の削減とともに低コストとなる鉄鋼材料の接合方法の検討が進められており、この外、航空機、高速車両、電気機器等においても板物への接合レス突起成形が必要となっています。また、当社では非鉄金属材料で…
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センサー感知により対象に向かっていく害鳥追払いロボット

振り子型アクティブ方式害鳥害獣追払いロボットの研究開発

追払いロボットの吊り構造

追払いロボットの吊り構造

企業

株式会社チュウリツ(栃木県矢板市)

研究機関

千葉工業大学工学部

研究開発実施期間

平成24年11月〜平成25年6月

研究概要

害鳥害獣による被害は全国で数百億円にのぼると言われ、超音波の発信・ディストレスコール(捕まった時に出す悲鳴)等の発声・光のランダム反射による刺激、等々の手法がとられているが、一時的効果は認められるものの、短期間しか持続できず、現在被害を未然に防ぐ手段に決定打がないのが実状です。このため、従来方式には…
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取り組み・成果