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取り組み・成果

最終更新日:平成25年12月27日

農業・農産加工等

44年間無農薬環境で栽培されたヤマブドウ樹液の化粧品

ヤマブドウを原料とした化粧品の開発

幻のヤマブドウ樹液

幻のヤマブドウ樹液

試作化粧品(イメージ)

試作化粧品(イメージ)

弊社オリジナル製品

弊社オリジナル製品

企業

株式会社佐幸本店(岩手県久慈市)

研究機関

東京農工大学農学部

研究開発実施期間

平成25年3月〜平成27年3月

研究概要

日本原産のヤマブドウは、岩手県が最も生産量が多く、果汁、果汁残渣、および葉・選定枝は、ポリフェノールを高含有し、抗肥満、抗炎症、抗光老化作用を示す事が明らかになっています。
ヤマブドウの樹液は、一年のうち数週間しか採取できない希少なもので、地元の栽培農家のみが知っている天然保湿剤です。この樹液をベースに、果汁や果汁抽出残渣抽出物を用いた天然化粧水や石鹸を製品化します。

期待される効果

ヤマブドウ樹液を基材とした化粧品を上市することで、ヤマブドウの認知度を高め関連製品の販売促進効果を生み出すことができます。(株)佐幸本店は、ヤマブドウの樹木栽培から飲料「山のきぶどう」の製造・販売まで一貫して行ってきました。岩手県の中でも久慈地方は、ヤマブドウの作付面積が最大で主要な一次産品であり、付加価値の高い製品を製造・販売するためのモデルケースとなり、雇用や事業拡大だけでなく栽培面積の増加による地域活性効果も期待できます。

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