運営統括
神戸大学 副学長/大学院科学技術イノベーション研究科 教授
領域の概要
2050年の温室効果ガスの大幅削減に向け、エネルギーの安定的な確保とエネルギー利用の効率化(省エネルギー技術、再生可能エネルギーの高効率化、水素や蓄エネルギー等によるエネルギー利用の安定化技術)などを対象とする領域とします。
(文部科学省から示された「重点公募テーマの設定に当たっての領域について」より)
2023年度より「低炭素社会」領域は、戦略的創造事業ALCA-Next(先端的カーボンニュートラル技術開発)との一体的な運営を開始しました。それにより、2024年度以降に本格研究を開始する課題は、ALCA-Next未来本格型領域にて推進されます。
●関連事業との連携
本領域は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下 NEDO)の先導研究プログラムのうち、平成29年度に発足した「未踏チャレンジ 2050」との連携を進めています。
重点公募テーマおよび採択課題
・「ゲームチェンジングテクノロジー」による低炭素社会の実現(平成29年度-)
探索研究
本格研究(雨宮課題)※ALCA-Next未来本格型領域で推進
本格研究(内本課題)
本格研究(宮城島課題)
本格研究(若宮課題)
本格研究(佐塚課題)
本格研究(藤本課題)
研究開発運営会議委員
大崎 博之 | 東京大学 大学院新領域創成科学研究科 教授 |
黒田 忠広 | 東京大学 特別教授室 特別教授 |
桑畑 進 | 大阪大学 名誉教授 |
辰巳 敬 | 東京工業大学 名誉教授 |
土肥 義治 | 東京工業大学 名誉教授 |
原田 幸明 | 物質・材料研究機構 名誉研究員 |
トピックス
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2024年2月8日(木) 大阪大学 中西周次教授らが、研究成果を発表しました(中西課題)
「世界初!高速化学合成した糖によるバイオものづくり」
大阪大学プレスリリース -
2023年12月26日(火) 神戸大学の蓮沼誠久教授らが研究成果を発表しました(蓮沼課題)
「警告物質が窒素利用を制御する作用点を解明-光合成細菌を用いたバイオものづくり-」
JSTプレスリリース -
2023年11月30日(木) 物質・材料研究機構の坂牛健主幹研究員らが研究成果を発表しました(松田課題)
「進化するAIがエコな水素の普及のための新規材料開発を支援する~白金族元素を使わない電極材料を探し出す~」
JSTプレスリリース -
2023年11月8日(水) 大阪大学 中西周次教授らが、研究成果を発表しました(中西課題)
「“生物が食べられる糖”の高速化学合成」
大阪大学プレスリリース -
2023年10月3日(火) 東京大学 藤本博志教授らが、JST未来社会創造事業「電気自動車への直接給電が拓く未来社会」の取り組みとして、公道での走行中給電実証実験を開始しました(藤本課題)
「柏の葉スマートシティにて、日本初、電気自動車への走行中給電の公道実証実験を開始」
東京大学プレスリリース -
2023年9月23日(土) 東京工業大学の細野秀雄栄誉教授らが研究成果を発表しました(細野課題)
「トポロジカル絶縁体を触媒として有機尿素類を室温で高収率合成~量子の力の触媒への展開~」
JSTプレスリリース -
2023年9月15日(金) 京都大学の雨宮尚之教授らが研究成果を発表しました(雨宮課題)
「キロアンペア級の交流電流を流せる高温超伝導集合導体SCSCケーブルを開発~交流損失低減でカーボンニュートラルや核融合への応用に期待~」
JSTプレスリリース -
2023年7月31日(月) 本格研究 宮城島課題「酸性水を用いた微細藻類の培養および利用形態の革新」キックオフシンポジウム開催(2023年8月23日オンライン開催)
シンポジウムのご案内
パンフレット(PDF:478MB) -
2023年7月13日(木) 弘前大学の園木和典准教授らが研究成果を発表しました(園木課題)
リグニンからバニリン酸を選択的に生産しポリマー合成に適用できることを実証「化学とバイオが連携してリグニンからの芳香族ポリマー合成に成功」
弘前大学プレスリリース -
2023年4月10日(月) 群馬大学の橘熊野准教授らが研究成果を発表しました(橘課題)
「食料廃棄部位を原料としたリサイクル性有機ケイ素高分子を開発~ベンゼン環からバイオマス由来ビフラン骨格への転換~」
JSTプレスリリース
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2023年1月4日(火) JSTnews2023年1月号にバイオテクノロジー分科会の研究成果が紹介されました
(近藤昭彦研究開発運営会議委員、中島田課題、宮城島課題、蓮沼課題)
「特集 ― CO2から有用物質を生産し低炭素社会実現へ」
JSTnews(PDF:3.8MB) -
2022年12月21日(水) 尾坂格研究開発代表者が2022年度日本化学会第40回学術賞を受賞しました
(尾坂課題概要) -
2022年11月30日(水) 2022年11月に開催した「地球規模課題である低炭素社会の実現」領域「令和4年度太陽エネルギー分野公開成果報告会」の報告を公開しました
報告ページはこちら -
2022年11月1日(火) 低炭素社会領域・大阪大学 藤井英俊教授の研究成果がJSTnews2022年11月号に掲載されました(藤井課題)
「強度特性を保つ金属同士の「低温接合」 省電力、廃棄物削減につながる新技術」
JSTnews -
2022年10月24日(月) 「低炭素社会領域」令和4年度太陽エネルギー分野公開成果報告会
(2022年11月11日ハイブリッド開催)
イベントのご案内(PDF:301KB) -
2022年10月4日(火) 情報・システム機構 国立遺伝学研究所 宮城島進也教授らが研究成果を発表しました(宮城島課題)
「植物進化の解明と微細藻類の高度な産業利用の促進~温泉微細藻類ガルデリアの性の発見と高度な遺伝的改変技術~」
JSTプレスリリース -
2022年9月16日(金) 物質・材料研究機構(NIMS)白井康裕グループリーダーらが研究成果を発表しました(白井課題)
「効率20%超で1000時間以上の太陽光連続発電を実現
~界面制御したペロブスカイト太陽電池のブレイクスルー~」
物質・材料研究機構(NIMS)プレスリリース -
2022年7月28日(木) 北陸先端科学技術大学院大学 (JAIST) の松見 紀佳教授らが研究成果を発表しました(松見課題)
「超高強度シェルを有する高度安定化マイクロサイズシリコンの
新規負極活物質の開発とリチウムイオン2次電池への応用」
北陸先端科学技術大学院大学プレスリリース -
2022年6月9日(木) 神戸大学先端バイオ工学研究センターの石井純准教授らが研究成果を発表しました(原課題)
「有用タンパク質の高生産性化に向けた新たなピキア酵母株の開発方針を提案」
神戸大学プレスリリース -
2022年6月8日(水) 「低炭素社会の実現」領域 本格研究「SnからなるPbフリーペロブスカイト太陽電池の開発」キックオフシンポジウム開催(2022年6月23日ハイブリッド開催)
イベントのご案内(PDF:460KB) -
2022年4月8日(金) 研究開発代表者の椿範立先生、若宮淳志先生が令和4年度科学技術分野の文部科学大臣表彰を受賞しました(椿課題概要、若宮課題概要)
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2022年4月6日(水) 静岡県立大学原清敬准教授らが研究成果を発表しました(原課題)
「光で有用物質を高生産する微生物の開発」
静岡県立大学プレスリリース
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2022年3月9日(水) 神戸大学田中勉准教授らが研究成果を発表しました(田中課題)
「常識を覆す糖の再排出メカニズムの発見 -代謝スパイスへの応用-」
神戸大学プレスリリース -
2022年1月18日(火) 「低炭素社会領域」令和3年度公開成果報告会~蓄電池・燃料電池関連の課題~(2022年3月9日オンライン開催)
イベントのご案内(PDF:721KB) -
2021年12月17日(金) 京都大学シバニア・イーサン教授らが研究成果を発表しました(シバニア課題)
「世界最高の水素分離性能を有する酸化グラフェン膜を開発
~耐湿性を飛躍的に改善し、実用化に大きく前進~」
JSTプレスリリース -
2021年12月1日(水) JSTnews2021年12月号に小俣課題の研究成果が紹介されました。
「脂肪酸による光合成の阻害を解明 バイオ燃料の増産や農薬開発に道」
JSTnews(PDF:1.1MB) -
2021年11月16日(火) 京都大学雨宮尚之教授らが研究成果を発表しました(雨宮課題)
「高温超伝導線の交流損失を20分の1に低減 -脱炭素に貢献する電気機器の超伝導化に道筋-」
京都大学プレスリリース -
2021年11月4日(木) 「雑種強勢の原理解明によるバイオマス技術革新」キックオフシンポジウム開催のお知らせ(佐塚課題)(2021年12月2日オンライン開催)
イベントのご案内 -
2021年8月6日(金) 公開委員会「持続可能な電動モビリティ社会を実現する研究・開発」開催(低炭素領域 本格研究(藤本課題))(2021年9月17日オンライン開催)
イベントのご案内 -
2021年8月2日(月) 日刊工業新聞ニュースサイトに藤井課題の研究成果が紹介されました
「金属が変質せずに強靭性保つ。阪大が開発した低温接合法がスゴい!」
日刊工業新聞ニュースイッチ
(日刊工業新聞2021年7月30日発行紙面にも掲載) -
2021年7月26日(月) 野村課題(東北大学)「モシブチックセミナー」のご案内(2021年8月6日オンライン開催)
「モシブチックセミナー」のご案内(PDF:87KB) -
2021年7月1日(木) JSTnews2021年7月号に平石課題の研究成果が紹介されました
特集-1 プラスチックごみ削減のために
「 生分解性プラスチックを実用化 多様な環境下での循環に挑む」
JSTnews(PDF:1.8MB) -
2021年5月11日(火) 広島大学の中島田豊教授らが研究成果を発表しました(中島田課題)
「二酸化炭素、合成ガスを材料にアセトンを合成する好熱性微生物の開発に成功~カーボンリサイクルに貢献するバイオプロセスが可能に~」
広島大学プレスリリース -
2021年5月11日(火) JSTnews2021年5月号に佐藤課題の研究成果が紹介されました
特集-1 ゲノム情報が広げる穀物生産の可能性
「世界のオオムギ集め多様性を生かす デジタル育種で低炭素社会の実現へ」
JSTnews(PDF:770KB)
2021年6月11日(金) 中国向けポータルサイト「客観日本」に掲載されました
客観日本(中国語) -
2021年4月19日(月) 令和3年度新規本格研究課題が決定しました(佐塚課題、藤本課題)
「未来社会創造事業(探索加速型)における令和3年度新規本格研究課題の決定について」
JSTプレスリリース -
2021年4月1日(木) 大阪大学の春日貴章氏、能木雅也教授が研究成果を発表しました(齋藤課題)
「濡れても割れても電子回路を守る機能性コーティング~木材由来のナノ繊維が短絡(ショート)を防ぐ~」
JSTプレスリリース
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2021年3月24日(水) 神戸大学先端バイオ工学研究センターの石井純准教授らが研究成果を発表しました(原課題)
「酵母の遺伝子スイッチを人工的に作りだす新たな手法を開発」
神戸大学プレスリリース -
2021年2月25日(木) 東京大学大学院 農学生命科学研究科 齋藤継之准教授らが研究成果を発表しました(齋藤課題)
「木材から、高強度・光透過性・断熱性・自己消火性を兼ね備えた多孔質材料を開発」
東京大学大学院 農学生命科学研究科研究成果 -
2021年1月26日(金) 北陸先端科学技術大学院大学 松見紀佳教授らが研究成果を発表しました(松見課題)
「シリコン負極表面を高度に安定化するポリ(ボロシロキサン)型人工SEIの開発に成功」
北陸先端科学技術大学プレスリリース -
2020年12月1日(火) 神戸大学先端バイオ工学研究センターの石井純准教授らが研究成果を発表しました(原課題)
「ピキア酵母においてターミネーター配列が RNA安定性と遺伝子発現量を制御していることを発見
- タンパク質の発現を最適化する技術として期待 -」
神戸大学プレスリリース -
2020年11月26日(木) 岡山大学 資源植物科学研究所 佐藤和広教授らが研究成果を発表しました(佐藤課題)
「オオムギ遺伝資源のゲノム多様性を解明~オオムギのデジタル育種の実現が期待~」
JSTプレスリリース -
2020年8月24日(月) 情報・システム機構 国立遺伝学研究所 宮城島進也教授らが研究成果を発表しました(宮城島課題)
「有用藻類を高塩濃度、酸性下で増やせ~温泉に棲む有用微細藻類の海水を用いた屋外開放培養に成功~」
JSTプレスリリース -
2020年8月14日(金) 富山大学 椿教授らが研究成果を発表しました(椿課題)
「世界初、自己触媒機能付き金属触媒反応器を3Dプリント技術で作製~高温・高圧反応可能、プラントを劇的に小型化~」
JSTプレスリリース
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2020年3月13日(金) 早稲田大学 関根泰教授らが研究成果を発表しました(関根課題)
「低温で化学反応が速く進む手法を世界で初めて発見」
JSTプレスリリース 2020年1月14日(火) 神戸大学 田中勉准教授が研究成果を発表しました(田中課題)
「微生物に糖を目的別に使い分けさせる新技術でポリマー原料の生産性向上に成功」
JSTプレスリリース-
2019年12月13日(金) JSTnews2019年12月号に藤本課題の研究成果が紹介されました
「走りながら充電する電気自動車を開発 受電回路と駆動装置の全てをタイヤの中に」
JSTnews(PDF:400KB) -
2019年10月10日(木) 東京大学 藤本博志准教授らが研究成果について記者会見し、隣接する実験場にて走行中給電実車走行デモンストレーションを行いました(藤本課題)
「『第3世代 走行中ワイヤレス給電インホイールモータ』の開発に成功-世界初 受電から駆動までのすべてをタイヤのなかに-」
東京大学プレスリリース -
2019年10月1日(火) 埼玉大学 西山佳孝教授らが研究成果を発表しました(小俣課題)
「光合成は修復能力を上げて強光に耐える-光合成の強光耐性の新たな仕組みを解明-」
埼玉大学プレスリリース -
2019年9月15日(金) JSTnews2019年9月号に原課題の研究成果が紹介されました
「緑は進め 赤は止まれ 光で微生物の代謝を制御 物質生産の効率化へ」
JSTnews(PDF:800KB) -
2019年6月27日(木) 大阪大学 清水浩教授・戸谷吉博准教授らが研究成果を発表しました(原課題)
「細胞の代謝の流れを光照射で自在にコントロール ―生物工学における、微生物を利用した有用物質の高効率な生産へ―」
大阪大学プレスリリース
2018年9月18日(火) 富山大学 椿範立教授らが研究成果を発表しました(椿課題)
「航空機ジェット燃料を直接合成できるオンデマンド触媒の開発~『ゲームチェンジングテクノロジー』による低炭素社会の実現~」
JSTプレスリリース-
2018年9月13日(金) JSTnews2018年9月号に藤田課題の研究成果が紹介されました
「作物が窒素固定する時代に向けて酵素のエベレストに挑戦」
JSTnews(PDF:1MB) 2018年5月9日(水) 名古屋大学 藤田祐一教授らが研究成果を発表しました(藤田課題)
「空気を肥料とする農業に向け大きく前進~光合成生物に窒素固定酵素を導入~」
JSTプレスリリース