心理状態の客観的把握とフィードバック手法の確立による
生きがい・働きがいのある社会の実現
ひとりひとりが能力を発揮しながら活躍できる社会を実現するためには、日常生活の中で個人やグループの心理状態をきめ細かく把握し、メンタル不調の兆候を早期に検出してその改善を促すことや、学習や仕事に取り組む人の意欲や集中力を高めることが重要です。これまで、人の心理状態の調査は行動観察や質問紙等の方法を中心に行われ、心理状態の長期的な変化の把握は困難でした。そのため、日常生活で継続的に計測できるデータから心理状態を客観的に推定する技術を開発し、日常生活の中で心理状態を改善する手法を確立する必要があります。
本重点公募テーマでは、日常生活の中で継続的に計測できるデータと心理状態の関係を明らかにし、複数の計測データにより心理状態を客観的に推定する技術を開発するとともに、心理状態に応じた適切なフィードバックの手法を開発します。ひとりひとりが能力を発揮できる心理状態を促し、生きがいや働きがいのある社会の実現を目指します。
採択課題一覧
■探索研究
*令和2年度採択までは所属・肩書は終了時点のもの
令和3年度採択 | 概要 | 期間 |
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匂いによる母子間交流を活用した安全・安心の創造 尾﨑 まみこ |
(PDF:981KB) |
2021.10 ~2023.03 |
脳波脳トレ競技「bスポーツ」による健康脳の維持・増進 長谷川 良平 |
(PDF:861KB) |
2021.10 ~2023.03 |
個々人の学習効果を随時予測・改善する教育・学習基盤の実現 山崎 俊彦 |
(PDF:695KB) |
2021.10 ~2023.03 |
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