「世界一の安全・安心社会の実現」領域  探索研究

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食・運動・睡眠等日常行動の作用機序解明に基づくセルフマネジメント

 「食」「運動」「睡眠」は私たちが日々の健康を維持するうえでもっとも基本となる3原則と言われ、人生を通じて健康でいられる期間(健康寿命)を長くするためには、これらの日常行動の適切な管理が不可欠と考えられます。また、現在の社会には健康に関する様々な情報が豊富に存在していますが、 作用機序に基づく健康情報は十分とは言えず、私たちひとりひとりの健康維持のための具体的な行動、あるいは行動改善へとつなげていくには、恒常性維持の作用機序に基づく健康情報の蓄積が必須となっています。
 本重点公募テーマでは、「食」「運動」「睡眠」等の日常行動の生体における作用機序を解明する研究開発を実施することにより、真に効果的な行動をおこすための科学的エビデンスを形成し、健康維持のためのセルフマネジメントが広く普及することを目指します。これにより、個人に最適な健康活動の提示が可能なサービスを次々と生み出すための基盤を構築し、健康長寿社会の実現を目指します。

採択課題一覧

■探索研究

令和元年度採択概要期間
快適生活をマネジメントする脳フィットネス戦略
征矢 英昭(筑波大学 体育系ヒューマン・ハイ・パフォーマンス先端研究センター(ARIHHP) センター長/教授)
快適生活をマネジメントする脳フィットネス戦略
(PDF:985KB)
2019.11
~2022.03
高齢社会を支える若年成人の生活習慣リスク
藤原 浩(金沢大学 医薬保健研究域医学系 教授)
高齢社会を支える若年成人の生活習慣リスク
(PDF:721KB)
2019.11
~2022.03
体内時計と生活時間の不適合による恒常性破綻
八木田 和弘(京都府立医科大学 大学院医学研究科 教授)
体内時計と生活時間の不適合による恒常性破綻
(PDF:831KB)
2019.11
~2022.03
睡眠脳波を指標とする睡眠と運動の自己管理による健康寿命延伸
柳沢 正史(筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構 機構長/教授)
睡眠脳波を指標とする睡眠と運動の自己管理による健康寿命延伸
(PDF:885KB)
2019.11
~2022.03
令和2年度採択概要期間
健康長寿実現に向けた新規運動指標エクササイズゲージの構築
岩部 真人(日本医科大学 大学院医学研究科 大学院教授/東京大学医学部附属病院 届出研究員)
健康長寿実現に向けた新規運動指標エクササイズゲージの構築
(PDF:1.4MB)
2020.11
~2023.03
幼少期の咀嚼機能が健やかな発達をもたらす作用機序
加藤 隆史(大阪大学 大学院歯学研究科 教授)
幼少期の咀嚼機能が健やかな発達をもたらす作用機序
(PDF:528KB)
2020.11
~2023.03
運動の健康維持・増進効果の分子機序解明
澤田 泰宏(国立循環器病研究センター研究所 細胞生物学部 客員部長)
運動の健康維持・増進効果の分子機序解明
(PDF:407KB)
2020.11
~2023.03
時間栄養学視点による個人健康管理システムの創出
柴田 重信(早稲田大学 理工学術院 教授)
時間栄養学視点による個人健康管理システムの創出
(PDF:545KB)
2020.11
~2023.03

*所属・肩書は終了時点のもの

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