探索加速型 「世界一の安全・安心社会の実現」領域

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運営統括

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田中 健一 三菱電機株式会社 技術統轄

昭和56年 4月 三菱電機株式会社中央研究所 入社
平成22年 4月 同社 先端技術総合研究所 所長
平成23年 4月 同社 役員理事 先端技術総合研究所 所長
平成26年 4月 同社 開発本部 役員技監
平成30年 4月 同社 開発本部 技術統轄(現職)

概要と重点公募テーマ

自然災害への対応、食品安全、生活環境、労働衛生等の確保、サイバーセキュリティの確保、 国家安全保障上の諸課題への対応などを対象とする領域とします。
(文部科学省から示された「重点公募テーマの設定に当たっての領域について」より

進行中の重点公募テーマ

・ひとりひとりに届く危機対応ナビゲーターの構築(平成29年度-)
・ヒューメインなサービスインダストリーの創出(平成29年度-)
・生活環境に潜む微量な危険物から解放された安全・安心・快適なまちの実現(平成30年度-)
・食・運動・睡眠等日常行動の作用機序解明に基づくセルフマネジメント(令和元年度-)

令和元年度の公募テーマの詳細は、公募ページの募集要項・別紙(第6章)をご覧ください。

採択課題一覧

ひとりひとりに届く危機対応ナビゲーターの構築

 ハザードとは自然災害のみならず、事故、事件、サイバー攻撃など、現代社会で想定される非常事態を引き起こすあらゆる危険因子を意味します。ますます多様化・複雑化する現代社会では、さまざまなリスクに取り囲まれていることを認識した上で、科学技術によりハザードによる被害をゼロもしくは最小限にとどめるアプローチを考えなければなりません。そのアプローチは、ハザードの予測(ハザードを察知する)・予防(被害に備える)・対応(危機に対応し、迅速に危機を克服する)の3つのフェーズに整理することができます。
 ハザードの予測・予防フェーズのアプローチは、近年、科学技術による高度化が進められています。他方、対応フェーズは依然として「人の判断」に大きく依存する傾向があります。そこで、本重点公募テーマでは、対応フェーズを高度に支援する技術の確立を目指します。非常事態における組織の判断精度を向上させるとともに、ひとりひとり(個人)に確実に行動オプションを届けるナビゲーター(危機対応ナビゲーター)を構築し、誰もが守られていると実感できる社会の実現を目指します。

■探索研究

平成30年度採択概要
確実に情報を伝える音声避難誘導システムの実現
赤木 正人(北陸先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科 教授)
確実に情報を伝える音声避難誘導システムの実現
(PDF: 545KB)
イベント運営とシームレスな危機対応基盤
日下 彰宏(株式会社小堀鐸二研究所 構造研究部 次長)
イベント運営とシームレスな危機対応基盤
(PDF: 521KB)
平成29年度採択概要
マルチビュー画像計測技術によるエネルギー輸送インフラの安全・安心運用の実現
河野 行雄(東京工業大学 科学技術創成研究院 未来産業技術研究所 准教授)
マルチビュー画像計測技術によるエネルギー輸送インフラの安全・安心運用の実現
(PDF:727KB)
スーパーセキュリティゲートの実現
木村 建次郎(神戸大学 数理データサイエンスセンター 教授)
スーパーセキュリティゲートの実現
(PDF:324KB)
情報基盤と連携したリアルタイム救急・災害時支援システム
阪本 雄一郎(佐賀大学 救急医学講座 教授)
情報基盤と連携したリアルタイム救急・災害時支援システム
(PDF:968KB)
個人及びグループの属性に適応する群集制御
西成 活裕(東京大学 先端科学技術研究センター 教授)
個人及びグループの属性に適応する群集制御
(PDF:701KB)
都市浸水リスクのリアルタイム予測・管理制御
古米 弘明(東京大学 大学院工学系研究科 教授)
都市浸水リスクのリアルタイム予測・管理制御
(PDF:356KB)

※探索研究(要素技術タイプ)課題

ヒューメインなサービスインダストリーの創出

 さまざまなサービスの登場により私たちの生活は安全・安心で豊かになり、今後もますますその傾向は続くと想定されます。このような背景から、本テーマでは実現手段として科学技術を活用した新しいサービスの創出を目指します。そのためには未来の社会ではどのようなサービスが求められ、どのような科学技術がその実現に貢献するかの検証が必要です。
 例えば、現在の通信では音声・文字が主な伝達手段になっていますが、未来では触覚や味覚、嗅覚など、言葉にできない内容を共有することが可能になるかもしれません。昨今の科学技術の進展と、私たちの想像力とを組み合わせれば、多くのより良いサービスを創出し、安全・安心ひいては快適な社会を作ることができるはずです。本重点公募テーマでは、人と人とのつながりを促進することや、人の周囲の環境を適切に制御することにより、誰もが安全・安心ひいては快適を実感することができるヒューメインなサービスの実現を目指します。

■本格研究

平成29年度採択・令和元年度本格移行概要
香りの機能拡張によるヒューメインな社会の実現
東原 和成(東京大学 大学院農学生命科学研究科 教授)
プロジェクトページ
香りの機能拡張によるヒューメインな社会の実現
(PDF:970KB)

■探索研究

平成30年度採択概要
生鮮な食品・農産物の品質&おいしさの非接触見える化システムの実現
柏嵜 勝(宇都宮大学 農学部 准教授)
生鮮な食品・農産物の品質&おいしさの非接触見える化システムの実現
(PDF: 557KB)
無意識下に健康を増進できる高付加価値空間の創造
加藤 昌志(名古屋大学 大学院医学系研究科 教授)
無意識下に健康を増進できる高付加価値空間の創造
(PDF: 761KB)
形状、食感を制御したソフト食の製作技術の開発
川上 勝(山形大学 有機材料システムフロンティアセンター プロジェクト教員(准教授))
形状、食感を制御したソフト食の製作技術の開発
(PDF: 696KB)
情報活用による高齢者シェアダイニングの構築
日下 菜穂子(同志社女子大学 現代社会学部 教授)
情報活用による高齢者シェアダイニングの構築
(PDF: 514KB)
ひとりひとりが実力を発揮できるワークプレイス
田邉 新一(早稲田大学 理工学術院 教授)
ひとりひとりが実力を発揮できるワークプレイス
(PDF: 626KB)
味覚・嗅覚・食感イノベーションによる食サービスの創出
都甲 潔(九州大学 五感応用デバイス研究開発センター 特任教授)
味覚・嗅覚・食感イノベーションによる食サービスの創出
(PDF: 584KB)
平成29年度採択概要
健康寿命延伸のためのパーソナルライフケアICT基盤の創出
天野 良彦(信州大学 学術研究院(工学系) 教授)
健康寿命延伸のためのパーソナルライフケアICT基盤の創出
(PDF:973KB)
絶好調維持システムを目指した先制治療「ナノ・セラノスティクス」の実現
一柳 優子(横浜国立大学 大学院工学研究院 准教授)
絶好調維持システムを目指した先制治療「ナノ・セラノスティクス」の実現
(PDF:1.09MB)
健康モデル化によるスマートインタラクティブサービス
貝原 俊也(神戸大学 大学院システム情報学研究科 教授)
健康モデル化によるスマートインタラクティブサービス
(PDF:812KB)
セルフデータ収集によるヘルス・セントリック社会の創出
洪 繁(慶應義塾大学 医学部 准教授)
セルフデータ収集によるヘルス・セントリック社会の創出
(PDF:296KB)
半導体バイオセンサ技術によるヘルスモニタリングサービスの実現
坂田 利弥(東京大学 大学院工学系研究科 准教授)
半導体バイオセンサ技術によるヘルスモニタリングサービスの実現
(PDF:848KB)
会話の空気を読み取るAIによるフワキラ空間の構築
坂本 真樹(電気通信大学 大学院情報理工学研究科 教授)
会話の空気を読み取るAIによるフワキラ空間の構築
(PDF:722KB)
ヒューマン嗅覚インタフェースによる香りの再現とその応用
中本 高道(東京工業大学 科学技術創成研究院 教授)
ヒューマン嗅覚インタフェースによる香りの再現とその応用
(PDF:0.98MB)
スマート健康パッチによる水分マネジメント
西澤 松彦(東北大学 大学院工学研究科 教授)
スマート健康パッチによる水分マネジメント
(PDF:869KB)
自発・自律型エビデンスに基づくBathing Navigationの実現
早坂 信哉(東京都市大学 人間科学部児童学科 教授)
自発・自律型エビデンスに基づくBathing Navigationの実現
(PDF:849KB)
認知症ゼロ社会の実現へ向けた未病検診サービス
村瀬 研也(大阪大学 国際医工情報センター 特任教授)
認知症ゼロ社会の実現へ向けた未病検診サービス
(PDF:280KB)
新健康指標PAMs:アルクダケで健康管理
八木 康史(大阪大学 産業科学研究所  理事・副学長)
認新健康指標PAMs:アルクダケで健康管理
(PDF:675KB)

探索研究生活環境に潜む微量な危険物から解放された安全・安心・快適なまちの実現

 私たちが普段当たり前にその恩恵を享受している空気や水は、まちという広範囲の空間において多くの人々と共有しているものです。一方で、ウイルスや花粉、化学物質など、健康を害する要因となる微量な危険物が潜んでいることが知られており、ひとたび酷く汚染されると多くの人々の健康に悪影響を及ぼしてしまいます。個々人の対応、例えばマスクの着用や家庭用浄水器の設置などが有効な場合もありますが、人々が望む未来社会の姿を考えれば、できるだけ個人の負担を軽くすること、不安要素を取り除くことが国の研究開発の役割といえるでしょう。
 本重点公募テーマでは研究開発の実施を通じ、①花粉が飛ばないまち、②マスクのいらないまち、③浄水器がいらないまち、④いつも海がきれいなまちなど、さまざまな人が行き交うまちに新たな付加価値をもたらすことを目指します。

■探索研究

平成30年度採択概要
食中毒から生活者を解放する人工抗体提示細胞
上田 宏(東京工業大学 科学技術創成研究院 教授)
食中毒から生活者を解放する人工抗体提示細胞
(PDF: 352KB)
重要管理点での高規格水処理によるバイオリスク低減
田中 宏明(京都大学 大学院工学研究科 教授)
重要管理点での高規格水処理によるバイオリスク低減
(PDF: 576KB)
誰からも信頼される「水」を創る新規VUV/MBR
松井 佳彦(北海道大学 大学院工学研究院 教授)
誰からも信頼される「水」を創る新規VUV/MBR
(PDF: 886KB)
下水処理場での耐性菌リスクの検知と低減
渡部 徹(山形大学 農学部 教授)
下水処理場での耐性菌リスクの検知と低減
(PDF: 597KB)

研究開発運営会議委員

須藤 亮 株式会社東芝 特別嘱託
鷲見 和彦 青山学院大学 理工学部 教授
武田 安弘 森永乳業株式会社 研究本部 健康栄養科学研究所 所長
長田 典子 関西学院大学 理工学部 教授
林 春男 防災科学技術研究所 理事長
矢川 雄一 株式会社日立製作所 テクノロジーイノベーション統括本部 副統括本部長
黒沢 努 科学技術振興機構 未来創造研究開発推進部 調査役

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