「顕在化する社会課題の解決」領域
公開シンポジウム
『複雑化する社会課題解決の道筋を探して』

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お知らせ

2023/2/6 シンポジウムページを公開しました。

2023/2/24 各講演タイトルが決定しました。

2023/4/27 シンポジウム開催後の報告ページを公開しました。

開催趣旨

世界的な食料危機や枯渇性エネルギーからの早期脱却、生物資源の過剰消費など、私たちが直面する社会課題の深刻さは年々顕著になり、相互に関連して複雑化しています。本シンポジウムでは、こうした社会課題の解決に向けて奔走する実プレイヤーから事例紹介していただくとともに、令和4年度よりJST未来社会創造事業「顕在化する社会課題の解決」領域で研究を開始した未来を担う5名の研究者が研究内容を紹介します。

開催概要

【日時】  2023年3月3日(金) 13:30~16:30
【会場】  オンライン(Zoomウェビナー)
【参加費】 無料
【主催】  国立研究開発法人科学技術振興機構

参加申込

下記の参加申込フォームより必要事項をご入力の上、お申込みください。

参加申込フォーム

プログラム

13:30~13:40 開会挨拶/未来社会創造事業「顕在化する社会課題の解決」領域概要説明
高橋 桂子 運営統括
(早稲田大学総合研究機構グローバル科学知融合研究所 上級研究員/研究院教授)
13:40~14:10 基調講演
「世界気候エネルギー首長誓約」―地域からシステム転換をめざす―
杉山 範子
(名古屋大学大学院環境学研究科附属持続的共発展教育研究センター 特任准教授)
14:10~14:30 研究開発課題紹介
発電と農業を融合した太陽光エネルギー有効利用システムの開発
家 裕隆(大阪大学産業科学研究所 教授)
14:30~14:50 研究開発課題紹介
開花時刻調節で変わる未来の作物生産
石丸 努(農研機構中日本農業研究センター 上級研究員)
14:50~15:00 休憩
15:00~15:30 基調講演
「絶対むり!」な昆虫由来の素材開発と普及へのアプローチ
松居 佑典(株式会社BugMo 代表取締役)
15:30~15:50 研究開発課題紹介
都市代謝系と沿岸生態系が融合した循環型エネルギー・食料生産システムの構築
藤原 拓(京都大学大学院工学研究科 教授)
15:50~16:10 研究開発課題紹介
「自然を大切に」が当たり前の社会に向けて
-- ネイチャーポジティブを実現する環境社会統合影響評価

馬奈木 俊介(九州大学大学院工学研究院 主幹教授)
16:10~16:30 研究開発課題紹介
バイオマスを基にした物質・エネルギー循環技術の実現
藪 浩(東北大学材料科学高等研究所 ジュニア主任研究員(准教授))
16:30~ 閉会挨拶

登壇者

総合司会

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高橋 桂子
早稲田大学総合研究機構グローバル科学知融合研究所上級研究員・研究院教授。未来社会創造事業「顕在化する社会課題の解決」領域運営統括。1991年東京工業大学大学院総合理工学研究科システム科学専攻博士後期課程修了。工学博士。2021年より現職。専門は超大規模シミュレーション、大気、海洋、都市環境の予測研究。

基調講演(五十音順)

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杉山 範子
名古屋大学大学院環境学研究科附属持続的共発展教育研究センター特任准教授。2008年名古屋大学大学院環境学研究科社会環境学専攻修了。博士(環境学)。地域気候政策を研究。2017年から欧州委員会の受託事業で気候政策に取り組む自治体の世界最大のネットワー ク「世界気候エネルギー首長誓約」の日本事務局を担当。気象予報士。
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松居 佑典
株式会社BugMo代表取締役。同志社⼤学法学部卒。東京⼤学大学院農学⽣命研究科生産・環境生物学専攻。国内電機メーカーと農業ベンチャー勤務後、2018年株式会社BugMo創業。⾃⾝が健康を理由に⼤学を⼀度ドロップアウトしたこと、及びカンボジアで無一文になった経験から、誰もが⾃分の健康や⼈⽣を⾃分でデザインできるよう食用昆虫由来のタンパク質生産システム及び素材の研究開発に取り組む。

研究開発課題紹介(五十音順)

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家 裕隆
(大阪大学産業科学研究所 教授)
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石丸 努
(農研機構中日本農業研究センター 上級研究員)
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藤原 拓
(京都大学大学院工学研究科 教授)
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馬奈木 俊介
(九州大学大学院工学研究院 主幹教授)
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藪 浩
(東北大学材料科学高等研究所 ジュニア主任研究員(准教授))

お問い合わせ先

国立研究開発法人科学技術振興機構
未来創造研究開発推進部
E-mail: mirai-challenge★jst.go.jp(★を@に置き換えてください)

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