「個人に最適化された社会の実現」領域
WELL-BEING TECHNOLOGY 2025におけるブース展示及びセミナー 報告

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開催概要

期間
2025年1月29日(水)~1月31日(金)
会場
東京ビッグサイト 東5ホール(東京都江東区有明3-11-1)
主催
JST未来社会創造事業「個人に最適化された社会の実現」領域

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報告概要

 「個人に最適化された社会の実現」領域(運営統括:和賀巌(NECソリューションイノベータ))では、WELL-BEING TECHNOLOGY2025(主催:WELL-BEING TECHNOLOGY実行委員会)に出展しました。研究課題紹介のブース展示に加え、1月30日にはセミナー「”Well-being”に資する製品・サービスの求められる方向性とは?~ビジネスをとりまく環境や最新の研究開発・事例を踏まえて~」を開催しました。

 ブース展示では、探索研究10課題のポスター展示や、4課題の研究開発代表者や研究実施者による説明および計測機器等を用いたデモを行いました。ブースを訪れた参加者と研究開発代表者等が熱心に質疑応答を行い、参加者のニーズと研究者のシーズを探る場となりました。

 セミナーには、約100名の方々にご参加いただきました。セミナー前半では、和賀運営統括より当領域の探索研究期間(令和3年度~令和6年度)の総括が行われました。このほか、令和3年度採択課題の菊水健史氏(麻布大学 教授)による最新研究事例の紹介や、持丸正明氏(産業総合研究所 フェロー)による標準化戦略の視点から期待する製品・サービスの紹介も行われました。

 セミナー後半では、菊水氏、持丸氏のほか前野隆司氏(武蔵野大学ウェルビーイング学部長・慶應義塾大学教授)をパネリストとして、和賀運営統括の進行のもとパネルディスカッションが行われました。日本から「Well-being」ビジネスを生み出すこと、将来必要な製品・サービス、および国際標準化を利用した海外ビジネス進出について、意見交換が行われました。

 今回の出展がきっかけで、来場した企業の方々から研究開発代表者への問い合わせがあり、研究課題が企業連携の可能性を見いだす機会となりました。


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ブース展示の様子(1)

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ブース展示の様子(2)

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セミナーでの研究紹介(和賀巌運営統括)

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セミナー会場の様子

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菊水健史氏

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持丸正明氏

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前野隆司氏

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パネリスト(左より、前野隆司氏、持丸正明氏、菊水健史氏)


セミナープログラムと当日の資料


発表内容等 資料へのリンク
1.未来社会創造事業「個人に最適化された社会の実現」領域の紹介
和賀 巌 運営統括(NECソリューションイノベータ シニアフェロー)
PDF
(PDF: 2.5MB)
2.“Well-being”研究に関する具体的研究開発事例紹介
・ビジネス創出に向けた研究成果の展開
菊水 健史(麻布大学獣医学部 教授)
PDF
(PDF: 1.9MB)
3.Well-being研究・産業を取り巻く環境について
・標準化戦略の視点から期待する製品・サービスについて
持丸 正明(産業技術総合研究所フェロー)
PDF
(PDF: 4.5MB)
パネルディスカッション
(1)日本から“Well-being”ビジネスを生み出すには?
(2)将来、必要な製品・サービスとは?
(3)国際標準化を利用した海外ビジネス進出へのヒントは?

<モデレーター>
和賀 巌 運営統括(NECソリューションイノベータ シニアフェロー)

<パネリスト>
菊水 健史(麻布大学 教授)
前野 隆司(慶應義塾大学/武蔵野大学 教授)
持丸 正明(産業総合研究所 フェロー)
(五十音順)(敬称略)
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以上

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