戦略的国際科学技術協力推進事業/国際科学技術共同研究推進事業(戦略的国際共同研究プログラム)

国立研究開発法人科学技術振興機構のサイトへ



戦略的国際科学技術協力推進事業


[本文]

表示中のページ
JSTトップ > 戦略的国際科学技術協力推進事業 > 事後評価 > 日本−フランス(CNRS)研究交流における平成21年度終了課題の事後評価について

文字サイズ変更

  • 大
  • 中
  • 小

戦略的国際科学技術協力推進事業 日本−フランス(CNRS)研究交流における事後評価結果について

平成22年12月22日
独立行政法人科学技術振興機構
国際科学技術部

 国際科学技術部では、この度、戦略的国際科学技術協力推進事業 日本−フランス(CNRS)研究交流における平成21年度終了課題の事後評価を実施した。

1.事後評価の趣旨

 本事業は、政府間合意等に基づき文部科学省が特に重要なものとして設定した国・地域・分野において、共同研究、研究集会、シンポジウム、セミナー等の国際科学技術協力を推進するものである。
 事後評価は、研究交流の実施状況、研究成果、波及効果等を明らかにし、研究成果の今後の展開に向けた施策及び事業運営の改善に資することを目的として、実施したものである。

2.評価対象研究課題

 日本−フランス(CNRS)研究交流における平成18年度度採択、平成21年度終了の以下の5課題を対象とする。
1 システム生物学における仮説発見に関する研究
2 ウェブ上の知識フェデレーションモデルの構築とグリッドモデリングのためのユビキタス知識発見への応用
3 日仏間国際グリッドコンピューティング環境と国際的マトリクスソルバー予測システムの構築に関する研究開発
4 ロボティック内視鏡手術のための情報処理と制御に関する研究
5 フォノニック結晶:新しい音響物質系

3.研究交流実施期間

 平成19年2月から平成22年3月まで

4.事後評価の進め方

 採択時の「申請書」等と研究実施終了報告書をもとに事後評価委員が事後評価を行った。なお、事後評価の進め方については下記の通りである。
1)研究実施終了報告書を研究代表者が作成及びJSTへの提出。
2)事後評価委員への研究実施終了報告書及び申請書(研究交流計画書)等を送付し、査読評価を実施。
3)評価委員「主査」による最終事後評価結果報告書の作成。
1 評価委員「主査」が各評価者の結果を纏めた総合事後評価報告書(案)を作成。
2 総合事後評価報告書(案)を各評価委員に提示し、内容の確認。
3 最終事後評価報告書(案)を研究代表者に提示し、事実関係の確認。
4 上記の2 及び3 を経て、主査に最終確認し各課題の事後評価報告書を完成。
(被評価者から意見書が提出された場合は、24 を再実施)
4)JSTの業務運営会議・理事会に報告後、一般に公開。(JSTホームページに掲載)

5.評価基準

 本事業は諸外国との協力分野における研究交流の推進を主旨としており、研究成果の評価だけでなく、研究交流の評価を重視した。
1)評価基準
1 研究交流の評価
・研究交流の実施状況
・課題の実施を端緒とした協力対象国・地域との研究交流の持続的発展への貢献
・交流体制の強化などの波及効果
2 研究成果の評価
・外部発表(論文、口頭発表等)、特許、研究交流を通じての新たな知見の取得等の研究成果の状況
・得られた研究成果の科学技術への貢献
2)基準
 秀、優、良、可、不可、の5段階にて、評価を実施。

6.評価委員

 主査
  原島 文雄 首都大学東京 学長
 委員
  岡本 正宏 九州大学大学院 システム生命科学府 教授
  佐藤 知正 東京大学大学院 情報理工学系研究科 教授
  砂原 秀樹 慶應義塾大学大学院 メディアデザイン研究科 教授
  高木 利久 情報・システム研究機構 ライフサイエンス統合データベースセンター センター長
  堀本 勝久 産業技術総合研究所 生命情報工学研究センター チーム長
  本城 和彦 電気通信大学 電気通信学部 教授
  三浦 謙一 国立情報学研究所リサーチグリッド研究開発センター センター長
  宮崎 文夫 大阪大学大学院 基礎工学研究科 教授
  宮下 豊勝 龍谷大学 理工学部 教授

ページTOPへ


[このサイトの共通情報]

Copyright(C)2007 Japan Science and Technology Agency. All Rights Reserved.