e-ASIA共同研究プログラム

多国間協力

担当問い合わせ先:

1. プログラムの概要

e-ASIA 共同研究プログラム(略称:e-ASIA JRP)は、東アジアサミット参加国*の公的ファンディング機関が連携し、東南アジアを中心とした地域の科学技術分野の研究開発力の強化と地域共通課題の解決を目指し、3カ国以上の多国間共同研究・研究交流を推進する事業です。

e-ASIA JRPは、平成24年(2012年)6月にJSTを含む8カ国9機関が参加し、正式に発足しました。目的達成に向けて、共同公募、ワークショップによるネットワーク構築、科学技術政策の情報交換等の活動を通じて、研究の地域的な関連性、共同研究の相互利益、交流の有効性に焦点を当てた多国間研究協力を推進しています。

e-ASIA JRPで推進する共同研究は、各ファンディング機関がイコールパートナーシップに基づき共同で支援を行います。それぞれのファンディング機関が、自国の研究機関に所属する研究者を支援すること(コ・ファンド方式)により、共同研究全体が支援されます。

*東アジアサミット参加国:ASEAN加盟10カ国、日本、豪州、中国、インド、ニュージーランド、ロシア、韓国、米国

e-ASIA JRP ホームページ(英語)

図

メンバー機関

参加機関

ゲストパートナー

参加機関

協力分野

材料(ナノテクノロジー)、代替エネルギー、農業(食料)、防災、イノベーションのための先端融合分野、環境(気候変動、海洋科学)、ヘルスリサーチ(感染症、がん)

  • 材料(ナノテクノロジー)
    材料(ナノテクノロジー)
  • 代替エネルギー
    代替エネルギー
  • 農業(食料)
    農業(食料)
  • 防災
    防災
  • イノベーションのための先端融合
    イノベーションのための先端融合
  • 環境(気候変動、海洋科学)
    環境(気候変動、海洋科学)
  • ヘルスリサーチ(感染症、がん)
    ヘルスリサーチ(感染症、がん)
    ※日本側は日本医療研究開発機構(AMED)が支援しています。

3. 研究集会

研究集会
年月場所研究集会名
平成30年10月
(2018年)
東京 ワークショップ「アジアの動物遺伝資源の保全と活用のための戦略(第2回)」
平成30年3月
(2018年)
バンコク ワークショップ「アジアの絶滅危惧動物種および固有動物種の遺伝資源保存と活⽤のための戦略」
平成28年10月
(2016年)
ヴィエンチャン ワークショップ「持続的な環境のためのグリーンおよび再生可能エネルギー技術」
平成28年1月
(2016年)
東京 ワークショップ「革新的材料のためのグリーンおよびバイオナノテクノロジー」
平成27年10月
(2015年)
タイ・サイエンスパーク 成果報告会「材料」「植物科学」分野
平成27年4月
(2015年)
マニラ e-ASIA x J-RAPID合同ワークショップ「防災」
平成26年12月
(2014年)
東京 ワークショップ「インテリジェント・インフラストラクチャー(第2回)」
平成26年2月
(2014年)
バングラデシュ e-ASIA JRP サイエンストーク「感染症」(於:第16回汎太平洋新興感染症国際会議)
平成25年12月
(2013年)
ヤンゴン ワークショップ「インテリジェント・インフラストラクチャー(第1回)」
平成25年8月
(2013年)
ヴィエンチャン ワークショップ「再生可能エネルギー」
平成25年6月
(2013年)
ジャカルタ ワークショップ「防災」
平成25年3月
(2013年)
シンガポール e-ASIA JRP サイエンストーク「感染症」(於:第15回汎太平洋新興感染症国際会議)
平成24年12月
(2012年)
シンガポール シンポジウム「感染症」「防災」「先端融合」分野

4. 公募情報

公募情報
年月研究領域プレスリリース評価・報告書
平成31年1月
(2019年)
①材料分野「革新的材料」
②農業分野「アジアの動物遺伝資源の保存、改良と活用」
平成30年1月
(2018年)
①代替エネルギー分野「バイオエネルギー」
②防災分野「豪雨、洪水、地すべり」
詳細(①代替エネルギー)
詳細(②防災)
平成29年1月
(2017年)
①材料分野「⾰新的材料のための機能性バイオナノテクノロジー」
②イノベーションのための先端融合分野「電⼒のためのインテリジェントインフラストラクチャー」
詳細(①材料)
詳細(②先端融合)
詳細(①材料)
詳細(②先端融合)
平成26年8月
(2014年)
①イノベーションのための先端融合分野「交通のためのインテリジェントインフラストラクチャー」
②防災分野
③代替エネルギー分野「バイオエネルギー」
詳細(①先端融合、②防災)
詳細(③代替エネルギー)
詳細(①先端融合)
詳細(②防災)
詳細(③代替エネルギー)
平成26年4月
(2014年)
材料分野「機能性材料」 詳細 詳細
平成26年2月
(2014年)
感染症分野 詳細①
詳細②
平成25年2月
(2013年)
感染症分野 詳細(英語)
平成24年5月
(2012年)
①ナノテクノロジー・材料分野
②バイオマス・植物科学分野
詳細 詳細(①ナノテク)
詳細(②バイオマス)

5. 支援中プロジェクト

※氏名に〇がある研究者がプロジェクトリーダー

代替エネルギー分野「バイオエネルギー」

支援期間:平成31年度〜平成33年度(2019年度~2021年度)

代替エネルギー分野「バイオエネルギー」
プロジェクト名日本側研究代表者 相手国側研究者代表者
サトウキビ収穫廃棄物の統合バイオリファイナリー
京都大学 生存圏研究所
教授 〇渡辺 隆司
(タイ)タイ国立遺伝子生命工学研究センター
ユニットリーダー ヴェラワット・チャンプレダ
(インドネシア)インドネシア科学院 生物材料研究センター
グループリーダー ウイス・ヘルミアティ
(ラオス)ラオス国立大学 工学部化学工学科
部門長 エナクホーン・コウンヴィレイ
ASEAN地域の持続可能な発展を目指した藻類からのバイオエネルギー開発
熊本大学 グローバル教育カレッジ
教授 〇アルマンド・キタイン
(タイ)チュラロンコン大学 工学部 化学工学科
教授 スティチャイ・アッサバンルングラト
(フィリピン)デラサール大学 持続的開発・工学研究センター 
教授 レーモンド・タン
(インドネシア)スラバヤ工科大学 工学部 化学工学科
助教 シティ・ズライカ

防災分野「豪雨、洪水、地すべり」

支援期間:平成31年度〜平成33年度(2019年度~2021年度)

防災分野「豪雨、洪水、地すべり」
プロジェクト名日本側研究代表者 相手国側研究者代表者
地すべりのモニタリングと予報システムの構築
群馬大学 大学院理工学府
教授 〇若井 明彦
(タイ)タイ国立電子コンピューター技術研究センター 先端自動化電子工学研究部門
研究員 ジェサダー・カーンチャナー
(ベトナム)チュイロイ大学 土木工学部 地質工学科
准教授 ホアン・ヴェット・フン
洪水と地すべり災害における分散的異種ロボット群を用いた情報システム
京都大学 大学院工学研究科
教授 松野 文俊
(ロシア)カザン連邦大学 情報知能システム部
教授 〇イブギニ・マギド
(タイ)マヒドン大学 医用工学部
教授 ジジャクリット・スサコン

材料(ナノテクノロジー)分野「⾰新的材料のための機能性バイオナノテクノロジー」

支援期間:平成29年度〜平成32年度(2017年度~2020年度)

材料(ナノテクノロジー)分野「⾰新的材料のための機能性バイオナノテクノロジー」
プロジェクト名日本側研究代表者 相手国側研究者代表者
遺伝物質の構造および初期感染過程のナノ可視化法の開発によるバイオナノテクノロジーの新たな展開
大阪大学 大学院薬学研究科
招聘教授 〇福井 希一
(タイ)カセサート大学 理学部遺伝科学科
助教 コンソン・スリクルナス
(ベトナム)ノンラム大学 バイオテクノロジー・環境研究所
講師 クオ・バオ・グエン

イノベーションのための先端融合分野「電⼒のためのインテリジェント・インフラストラクチャ」

支援期間:平成29年度〜平成32年度(2017年度~2020年度)

先端融合(電力のためのインテリジェント・インフラストラクチャ)
プロジェクト名日本側研究代表者 相手国側研究者代表者
e-Asia諸国における拡張可能型のクラスターに基づくエネルギーインフラの研究
早稲田大学 理工学術院 環境・エネルギー研究科
特任教授 〇中西 要祐
(タイ)国立電子コンピューター技術研究センター 先端自動電子技術研究部
部長 ウドム・レウンファイザル
(フィリピン)ミンダナオ州立大学イリガン校 工学部
教授 ノエル・エストペレス
(インドネシア)マラン工科大学 工学部
教授 アブラハム・ロミ

代替エネルギー分野「バイオエネルギー」

支援期間:平成29年度〜平成31年度(2017年度~2019年度)

代替エネルギー分野「バイオエネルギー」
プロジェクト名日本側研究代表者 相手国側研究者代表者
東アジアにおけるバイオマスエネルギーの社会実装に関わる実現可能性調査
早稲田大学 環境総合研究センター
所長 〇勝田 正文
(タイ)パニャピワット経営大学
常任理事 パリタッド・バンドフバンヨン
(ベトナム)ハノイ工科大学 交通工学部
学部長 チュアン・リアン
(インドネシア)インドネシア技術評価応用庁
部長 アヌゲラ・ウィディヤント
(ミャンマー)ミャンマー教育省 研究イノベーション庁
准教授 エイエイ・ハトウェ
(ラオス)ソウファノウボング大学
ディレクター ボウンミー・ケオハヴォン
ASEANバイオマス活用に向けた耐熱性微生物を利用するバイオ燃料等変換プロセスの開発
山口大学 大学院創成科学研究科 教授 〇山田 守
(タイ)カセサート大学 理学部
教授 サビトリー・リムトン
(インドネシア)ブラビジャヤ大学 農学部
助教 アントン・ムヒブディン
(ラオス)ラオス国立大学 自然科学部
准教授 ソムチャン・ボウンファミー

防災分野

支援期間:平成28年度〜平成31年度(2016年度~2019年度)

防災分野
プロジェクト名日本側研究代表者 相手国側研究者代表者
小型UAVを用いた災害リスク評価・監視・対応のための情報収集・利用システムの開発
防災科学技術研究所
主幹研究員 〇井上 公
(フィリピン)フィリピン火山地震研究所
副所長 バートロメ・バウティスタ
(インドネシア)インドネシア科学院地球工学研究所
所長 エコ・ユリアント
(タイ)国立電子コンピューター技術研究センター 先端自動電子技術研究部
研究員 ウティパット・コバニチ
(ベトナム)ベトナム国立大学 工学部多領域野外観測技術センター
センター長 ブイ・クァン フン
雷放電観測網及び超小型衛星を活用した極端気象の監視と予測
北海道大学 大学院理学研究院
教授 〇高橋 幸弘
(インドネシア)インドネシア技術評価応用庁
所長 トリ・ハンドコ セト
(フィリピン)フィリピン科学技術省先端科学技術研究所
所長代理 ジョエル・マルシャーノ

イノベーションのための先端融合分野「交通のためのインテリジェント・インフラストラクチャ」

支援期間:平成28年度〜平成31年度(2016年度~2019年度)

先端融合
プロジェクト名日本側研究代表者 相手国側研究者代表者
IITSL:スマートライフを実現する知的統合交通
大阪大学 大学院工学研究科
教授 〇土井 健司
(タイ)タイ国立電子コンピューター技術研究センター
主任研究員 ワサン・パッタラアティコム
(フィリピン)デ・ラ・サール大学 土木学部
准教授 アレクシス・フィロネ

6. 終了プロジェクト

感染症分野

支援期間:平成27年度〜平成29年度(2015年度~2017年度)

※以下3プロジェクトは平成27年度(2015年度)より日本医療研究開発機構(AMED)へ移管されました。

感染症分野
プロジェクト名日本側研究代表者 相手国側研究者代表者
アジアにおける節足動物媒介新興感染症制御手法構築のための総合研究
山口大学 共同獣医学部
教授 〇前田 健
(アメリカ)米国立衛生研究所国立アレルギー・感染症研究所 ウイルス学研究部・分子ウイルス学・病原体-宿主相互作用研究室
室長 海老原 秀喜
(インドネシア)ボゴール農業大学 獣医学部
学部長 スリハディ・アグンプリヨノ
(タイ)カセサート大学 獣医科学部
学部長 オラウット・レルカムムアイチョーク
(フィリピン)中央ミンダナオ大学 獣医学部
教授 エマニュエル・バルタザーレ
メコン川流域における肝吸虫患者のQOL維持とがん予防に資する革新的診断システムの開発と普及
産業技術総合研究所 糖鎖創薬技術研究センター
招聘研究員 〇成松 久
(タイ)コンケン大学 医学部
教授 ソピット・ワンカーン
(ラオス)保健科学大学 基礎科学部
教授 ボウンソム・サモントリ
マラリアワクチン候補分子トランスアミダーゼ様分子のヒトマラリアでの抗原性および遺伝子多様性の解析
長崎大学 熱帯医学研究所
教授 〇平山 謙二
(ミャンマー)医学研究センター
センター長 ティンモン・フレイン
(フィリピン)熱帯医学研究所 免疫学分野
分野主任 マリオ・ジズ

支援期間:平成27年度〜平成29年度(2015年度~2017年度)

※以下1プロジェクトは平成27年度(2015年度)より日本医療研究開発機構(AMED)へ移管されました。

感染症分野
プロジェクト名日本側研究代表者 相手国側研究者代表者
インドネシアで流行しているH5N1高病原性鳥インフルエンザウイルスのパンデミックリスク評価
東京大学 医科学研究所
教授 〇河岡 義裕
(インドネシア)Avian Influenza Research Center, Universitas Airlangga
Prof. Chairul A. Nidom
(アメリカ)School of Veterinary Medicine, University of Wisconsin-Madison
Prof. Gabriele Neumann

支援期間:平成24年度〜平成26年度(2013年度~2016年度)

※以下2プロジェクトは平成27年度(2015年度)より日本医療研究開発機構(AMED)へ移管されました。

感染症分野
プロジェクト名日本側研究代表者 相手国側研究者代表者
日本・ベトナム・フィリピンでの疫学調査によるインフルエンザ・結核による呼吸器感染症の3か国比較(JSTプロジェクトデータベースへ)
帝京大学 アジア国際感染症制御研究所
所長 〇鈴木 和男
(ベトナム)Department of Biomolecular Research for Infectious Disease, National Hospital of Pediatrics
Head, Dr. Phung Thi Bich Thuy
(フィリピン)University of the Philippines College of Medicine
Professor, Jaime Montoya
革新的なデング流行対策と治療法開発に資するデングウイルス準種と血管透過性因子の網羅的解析(JSTプロジェクトデータベースへ)
長崎大学 国際連携研究戦略本部
教授 〇長谷部 太
(ベトナム)Department of Virology, National Institute of Hygiene and Epidemiology
Head, Dr. Thi Quynh Mai Le
(フィリピン)Research and Biotechnology Division, St. Luke's Medical Center
Vice President, Dr. Filipinas F. Natividad
(カンボジア)Helminth at National Centre for Parasitology Entomology and Malaria Control / MOH
Deputy-Director and Program Manager,Muth Sinuon
(ベトナム)National Institute of Malaria, Parasitology and Entomology, MOH, Vietnam
Vice Chief of Department,Nguyen Thu Huong

材料(ナノテクノロジー)分野「機能性材料」

支援期間:平成26年度〜平成29年度(2014年度~2017年度)

機能性材料
プロジェクト名日本側研究代表者 相手国側研究者代表者
バイオマス資源化のためのナノカーボンを基盤とする触媒材料の開発
熊本大学 大学院自然科学研究科
教授 〇木田 徹也
(タイ)チュラロンコン大学 工学部化学工学科
准教授 アーティワン・ショティプルク
(フィリピン)デラサール大学 工学部化学工学科
教授 ジョセフ・アオレセニア

ナノテクノロジー・材料分野

※発足当時の名称

支援期間:平成24年度〜平成27年度(2012年度~2015年度)

ナノテクノロジー・材料
プロジェクト名日本側研究代表者 相手国側研究者代表者
環境因子の影響理解に基づいたアジア地区における構造材料の腐食マッピング
国立研究開発法人 物質・材料研究機構 材料信頼性評価ユニット
グループリーダー 〇篠原 正
(ベトナム)ベトナム科学技術アカデミー 材料研究所 材料/損傷解析センター
センター長 レ・ホンリエン
(タイ)タイ国立科学技術開発庁 国立金属・材料技術研究所 材料信頼性研究ユニット
博士 チアンパイロット・アムニャイサック
東南アジアで深刻な病原体を検出するためのプラズモニックバイオセンサー
国立研究開発法人 物質・材料研究機構 高分子材料ユニット
グループリーダー 〇三木 一司
(ベトナム)ベトナム科学技術アカデミー 物質科学研究所
所長 クワンリーム・グエン
(タイ)タイ国立科学技術開発庁 国立ナノテクノロジー研究所
シニア・アドバイザー タララジ・ダラクル

バイオマス・植物科学分野

※発足当時の名称

支援期間:平成24年度〜平成27年度(2012年度~2015年度)

バイオマス・植物科学
プロジェクト名日本側研究代表者 相手国側研究者代表者
最先端科学技術を用いたアジアにおけるキャッサバ分子育種の推進
国立研究開発法人 理化学研究所 植物科学研究センター 植物ゲノム発現研究チーム
チームリーダー 〇関 原明
(ベトナム)ベトナム農業遺伝学研究所
所長 リ・フイハム
(タイ)タイマヒドン大学 理学部
助教授 ナランガジャヴァナ・ジャランヤ