科学技術振興機構報 第1738号

令和6年12月13日

東京都千代田区四番町5番地3
科学技術振興機構(JST)

e-ASIA共同研究プログラム
「代替エネルギー」分野および「農業(食料)」分野における
新規課題の決定について

JST(理事長 橋本 和仁)は、戦略的国際共同研究プログラム(SICORP) e-ASIA共同研究プログラムにおける新規課題を決定しました。

このたびJSTは、5ヵ国7機関のファンディングエージェンシーと共同で、「代替エネルギー」分野および「農業(食料)」分野(以下、「農業」分野)について令和5年12月15日~令和6年3月29日に共同研究課題を募集し、「代替エネルギー」分野で26件、「農業」分野で16件の応募がありました。

参加国の専門家の評価、ファンディングエージェンシーによる協議により選定された6件(「代替エネルギー」分野3件、「農業」分野3件)の採択を決定しました。研究実施期間は3年間を予定しています。

JST 戦略的国際共同研究プログラム(SICORP)のうち、多国間の国際共同研究を推進するプログラムの1つである「e-ASIA共同研究プログラム」は、環太平洋諸国およびASEAN諸国などにおいて、科学技術分野の研究開発力の強化を目指し、研究交流を加速するとともに、アジア諸国が共通して抱える課題の解決に資するべく、多国間の国際共同研究を推進するプログラムです。

本プログラムでは参加国のうち3ヵ国以上による国際共同研究を実施しています。参加国が合意した分野における共同研究を通じて、地域課題の解決や経済発展、人材育成に寄与していきます。

URL https://www.the-easia.org/jrp/

<プレスリリース資料>

<お問い合わせ先>

科学を支え、未来へつなぐ

例えば、世界的な気候変動、エネルギーや資源、感染症や食料の問題。私たちの行く手にはあまたの困難が立ちはだかり、乗り越えるための解が求められています。JSTは、これらの困難に「科学技術」で挑みます。新たな価値を生み出すための基礎研究やスタートアップの支援、研究戦略の立案、研究の基盤となる人材の育成や情報の発信、国際卓越研究大学を支援する大学ファンドの運用など。JSTは荒波を渡る船の羅針盤となって進むべき道を示し、多角的に科学技術を支えながら、安全で豊かな暮らしを未来へとつなぎます。

JSTは、科学技術・イノベーション政策推進の中核的な役割を担う国立研究開発法人です。

(英文)“JST is to fund six research projects for the e-ASIA Joint Research Program in the fields of “Alternative Energy” and “Agriculture (Food)””

前に戻る