JST(理事長 濵口 道成)は、戦略的国際共同研究プログラム(SICORP) e-ASIA共同研究プログラムにおいて新規課題を決定しました。
このたびJSTは3ヵ国4機関と共同で、非医療分野における「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対応する緊急公募」の共同研究課題を募集しました。
12件の応募があり、専門家の評価、参加国のファンディングエージェンシーによる協議により選定された5件の採択を決定しました。研究実施期間は令和4年3月までを予定しています。
JST 戦略的国際共同研究プログラム(SICORP)のうち、多国間の国際共同研究を推進するプログラムの1つである「e-ASIA共同研究プログラム」は、東アジア地域において、科学技術分野の研究開発力の強化を目指し、研究交流を加速するとともに、アジア諸国が共通して抱える課題の解決を目指し、国際共同研究を支援する事業です。
本プログラムではメンバー国のうち3ヵ国以上による国際共同研究を支援しています。参加国が合意した分野における共同研究の支援を通じて、地域課題の解決や経済発展、人材育成に寄与していきます。
なお、今回はCOVID-19への対応が急務であることから、特例措置として、2ヵ国のみの共同研究課題でも応募可能とし、研究内容のサイエンスメリットが十分に高く、e-ASIA JRPの目的であるイノベーションの推進に沿っている場合、採択しています。
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