JST(理事長 濵口 道成)は、戦略的国際共同研究プログラム(SICORP) e-ASIA共同研究プログラムにおいて新規課題を決定しました。
このたびJSTは7ヵ国9機関と共同で、「イノベーションのための先端融合(水資源管理)」分野(以下、先端融合分野)および「環境(自然と人間のシステムに関する気候変動の影響と解決策)」分野(以下、環境分野)の共同研究課題を募集しました。
先端融合分野で26件、環境分野で22件の応募があり、参加国の専門家の評価、ファンディングエージェンシーによる協議により選定された6件(先端融合分野3件、環境分野3件)の採択を決定しました。研究実施期間は3年間を予定しています。
JST 戦略的国際共同研究プログラム(SICORP)のうち、多国間の国際共同研究を推進するプログラムの1つである「e-ASIA共同研究プログラム」は、東アジア地域において、科学技術分野の研究開発力の強化を目指し、研究交流を加速するとともに、アジア諸国が共通して抱える課題の解決を目指し、国際共同研究を実施する事業です。
本プログラムではメンバー国のうち3ヵ国以上による国際共同研究を実施しています。参加国が合意した分野における共同研究を通じて、地域課題の解決や経済発展、人材育成に寄与していきます。
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