(最終更新日:平成26年3月4日)
更新履歴
平成26年3月4日追記: 問い合わせをいただきましたので、公募要領に補足いたしました。詳しくは下記をご覧ください。
独立行政法人 科学技術振興機構(以下、「JST」という)では、研究者の国際的な交流を推進する「e-ASIA共同研究プログラム(e-ASIA Joint Research Program; "e-ASIA JRP")」による国際共同プロジェクト支援を実施しています。この度、e-ASIA JRP参加国による「感染症」に関する共同研究プロジェクトについて支援を行うこととし、課題を募集いたします。
概要
本プログラムは、東アジアサミット参加国(日、中、韓、米、露、豪、印、ニュージーランド、ASEAN 10か国)を参加想定国として、アジアにおける研究開発を促進することにより、我が国の科学技術の将来の発展に資することを目的としています。
2014年2月現在、日本、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア*、ミャンマー、ニュージーランド、フィリピン、タイ、米国、ベトナムの11カ国13機関がe-ASIA JRPの参加機関として加盟しています(*マレーシアはquasi member)。
今回はその中でも、以下の9カ国10機関が公募実施機関となり、「感染症」に関する共同研究課題の募集を行うことになりました。
国名 | 公募実施機関/研究支援機関 |
---|---|
Cambodia | Ministry of Health (MOH) |
Indonesia | State Ministry of Research and Technology (RISTEK) |
日本 | 独立行政法人科学技術振興機構 (JST) |
Lao P.D.R | Ministry of Health (MOH) |
Myanmar | Ministry of Science and Technology (MOST) |
New Zealand | Health Research Council (HRC) |
The Philippines | Department of Science and Technology (DOST) |
Thailand | National Science and Technology Development Agency (NSTDA) |
USA | National Institute of Allergy and Infectious Diseases (NIAID) |
USA | National Cancer Institute (NCI) |
JSTは、e-ASIA JRP参加機関と協力して、3カ国以上による多国間共同研究を共同支援するための新たな枠組を構築し、感染症における共同研究をこの枠組にて支援することといたしました。具体的には、プロジェクトに係る研究支援機関が協力して、自国の研究者に対し、派遣・招聘やシンポジウム・セミナー等の開催を含みます)を支援することを予定しています。
今回の公募では、プロジェクトに係る国は、公募に参加する*e-ASIAJRP参加国のうち3カ国以上であれば、応募者側で自由に組み合わせを提案することが可能です。
*赤字部分が補足されました。
また、応募者側の自己資金によるプロジェクト参加(インカインド参加)も可能です。
※プロジェクトに参加する国数あたりのインカインド参加国数についての条件は、国によって異なります。
日本が支援を行うプロジェクトについては、そのプロジェクトに参加する国数の半分以上が公募実施機関による研究費支援を得る提案である必要があります
募集期間
平成26年2月21日(金)~同年3月15日(土)午後5時
支援の内容
共同研究課題が採択された場合、日本側研究者は3年間で3,120万円程度(30%の間接経費を含む)の委託研究費を受け取ることができます。詳しくは募集要項をご覧ください。
募集要項
公募要領(PDF)(公募要領は正として英⽂、参考に和⽂を付しています)
申請方法
※選考はプレ提案(pre-proposal)と詳細提案(full-proposal)の2段階式で選考が行われます。日本側研究者は、プレ提案の段階で、以下の(1)〜(2)の手続きを行う必要があります。
※プレ提案について、提出されたプレ提案に基づき各国で審査を行います。審査を通過した課題については、詳細提案の段階へ進み、詳細提案書を提出していただきます。プレ提案の審査結果の通知は2014年4⽉上旬頃を予定しています。
※詳細提案の段階へ進んだ提案については、応募者は(3)の手続きを行う必要があります。詳細提案書の提出の締め切りは、2014年5月を予定しております。
(1)e-ASIA JRP事務局への応募
応募者はe-ASIA JRP事務局宛てに、プレ提案書をEメールで提出してください。
※プレ提案書は、相⼿国側研究者とともに共同で作成したものを、1プロジェクトあたり1通提出してください。
応募先(e-ASIA JRP事務局):
e-ASIA JRP 事務局 /独立行政法人科学技術振興機構シンガポール事務所
岸田 絵里子(キシダ エリコ)
e2kishid(at)jst.go.jp/ekishida(at)jstsg.org (at)を@にしてください。
※郵送、FAXなど、Eメール以外の方法で提出された場合、受付できません。
※e-ASIA事務局へプレ提案書が送付されたら、送信者宛てに1週間以内にメールで受取の確認の連絡を行います。このメールが届かない場合は速やかにe-ASIA JRP事務局へ連絡してください。なお、e-ASIA JRP事務局はメール不達による一切の責任を負いません。
(2)e-Radによる応募書類の提出
日本側研究者は、(1)のe-ASIA JRP事務局への応募に加えて、府省共通研究開発管理システム(e-Rad)からの申請内容の送付を行ってください。
※本システムを初めて利用する場合、所定の手続きが必要です。
e-Radでの申請の際は、WEB上で必要情報を登録するとともに、e-ASIA JRP事務局に送付されたものと同じ申請書類(プレ提案書)をアップロードしてください。
※e-RadのWEB上での登録について
- 研究目的:150字程度でお願いいたします。
- 研究概要:500~800字程度でお願いいたします。
- 申請様式:容量は10MBまででお願いいたします。
(3)詳細計画書の提出
プレ提案の審査を通過した課題については、詳細計画書を提出していただきます。提出された詳細計画書について各国で審査を行い、採択を検討いたします。プレ提案書の審査結果通知は、2014年4月上旬頃、詳細提案書の提出締め切りは2014年5月を予定しております。
関連リンク
e-ASIA共同研究プログラム(e-ASIA Joint Research Program; "e-ASIA JRP")
問い合わせ
独立行政法人科学技術振興機構
国際科学技術部 事業実施担当 平川、金子
TEL: 03-5214-7375 FAX:03-5214-7379
E-mail: easiajrp(at)jst.go.jp (at)を@にしてください。