事業紹介

JSTは世界トップレベルの研究開発を行うネットワーク型研究所として、未来共創イノベーションを先導します。

JSTは、国から示される目標に基づき、計画を策定してさまざまな事業を推進しています。

未来を創る研究開発戦略を立てる

さまざまなステークホルダーとの対話や客観的なデータの分析を通して、将来を見据えた研究開発戦略を立案します。

  • 研究開発センター(CRDS)

    • 研究開発センター(CRDS)

      わが国の科学技術振興とイノベーション創出の先導役

      研究開発戦略センター(CRDS)は、わが国の科学技術イノベーション政策に関する調査、分析、提案を中立的な立場で行う公的シンクタンクです。
      国内外の科学技術イノベーション動向の調査・俯瞰を基に重要課題を抽出し、科学技術イノベーション政策や研究開発戦略の提案及びその実現に向けた取り組みを行っています。

  • 中国総合研究・さくらサイエンスセンター(CRSC)

    • 中国総合研究・さくらサイエンスセンター(CRSC)

      日中の科学技術ネットワークハブとなるシンクタンク

      日中両国の科学技術分野の交流と情報発信を通じて、相互理解のためのプラットフォームを構築しています。

      • 科学技術・教育を中心とした調査研究の報告書作成、シンポジウム等の開催
      • ポータルサイトの運営:「サイエンスポータルチャイナ」「客観日本」
      • 日中大学等の人材交流:「日中大学フェア&フォーラム」「さくらサイエンスプラン」
      • 日中共通課題解決への研究協力
      • 中国の科学技術文献及び関連データベース運営
  • 低炭素社会戦略センター(LCS)

    • 低炭素社会戦略センター(LCS)

      「明るく豊かな低炭素社会」実現のための社会シナリオ・戦略の提案

      パリ協定の発効等を受け、わが国の経済・社会の持続的発展を伴う科学技術を基盤とした「明るく豊かな低炭素社会」の実現に貢献するため、望ましい社会の姿を描き、その実現に至る道筋を示す社会シナリオ研究を推進し、社会シナリオ・戦略を提案しています。

知を創造し経済・社会的価値へ転換する

ネットワーク型研究所としてイノベーションにつながる研究開発を主体的に推進するとともに、研究成果の実用化、国際的な共同研究を通して、経済・社会的課題に対応します。

  • 未来社会創造

    • 未来社会創造事業

      科学技術により「社会・産業が望む新たな価値」を実現する研究開発プログラム

      経済・社会的にインパクトのある目標を定め、基礎研究段階から実用化が可能かどうか見極められる段階(概念実証:POC)に至るまでの研究開発を実施します。

  • 戦略的な研究開発の推進

    • 戦略的創造研究推進事業

      国が定める戦略的な目標等の達成に向けた、革新的技術シーズの創出を目指す研究開発プログラム

      大学・企業・公的研究機関等の研究者からなるネットワーク型研究所(組織の枠を超えた時限的な研究体制)を構築し、その所長であるプログラムオフィサー(研究総括等)による運営の下、研究者が他の研究者や研究成果の受け手となる産業界や広く社会の関与者とのネットワークを構築しながら、研究を推進します。

    • CREST

      科学技術イノベーションにつながる卓越した成果を生み出すチーム型研究

      研究領域の責任者である研究総括が定めた研究領域運営方針の下、研究総括が選んだ、我が国のトップ研究者が率いる複数のベストチームが、チームに参加する若手研究者を育成しながら、戦略目標の達成に向けて研究を推進します。

    • さきがけ

      科学技術イノベーションの源泉を生み出す個人型研究

      研究領域の責任者である研究総括が定めた研究領域運営方針の下、研究総括が選んだ若手研究者が、研究領域内及び研究領域間で異分野の研究者ネットワークを形成しながら、戦略目標の達成を目指し、若手ならではのチャレンジングな個人型研究を推進します。

    • ACT-X

      独創的・挑戦的なアイデアをもつ若手研究者の「個の確立」を支援する個人型研究

      研究総括の運営の下、独創的・挑戦的なアイデアをもつ若手研究者を見出し、新しい価値の創造を目指した研究を行うことを支援します。若手研究者が独自のアイデアからなる研究を進め、研究者ネットワークを形成しながら研究者としての個を確立することを目指します。

    • ACT-I

      ICT分野の若手研究者の「個の確立」を支援する個人型研究

      独創的な発想で人類が現在あるいは未来に直面する問題を解決し、未来を切り拓こうとするICT分野の若手研究者を見いだして育成します。新しい価値の創造につながる成果の創出を目指すとともに、研究者としての個の確立を支援します。

    • ERATO

      卓越したリーダーによる独創的な研究

      規模の大きな研究費をもとに既存の研究分野を超えた分野融合や新しいアプローチによって挑戦的な基礎研究を推進することで、今後の科学技術イノベーションの創出を先導する新しい科学技術の潮流の形成を促進し、戦略目標の達成に資することを目的としています。

    • 先導的物質変換領域(ACT-C)

      低エネルギー、低環境負荷で持続可能なものづくりのための先導的な物質変換技術の創出を目指します。

    • ACCEL

      トップサイエンスからトップイノベーションを生み出す研究開発

      戦略的創造研究推進事業等で創出された世界をリードする顕著な研究成果を、トップイノベーションを指向する研究マネジメントにより、技術的成立性の証明・提示(Proof of Concept: POC)及び適切な権利化まで推進します。

    • ALCA(先端的低炭素化技術開発)

      低炭素社会の実現に向けた技術シーズを創出する研究開発プログラム

      炭素社会の形成を目指し、温室効果ガス排出削減を解決する研究開発を実施します。創エネルギー、蓄エネルギー、カーボンニュートラル、省エネルギーによるCO2排出量低減について基礎研究から実用化まで推進します。

    • RISTEX(社会技術研究開発)

      社会が直面する問題を、自然科学と人文・社会科学の知識の活用により解決する研究開発プログラム

      社会が直面する具体的な問題に対して、研究者と社会の問題に取り組む関与者(ステークホルダー)が協働する研究開発を募集します。特定の地域で社会実験を行い、実社会の問題解決に役立つ成果を創出するとともに、広く社会に実装する活動に取り組みます。また地球環境問題に取り組む国際的な枠組み「フューチャー・アース」構想を推進しています。

  • 産学官の連携による共創の「場」の形成支援

    研究成果展開事業

    • センターオブイノベーション(COI)プログラム

      人が変わる。社会が変わる。新しい未来を作りたい。

      大学等が総力を結集し企業が事業化をリードする大規模産学連携研究拠点を形成し、どのように社会が変わるべきか、人が変わるべきか、その目指すべき社会像を見据えたビジョン主導型のチャレンジング・ハイリスクな研究開発を支援するとともに、イノベーションを連続的に創出するイノベーションプラットフォームの整備を目指します。

    • 世界に誇る地域発研究開発・実証拠点(リサーチコンプレックス)推進プログラム

      地域にて研究開発・実証拠点(リサーチコンプレックス)を構築

      地域に集積する産・学・官・金(金融機関)のプレイヤーが共同で5年後、10年後からその先に実現される地域の姿と社会的価値を「ビジョン」として掲げ、異分野融合による研究開発、成果の事業化及び人材育成を一体的かつ統合的に展開するための自立的・継続的なリサーチコンプレックスを成長・発展させます。

    • 産学共創プラットフォーム共同研究推進プログラム(OPERA)

      「組織」対「組織」の本格的な産学連携を推進するマッチングファンド

      大学等と民間企業によるコンソーシアム型の連携により、非競争領域の産学共同研究、博士課程学生等の人材育成及び産学連携システム改革を一体的に推進することで、「組織」対「組織」による本格的な産学連携を実現し、わが国のオープンイノベーションの本格的駆動を図ることを目指します。

    • 産学共創基礎基盤研究プログラム

      産学の対話のもと、産業界に共通する技術的課題の解決に資する基盤研究を推進します。技術的課題は産業界からの提案に基づき設定します。

    イノベーションハブ構築支援事業

    • イノベーションハブ構築支援事業

      イノベーションのハブとなる国立研究開発法人の機能強化を支援

      市場や産業界のニーズを取り込んで戦略を練り、最先端の研究や技術・人材を結集して、国立研究開発法人がオープンイノベーションを推進する「イノベーションハブ」を構築する取り組みを支援します。

  • 企業化開発・ベンチャー支援・出資

    • 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)

      大学等の研究成果の実用化を目指す技術移転支援プログラム

      大学・公的研究機関などで生まれたすぐれた研究成果(技術シーズ)の発掘から実用化に至るまで、最適な支援タイプの組み合わせにより、シームレスに中長期的な研究開発を推進する競争的資金です。

    • S-イノベ(戦略的イノベーション創出推進プログラム)

      JST戦略的創造研究推進事業などの成果を基に、テーマを設定し、そのテーマのもとで大規模かつ長期的な産学連携の研究開発を推進することで産業創出の礎となる技術を確立します。

    • 産学共同実用化開発事業(NexTEP)

      大学等の技術シーズを利用した、ハイリスク・ハイインパクトな実用化開発を支援するプログラム

      大学等の研究成果やJST支援事業の成果に基づくシーズを利用した、企業による実用化開発を支援します。
      優先技術分野:「IoTビジネスの創出、人工知能に関する研究拠点の整備および社会実装の推進」

    • 地域産学バリュープログラム(旧・マッチングプランナープログラム)

      企業の開発ニーズを把握し、大学等のシーズの中からその解決等に資するものを結びつける専門人材「マッチングプランナー」を起点に、地域科学技術イノベーションの創出を目指します。

    • 先端計測分析技術・機器開発プログラム

      先端計測・分析機器の実用化を産学官連携で推進する研究開発プログラム

      産学官が連携した開発チームを編成し、最先端の研究やものづくり現場での多様なニーズに応える、独創的な先端計測・分析技術機器およびその周辺システムを研究開発します。

    • 大学発新産業創出プログラム(START)

      成長力をもった大学等発スタートアップ設立を目指すプログラム

      ベンチャーキャピタリスト等の「事業プロモーター」のプロジェクトマネジメントのもと、事業化に向けた研究開発、事業化支援により、大学等発スタートアップの設立を推進します。

    • 出資型新事業創出支援プログラム(SUCCESS)

      JSTの研究開発成果を実用化するベンチャー企業を支援するプログラム

      JSTの研究開発成果の実用化を目指すベンチャー企業に対し、出資や人的・技術的援助を行います。ベンチャー企業が行う事業活動を通じてJSTの研究開発成果の実用化・社会還元の促進を目指します。

  • 知的財産の活用支援

    • 知財活用支援事業

      大学等の産学連携と知財マネジメントを促進

      大学等の研究成果の権利化支援、マネジメント強化支援、パッケージ化、企業へのライセンス、産学マッチング機会の提供および技術移転人材の育成等を実施しています。大学等における知的財産マネジメントの取り組み、技術移転および産学連携活動を総合的に支援することにより、イノベーション創出に寄与します。

    • 大学等知財基盤強化支援(権利化支援)

      大学等の特許出願であって、大学等が保有することで将来的に技術移転活動及び特許利用の可能性が高いものを、大学等保有のまま外国特許の取得を支援します。PCT出願及び指定国移行において、費用面や特許主任調査員による目利き等で総合的に支援します。

    • 大学等知財基盤強化支援(マネジメント強化支援)

      大学等における知的財産基盤の強化

      大学等の研究成果に関する外国特許の権利化支援※を通じて、研究成果の幅広い活用を促進します。また、技術移転に係わる目利き人材育成プログラム・OJT研修や大学等における戦略的な特許相談を通じて、大学等のマネジメント力を醸成し、知的財産基盤の強化を図ります。

    • 大学等知財基盤強化支援(パッケージ化)~知財譲受~

      大学等の知財のうち、技術移転やイノベーション創出の期待が持てるが大学等単独では保有困難な特許について、出口を見据えJSTが譲り受けるなどして集約し、大学と協力しながら積極的な活用促進を図ります。

    • 大学等知財基盤強化支援(パッケージ化)~スーパーハイウェイ~

      JSTが保有する特許のうち、技術的優位性が高く社会的・経済的波及効果が期待されるものについて、実証検証も行うことで実用化に必要な(周辺)技術の権利化を行い、特許パッケージとしての企業への訴求力を高め早期の活用を図ります。

    • ライセンス(開発あっせん・実施許諾)

      JST名義の特許(知財譲受で集約した特許や、JSTの研究成果により創出された特許)の実施許諾、大学等名義の特許ライセンス(開発あっせん)、及びこれらの組み合わせにより、企業への技術移転を推進します。

    • J-STORE(研究成果展開総合データベース)

      企業へライセンス可能な大学等の特許(未公開特許出願を含む)の情報等を提供しています。

    • イノベーションジャパン 大学見本市

      大学などの研究成果の実用化を促進するため、全国の大学・高専などの研究シーズを展示会場に一堂に集め、来場した企業関係者へ紹介する場を提供し、優れた技術シーズと産業界のニーズとのマッチングを図ります。

    • 新技術説明会

      大学、公的研究機関、JSTの各種事業により生まれた、研究成果の実用化を促進するため、企業に対し研究者自ら実用化を展望した成果の発表を行います。

    • 産から学へのプレゼンテーション

      企業側が、「解決すべき技術課題」や「共同研究したい課題」などのニーズ情報を、大学側に対して発信するニーズ先行型のマッチングイベントです。

    • 産学官連携ポータルサイト(産学官の道しるべ)

      産学官連携活動に携わる方々が、ワンストップで必要な情報を入手できるよう、産学官連携に関する様々な情報を提供するポータルサイトです(無料)。

    • 産学官連携ジャーナル

      産学官連携活動を活発に、より円滑に推進することを目的とし産学官連携を中心に幅広い分野の記事を収録し情報発信を行うオンラインジャーナルです。

    • 産学官連携支援データベース

      産学官連携活動に携わる方々にとって情報収集の利便性を高めるため、有用な情報をデータベース化しインターネット上で公開しています(無料)。

    • 目利き人材育成

      大学、財団法人などにおける技術移転業務に携わる人材(目利き人材)の専門能力の向上、人的ネットワークの構築などを目的とした研修を実施します。

  • 国際化の推進

    二国間研究プログラム Bilateral research program

    • 国際科学技術共同研究推進事業(戦略的国際共同研究プログラム)

      協力相手国等との省庁間合意による国際共同研究を推進する研究開発プログラム

      二国間及び多国間(東アジア諸国:e-ASIA JRP、欧州諸国:EIG CONCERT-Japan等)との省庁間合意に基づいて設定した研究分野において、相手国・地域のファンディング機関と連携しながら、イコールパートナーシップによる、日本の科学技術力の強化につながる国際共同研究課題を募集・支援します。

    • 地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)

      ODAと連携して地球規模課題の解決に貢献する国際共同研究プログラム

      開発途上国のニーズをもとに、地球規模課題の解決や科学技術水準の向上につながる新たな知見・技術の獲得と社会実装を目指す国際共同研究課題を募集します。SDGsの達成に向け、国際協力機構(JICA)と連携して支援を行います。

    多国間研究プログラム Multilateral research programs

    • e-ASIA 共同研究プログラム

      アジア諸国と共に、共通の課題解決に資する3か国以上の多国間の国際共同研究などを支援します。

    • BELMONT FORUM

      グローバルな環境変動研究へのファンディングを行うために、世界13か国の政府とファンディング機関、および3つの国際組織が参画する国際会合。JSTは「水の安全保障」を対象分野とし国際共同研究を支援しています。

    • CONCERT-Japan

      欧州諸国と日本の間の科学技術協力を効果的、協調的に進めることを目的とした、欧州連合(EU)の第7回研究・技術開発フレームワーク・プログラム(FP7)における国際協力活動プロジェクト。欧州11か国14機関と協力し、「災害」・「エネルギー」分野における研究交流を支援しています。

    国際強化支援 On top funding

    • 戦略的創造研究推進事業における国際強化支援

      戦略的創造研究推進事業における各プログラムの研究課題において、海外の研究機関や研究者等のポテンシャルを活用して、研究を加速・推進すること、また、研究成果を広く世界に発信することで、日本の戦略目標の達成に向けた取り組み状況の国際的認知度を高め、事業の推進に有益な海外研究者の協力を得やすい環境作りを行うことを目的とする取り組み。

    海外事務所 Overseas branch offices

    • パリ事務所

      28, rue de Berri, 75008 Paris, France
      Tel. +33-1-5395-3880 Fax. +33-1-5395-3881

    • シンガポール事務所

      Unit #7-12 11 Biopolis Way, Helios, 138667 Singapore
      Tel. +65-6478-9707 Fax. +65-6478-9708

    • 北京事務所

      #1121, Beijing Fortune Building, No.5, Dong San Huan Bei Lu,
      Chao Yang District, Beijing 100004 China
      Tel. +86-10-6590-8272 Fax. +86-10-6590-827

    • ワシントン事務所

      2001 L Street NW, Suite 1050, Washington, D.C. 20036 U.S.A.
      Tel. +1-202-728-0007 Fax. +1-202-728-0707

    国際交流活動 International exchange activities

    • 国際シンポジウム

      JSTは諸外国との共同研究に加えて、ワークショップや若手研究者の交流プログラムなどの様々な国際交流活動を実施しています。

    • グローバルリサーチカウンシル(GRC)

      2012年5月に米国国立科学財団(NSF)のスブラ・スレシュ長官のイニシアティブにより設立されました。GRCは、世界中の主なファンディング機関や研究機関により構成されており、JSTも設立当初からメンバーとして参加しています。メンバー機関は共通の課題について地域で議論し、機関長が一堂に会す年次総会(サミット)においてGRCの共同声明としてとりまとめることとなっています。

    • ファンディング機関長会合

      「科学技術と人類の未来に関する国際フォーラム(STSフォーラム)」年次総会出席のために世界各国のファンディング機関長が来日する機会を活用し、機関が共通して抱える関心事や課題について、機関長間による率直な議論を通じて、知見の共有、連携の促進等を行うことを目的としています。

    • 日本・アジア青少年サイエンス交流事業 さくらサイエンスプラン

      未来を切り拓く青少年の科学技術国際交流を推進

      科学技術分野における日本とアジアを中心とする地域の青少年の国際交流計画を募集します。また、JSTが直接実施するプログラムでは、対象地域の高校生や科学技術関係者などを日本に招へいします。高校生には日本の最先端の科学技術に触れる機会を、また、科学技術関係者には日本の科学技術行政や研究開発の現況を知る機会を提供します。

    その他の国際的な活動 Other activities

    • 海外の科学技術情報の収集

      将来飛躍的に発展する可能性がある地域と早い段階から科学技術協力を推進し、若手層を中心に交流を深め、ネットワークを構築することは、日本の科学技術の発展のためにも非常に重要です。このため「国際科学技術基盤整備事業」により、海外の科学技術等に関する情報収集を行っています。

    • 外国人研究者宿舎

      外国の研究者との交流を促進するため、つくば地区において、外国の研究者のための宿舎「竹園ハウス」「二の宮ハウス」を運営しています。

    • 科学技術外交の展開に資する国際政策対話の促進

      国際的に科学技術をリードする産学官の関係者が社会の幅広い関係者の参画を得て、将来に向けての科学技術の在り方を議論する国際集会等の開催を支援しています。

    • Science Portal China(サイエンスポータルチャイナ)

      2006年4月に設立し、中国情報の収集、発信と相互理解の促進、調査研究、ネットワーク作り、中国文献データベース構築に取り組んでいます。

  • 情報基盤の強化(科学技術情報インフラの構築)

    • 科学技術情報プラットフォーム(JIPSTI)

      JST情報事業の便利な総合案内ポータルサイトです。JST情報事業の運営しているJ-STAGE、J-GLOBAL、reseachmap、JREC-IN Portal等へのリンクがひとまとまりになっている他、科学技術情報流通に関する最新のニュースの紹介や、JSTが体系的に収集・整理する、科学技術文献、特許、研究者、研究機関、科学技術用語等のデータベースの活用方法等を紹介しています。

    • J-GLOBAL(科学技術総合リンクセンター)

      “つながる”、“ひろがる”、“ひらめく”をコンセプトに、研究者、文献、特許、研究機関、研究課題、科学技術用語、化学物質、遺伝子、資料、研究資源にわたる様々な科学技術に関する基本的な情報を整理したサービス。

    • J-GLOBAL knowledge(試験公開終了)

      科学技術情報をオープンデータの標準形式であるLinked Dataで提供するサービスです。

    • researchmap

      研究者が業績を管理・発信できるようにすることを目的とした、データベース型研究者総覧です。

    • ジャパンリンクセンター(JaLC)

      日本国内で発行される学術コンテンツの所在情報をDOI(Digital Object Identifier)により一元的に整理・管理します。世界で第9番目(日本では唯一)のDOI登録機関です。

    • J-GLOBAL foresight

      科学技術イノベーションの世界を俯瞰するためのデータ提供、エビデンスに基づく評価・分析のための新しい指標や分析方法を開発提案するサイトです。

    • J-STAGE(科学技術情報発信・流通総合システム)

      国内学協会が出版した最新の論文を読むことができます。
      約9割の記事が無料で公開されています。

    • 学会名鑑

      日本の学協会に関する情報提供サービスです。我が国における主要学術団体で日本学術会議の活動に協力する「協力学術研究団体」の各種データを収録・公開しています。

    • バイオサイエンスデータベースセンター(NBDC)

      生命科学分野データベースの統合的な活用を促進

      データの利活用を通したライフサイエンス研究開発全体の活性化に資するため、データ整備のためのガイドラインの策定、ポータルサイトの構築・運用、統合化に必要な基盤技術の開発の他、分野毎のデータベース統合化等を通じて、生命科学分野データベースの統合を実施します。

    • JSTプロジェクトデータベース

      JSTの競争的資金制度により推進する研究課題等の情報を一元的に検索・閲覧できるサイトです。

社会との対話を推進し、人材を育成する

未来社会を共に創るためにさまざまなステークホルダーとの対話を推進するとともに、次世代の科学技術人材や科学技術イノベーションの創出に資するさまざまな人材育成を行います。

  • 未来の共創に向けた社会との対話・協働の深化

    • 「科学と社会」の推進

      科学技術イノベーションと社会との関係を深化させる共創の推進

      科学技術イノベーションと社会との問題について、さまざまなステークホルダーが双方向で対話・協働し、それを政策形成や知識創造へと結びつける「共創」を推進しています。

    • 未来共創イノベーション推進事業

      地域における社会課題解決に向けた共創を促進する支援プログラム

      地域における共創活動を推進するため、地方公共団体等が行う社会の期待の実現や社会課題の解決に結び付ける対話・協働の取り組みを支援しています。

    • サイエンスアゴラ

      多様なステークホルダーが対話・協働する科学フォーラム

      科学と社会をつなぐ日本最大級のオープンフォーラム「サイエンスアゴラ」を開催し共創活動を推進しています。

    • Science Portal(サイエンスポータル)

      科学技術の最新情報を発信する総合WEBサイトです。最新科学ニュースやコラム・レポートのほか、科学イベント情報、各機関のプレスリリースなど、国内の科学の動向を分かりやすくお届けします。

    • Science Channel(サイエンスチャンネル)

      科学技術の世界を親しみやすい映像でお届けする動画ライブラリです。先端の研究成果をまとめたニュースやドキュメンタリーをはじめ、教育の場で使える科学実験や自然観察などさまざまなジャンルの動画を無料で配信しています。

    • Science Window(サイエンスウィンドウ)

      たくさんの人々が、教育現場や家庭などのあらゆるところで科学技術と社会の関係について語り合い、より良い未来社会をともに実現していくことを目的として発行する電子雑誌です。

  • 日本科学未来館

    • 日本科学未来館

      先端の科学技術と人とをつなぐサイエンスミュージアム

      参加体験型の展示やイベント、実験教室、企画展の他、科学コミュニケーターとの対話を通し、科学技術によってもたらされる私たちの暮らしと、未来の進むべき道を考える施設です。また、先端科学技術情報の発信拠点として、科学を一つの文化として⾝近に感じてもらうことをコンセプトに様々な活動を展開しています。

  • 次世代人材の育成

    • 次世代人材育成事業

      科学技術分野の次代を担う人材の総合的な育成プログラム

      初等中等教育段階から優れた資質や意欲を持つ児童生徒等を発掘し、その才能を伸ばすための一貫した取組、理数分野への関心・素養を高めるための取組を推進しています。

    • スーパーサイエンスハイスクール支援 SSH

      先進的な理数教育を行う高等学校等の取り組みへの支援

      スーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定校は文部科学省が指定する先進的な理数教育に取り組む高等学校等で、全国で204校(平成30年度現在)が指定されています。理科・数学に重点を置いたカリキュラムの開発・実施、課題研究の推進、高大連携・接続、国際性の育成を重視し、創造性豊かな将来国際的に活躍する科学技術人材を育成しています。

    • 科学の甲子園

      高校生を対象とした全国規模の科学コンテストの開催

      中・高生等を対象とした全国規模の科学コンテストの開催
      科学好きな生徒の能力伸長と裾野拡大を目指し、47都道府県から選ばれた中学生・高校生等が集い、理科・数学・情報における複数分野の競技を通じて科学の知識や活用力を競い合う大会を実施します。

    • ジュニアドクター育成塾

      卓越した意欲・能力を有する小中学生等のための人材育成プログラム

      科学技術イノベーションを牽引する傑出した人材の育成に向けて、理数・情報分野の学習等を通じて、高い意欲や突出した能力を有する小中学生を発掘し、さらに能力を伸長する体系的育成プランの開発・実施を行うことを支援します。

    • アジアサイエンスキャンプ

      アジア各国の生徒・学生が参加し、世界トップレベル研究者の講演や参加者同士の交流を体験できる場への派遣を行っています。

    • 国際科学技術コンテスト支援

      科学の面白さと楽しさを体験できる高校生向けの科学コンテストの支援

      数学・化学・生物学・物理・情報・地学・地理の7つの教科別国際科学オリンピックと、インテル国際学生科学技術フェア(Intel ISEF)への代表生徒の派遣支援を通して、次世代の科学技術の担い手を育成しています。平成30年9月に国際情報オリンピックが茨城県つくば市で開催され、その後も4教科の国際大会が日本で開催される予定です。

    • 科学の甲子園ジュニア

      中学生を対象とした全国規模の科学コンテストの開催

      中・高生等を対象とした全国規模の科学コンテストの開催
      科学好きな生徒の能力伸長と裾野拡大を目指し、47都道府県から選ばれた中学生・高校生等が集い、理科・数学・情報における複数分野の競技を通じて科学の知識や活用力を競い合う大会を実施します。

    • グローバルサイエンスキャンパス

      将来グローバルに活躍しうる科学技術人材を育成するプログラム

      卓越した意欲・能力を有する高校生等が、研究活動や国際的な活動を含む高度で体系的な理数教育プログラムを大学において受講するプログラムです。個に応じた才能育成に向けた取組や、受講生の多様性に応じた育成プランが組み込まれており、年間を通して実施されます。

    • 女子中高生の理系進路選択支援プログラム

      女子中高生の理数分野への興味関心を向上させるプログラム

      女子中高生の理系に対する意識を醸成するため、科学技術分野で活躍する女性研究者・大学生などとの交流や実験教室・出前授業などの機会を提供します。

  • イノベーションの創出に資する人材の育成

    研究人材キャリアの情報活用支援

    • JREC-IN Portal (ジェイレックインポータル)

      研究者・技術者の求職・求人、能力開発、情報収集を支援するポータルサイト

      科学技術イノベーション創出を担う高度人材(学生、研究者、技術者、研究支援者、教員、学芸員等)に向けて、求人情報・キャリア支援情報等をワンストップで提供します。産学官連携の下、情報面からキャリア開発を支援し、アカデミアに加えて民間企業の求人情報提供等にも取り組んでいます。

    プログラム・マネージャー(PM)の育成・活躍推進プログラム

    • プログラム・マネージャー(PM)の育成・活躍推進プログラム

      挑戦的な研究開発プログラム等をプロデュースするPMに必要な能力の育成

      大学、研究機関や企業等から公募・選抜された研修生に研修プログラムを提供します。PMに必要な知識・スキルを学び、研究開発プログラム等の構想を自ら提案する第1ステージと、提案した構想の一部やマネジメントを実践する第2ステージで構成された知識習得にとどまらない実践的プログラムです。また修了生のネットワーク化や活躍推進に向けた情報提供など、JSTが支援します。

    研究公正推進事業

    • 研究公正ポータル

      公正な研究活動の普及・啓発

      研修会やシンポジウムを通じた研究倫理教育の高度化支援、ポータルサイトの運営、研究機関・研究者からの相談に対する助言等を行っています。また、日本学術振興会、日本医療研究開発機構と連携・協力して公正な研究活動の普及・啓発に取り組みます。

その他

未来社会を共に創るためにさまざまなステークホルダーとの対話を推進するとともに、次世代の科学技術人材や科学技術イノベーションの創出に資するさまざまな人材育成を行います。

  • ダイバーシティ推進

    • ダイバーシティ推進

      イノベーション創出の活性化に必要なダイバーシティの推進

      科学技術イノベーションの創出に向けた経営戦略の重要な施策のひとつとして、ダイバーシティを推進しています。JST職員のみならず、事業関係者、日本全体や国際社会とも連携し様々な活動を行っています。また、平成29年5月にジェンダーサミット10を開催し、国連が定めた「持続可能な開発目標(SDGs)」への提言「東京宣言(BRIGDE)」を発表しました。

  • 戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)

    • 戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)

      国が定める重点課題に、府省や分野を超えて取り組む研究開発プログラム

      内閣府総合科学技術・イノベーション会議が選定する重要な研究課題について、内閣府が選定したプログラム・ディレクターのもと、規制・制度改革や特区制度の活用等も視野に入れた基礎研究から実用化までの研究開発を推進します。SIP第2期(2018年度~)12課題のうち、JSTでは2課題を管理・運営しています。

  • 受託事業

    • 科学技術イノベーション創出基盤構築事業

      文部科学省が実施する政策のうち、「社会システム改革と研究開発の一体的推進」、「先端融合領域イノベーション創出拠点形成プログラム」、「科学技術関係人材の養成事業」及び「科学技術共通基盤強化促進事業」の4事業について推進支援します。

    • 光・量子飛躍フラッグシッププログラム(Q-LEAP)

      文部科学省が実施する政策のうち、「光・量子飛躍フラッグシッププログラム(Q-LEAP)」事業について推進支援します。