平時から積み重ねた津波に関する啓蒙・啓発活動により、多くの命が救われた

  • 実装支援【公募型】
  • 安全安心

2016年7月13日

「安全安心」研究開発領域(東日本大震災対応)

 群馬大学大学院教授の片田敏孝氏は、RISTEXの「安全安心」研究開発領域で津波防災教育ツール「津波災害総合シナリオ・シミュレータ」を開発、「研究開発成果実装支援プログラム」で同ツールを活用し災害に強い地域をつくるための住民への意識啓発活動や小中学生への防災教育活動を何年にもわたり継続してきました。
 今回の大震災では、実装活動の拠点の一つであった岩手県釜石市も想定をはるかに上回る津波に襲われました。海から1キロ以内にある小中学校では校舎が3階まで水没しましたが、日ごろから行っていた防災教育・訓練により、中学生が小学生を引率して冷静に避難を行い、学校から避難した生徒は全員無事に逃げることができました。

今回の地震で実際に小中学生が避難している様子(片田先生ご提供)

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