地域や社会で子育てを支援していく―「マルトリ予防」の取り組み―

  • 公私領域

2021年5月21日

  • 研究開発プロジェクト名
    「養育者支援によって子どもの虐待を低減するシステムの構築」
  • 研究代表者
    友田 明美(福井大学 教授)(2021年3月)
  • 研究開発期間
    2015年11月~2021年3月
  • 報告書
    進捗報告書(PDF: 2,360KB)
  • 領域・プログラムWebサイト
    「安全な暮らしをつくる新しい公/私空間の構築」研究開発領域Webサイト 友田PJページ
  • プロフィール (2021年3月) 
    小児精神科医。医学博士。福井大学子どものこころの発達研究センター教授。
    熊本大学医学部医学科修了。同大学大学院小児発達学分野准教授を経て、2011年6月より 現職。福井大学医学部附属病院子どものこころ診療部部長兼任。2009‐2011年および 2017‐2019年に日米科学技術協力事業「脳研究」分野グループ共同研究日本側代表を務める

「マルトリートメント」(虐待とは言い切れない大人から子どもに対する避けたいかかわりのこと、以下「マルトリ」)は、脳の発達や成人後の疾患に影響する可能性があります。その科学的根拠をさまざまな分野の支援者が共通理解し、養育者のマルトリ行動に早期に「気づき」「理解」を促し、地域住民も子育て家族を支援(「とも育て(きょうどう子育て)」)することで、子どもへの虐待を低減することにつながります。

福井大学子どものこころの発達研究センターでは「子ども虐待の発生メカニズム及び養育者支援に資するための科学的根拠」を研究し、さらに、この研究成果を現場でどう活用できるか、大阪府こころの健康総合センターを中心に自治体職員と検討を進めてきました。これを踏まえ、中核市の豊中市‧枚方市とも協働し、支援者と市民に向けた研修・普及資材を開発しました。子育て家族が虐待など危機的状況に陥る前に、子どものみならず、養育者が抱える健康・生活経済・家族などのマルトリの背景に潜むリスクに、支援者が早期に気づき支援することを助けるものです。一般社団法人日本家族計画協会の「マルトリ予防WEBサイト(marutori.jp)」から、誰もが無料で利用できます。

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