- 子ども防犯
2022年7月4日
- 領域総括
片山 恒雄(東京電機大学 教授) - 研究開発実施期間
平成19年度~平成24年度の6年間 - 領域の紹介(報告書はこちら)
「犯罪からの子どもの安全」研究開発領域について - Webサイト
「犯罪からの子どもの安全」研究開発領域WEBサイト
「犯罪からの子どもの安全」研究開発領域
少子化が進む中で、犯罪から子どもを守ることは重要な社会問題です。保護者や警察だけの問題でないことは、虐待やいじめによる自殺の問題などをみても明らかです。犯罪から子どもを守る上では、「子どもは社会全体で守り育むべき存在である」、「様々な取組みを被害の予防に結びつける」、「人、モノ、社会システムの観点から考える」、この3点が重要であると考えます。この研究開発領域は平成25年3月で活動を終了しました。
研究開発領域成果についてのまとめと提言
この領域は、科学的根拠に基づく犯罪予防の取組みを日本で認知・普及し、子どもへの犯罪リスクを低減し未然に被害から守るため、科学的な知見や手法と、地域の実情に合った具体的成果を創出すること、そのために地域、学校、行政などの現場で問題に取り組む人々と研究者が協働するネットワークを構築することという3つの目標を掲げ、6年にわたり13のプロジェクトを推進しました。またシンポジウムなどを通じて、個々のプロジェクトの取組みや成果に止まらない問題提起を行いました。そしてその総括として、個々の研究者や一助成機関の取組みでは解決できない課題を「犯罪から子どもを守る7つの提言」としてまとめました。
領域Webサイトで成果を詳しく発信しています
「犯罪から子どもを守る7つの提言」全文や13のプロジェクト成果など、領域の成果を分かりやすくまとめました。各プロジェクトの具体的な成果に加え、実際に成果を活用いただいた協働者の声や、犯罪予防の考え方なども紹介しています。また、プロジェクト独自のWebサイトへのリンクもありますので、是非、ご覧下さい。