2025年度 社会技術研究開発事業 提案募集

2025年5月12日

  • 2025年4月25日(金) 募集説明会資料、総括メッセージ動画と英語版公募要領を掲載しました。
  • 2025年4月30日(水) 「ケアが根づく社会システム」にてJST-RISTEXによる補足説明を掲載しました。
  • 2025年5月12日(月) 「ケアが根づく社会システム」 のアドバイザー一覧を更新しました。

社会技術研究開発センター(RISTEX)は、SDGs を含む社会の具体的な問題の解決や、新たな科学技術の社会実装に関して生じる倫理的・法制度的・社会的課題への対応を通して、経済的価値のみならず、新しい社会的・公共的価値の創出を目指した研究開発を推進しています。

募集提案を行う研究開発領域・プログラム一覧

 

募集中

募集中

募集中

募集中

領域・プログラム名称 科学技術の倫理的・法制度的・社会的課題(ELSI)への包括的実践 研究開発プログラム

SDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム(SOLVE for SDGs)

アイコン:NEWケアが根づく社会システム
シナリオ創出フェーズ・ソリューション創出フェーズ 情報社会における社会的側面からのトラスト形成
キーワード 新興科学技術のELSI対応 技術シーズ活用による地域の社会課題解決 デジタル ソーシャル トラスト ケア基盤社会
公募開始

4月9日(水)

提案書受付期限

6月4日(水)正午

書類選考

6月~7月中

面接選考

8月6日(水) (予定)

シナリオ創出フェーズ:8月4日(月) (予定)
ソリューション創出フェーズ:7月30日(水) (予定)

8月1日(金)、2日(土) (予定)

8月4日(月)、6日(水) (予定)

面談 (採択条件の説明)

8月26日(火) (予定)

8月19日(火)、20日(水) (予定)

8月20日(水)、22日(金) (予定)

8月29日(金) (予定)

選考結果の通知・発表

9月下旬 (予定)

研究開発の開始

10月上旬 (予定)

合同募集説明会

4月24日(木) 14:00~16:00 ※詳細はページ下部

公募要領(共通) 日本語

公募要領(共通)(PDF:2,008KB)

English

Application Guidelines(General Information)(PDF: 1,362KB)

公募要領(別紙)・提案書等 日本語
  • 公募要領(別紙)(PDF:1,535KB)
    ※4月15日(火):PDF内2ページに記載の面談(採択条件の説明)日に誤りがあったため、修正をして差し替えました。再度ご確認ください。

シナリオ創出フェーズ

ソリューション創出フェーズ

English
公募要領(e-Radマニュアル) 日本語

公募要領(e-Radマニュアル)(PDF:2,896KB)

English

e-Rad Operation Manual(PDF: 91KB)

プログラムの目標・概要 新興科学技術の倫理的・法制度的・社会的課題(ELSI)への対応と責任ある研究・イノベーションの営みの普及・定着を目指し研究・技術開発の初期段階から包括的にELSIに取り組む、実践的協業モデルを開発

SDGs 達成への貢献に向けた社会課題の解決

広義のケアの価値を、その背景等を含め多様な視点から科学的に解明し、ケアの価値を可視化するための研究開発ならびに、見出されたケアの価値を実社会の現場で実践する活動を通じ、「他者や環境を気にかけ、共にある」コミュニティやインフラの実現を目指す
地域が抱える具体的な社会課題に対して、研究代表者と地域で実際の課題解決にあたる協働実施者が共同で、既存の技術シーズの活用による解決策を創出 高度情報社会の進展が生む情報に関わる「トラスト」の問題について、より本質的な問題解決につながる課題特定、及び解決策の開発と社会実装に向けた検証を図る
研究開発対象
  • 科学技術の特性を踏まえた具体的なELSI対応方策の創出
  • 研究開発の初期段階から、科学技術が人や社会に与える影響や倫理的・法制度的課題を研究現場に機動的にフィードバックする仕組みや方法論の開発
  • 科学技術コミュニケーションの機能とデザインの高度化のための実証と開発
  • トランスサイエンス問題の事例分析とアーカイブに基づく将来への提言
  • シナリオ創出フェーズ
    • 地域における社会課題のボトルネック分析
    • 科学技術を活用して社会課題を解決する新たな社会システムを想定して、可能性試験などによるエビデンスを得たSDGsを達成する構想(シナリオ)の創出
  • ソリューション創出フェーズ
    • 地域における実証試験による課題解決策の有効性検証解決策を多地域に展開するための適用可能条件や環境設定の提示
    • 多地域に展開するための適用可能条件や環境設定
    • 研究開発プロジェクト終了後の自立的継続のための計画(事業計画)の策定
偽・誤情報やインフォデミックに見られるような情報に関わるトラストの問題を取り上げる研究開発、更には技術面だけではない多面的なアプローチから現場の課題解決につながる研究開発を対象とし、具体的には、以下に示す3つの研究開発要素を想定。
①トラスト形成のメカニズム理解、阻害要因の分析
②分析結果を踏まえた対策の開発
③社会実装手法と効果測定法の提案
領域の達成目標「互いを自然に気にかけながら助け合えるコミュニティ形成や、人びとが環境と互恵的に関わり合えるインフラ等の生活基盤の自発的な実証が複数地域で始まっていること」の実現に向け、以下の研究開発要素を一体的に推進。

研究開発要素①:ケアとその価値の可視化
不可視化されやすいケアとその価値を、ケアがなされている現場の当事者ならびにその背景の分析、または、歴史・社会・芸術・文化・教育等の視点からの分析により明らかにする。

研究開発要素②:可視化されたケアの価値に基づく社会システムの実践
研究開発要素①で可視化されたケアの価値を踏まえ、相互依存的な人間観に基づいた社会システムの見直しの方向性や改善策を実社会の現場で実践し、検証・改善を行う。
研究開発期間 原則1~3年半 シナリオ創出フェーズ:原則2年
ソリューション創出フェーズ:原則3年
原則3年半 原則4年半
研究開発費(直接経費) 1課題 600~1,200万円/年 程度上限 シナリオ創出フェーズ:1課題 600万円/年 程度上限
ソリューション創出フェーズ:1課題 1,900万円/年 程度上限
(a)課題解決型プロジェクト:1課題 1,200万円/年 程度上限
(b)課題特定型プロジェクト:1課題 300~750万円/年 程度上限
1課題 2,300万円/年 程度上限
領域・プログラム総括 唐沢 かおり(東京大学 大学院人文社会系研究科 教授) 川北 秀人(IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所] 代表者) 湯淺 墾道(明治大学 公共政策大学院 専任教授) 西村 ユミ(東京都立大学 健康福祉学部 教授)
採択予定件数 研究開発プロジェクト:2件程度 シナリオ創出フェーズ:2件程度
ソリューション創出フェーズ:2 件程度
(a)課題解決型プロジェクト:2件程度
(b)課題特定型プロジェクト:1件程度
3件程度
問い合わせ先 個別 boshu-elsi[at]jst.go.jp boshusolve[at]jst.go.jp boshu-digist[at]jst.go.jp boshu-care[at]jst.go.jp
共通 応募先に迷われる場合など、領域・プログラム横断的なお問い合わせはこちら
boshu[at]jst.go.jp ※[at] をアットマークに変えてください。
国立研究開発法人 科学技術振興機構 社会技術研究開発センター 企画運営室 募集担当

※1 SDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム提案書(シナリオ創出フェーズ・ソリューション創出フェーズ)「読み上げソフト・アクセシビリティ対応版」について
提案書の内容を読み上げソフト等に対応する形で再構成したものです。提案書としてそのままお使いいただけますが、図・表組み等、一部未対応箇所がありますので何卒ご了承ください。

募集説明会の開催

募集説明会動画・資料

RISTEX全体

領域・プログラム別

  1. 科学技術の倫理的・法制度的・社会的課題(ELSI)への包括的実践 研究開発プログラム
  2. SDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム(シナリオ創出フェーズ・ソリューション創出フェーズ)
  3. SDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム(情報社会における社会的側面からのトラスト形成)
  4. ケアが根づく社会システム

2025年度 社会技術研究開発事業 合同募集説明会

日時:2025年4月24日(木)14:00~16:00

方法:オンライン(Zoomウェビナー)

領域・プログラム:

14:00~14:20 開会/2025年度公募にかかる全体説明
14:20~15:40 研究開発領域・プログラムからの説明
(14:20~14:40)科学技術のELSIへの包括的実践研究開発プログラム
(14:40~15:00)SOLVE for SDGs:シナリオ創出フェーズ・ソリューション創出フェーズ
(15:00~15:20)SOLVE for SDGs:情報社会における社会的側面からのトラスト形成
(15:20~15:40)ケアが根づく社会システム
※それぞれ、領域・プログラム総括からのメッセージ動画の配信と、領域・プログラム担当からの補足説明を行います。
15:40~16:00 全体質疑/閉会

研究倫理教育に関するプログラムの受講・修了について

研究代表者は、研究倫理教育に関するプログラムを修了していることが応募要件となります。修了していることが確認できない場合は、応募要件不備とみなしますのでご注意ください(研究代表者以外については、申請時の受講・修了は必須としません)。

e-Radでの応募における留意点

2021年12月17日に競争的研究資金に関するガイドラインの改定に伴い、競争的研究費の不合理な重複及び過度の集中を排除し、研究活動に係る透明性とエフォートを適切に確保するため、競争的研究費の公募にあたり現在の競争的研究費その他の研究費の応募・受入状況(制度名、研究課題、実施期間、予算額、エフォート等)や、現在の全ての所属機関・役職(兼業や、外国の人材登用 プログラムへの参加、雇用契約のない名誉教授等を含む。)に関する情報の提出が求められています。

e-Radの改修以降(2022年3月15日以降)に研究インテグリティに係る情報の登録を行っていない場合は必ず情報の登録を行って下さい。既に登録済みの方は必要ありません。

上記の事項について、適切に所属機関に報告をしていることを確認のうえ、「誓約状況」のチェックボックスにチェックすることは必須となります。チェックマークが入っていない場合、応募ができませんのでご注意ください

参考

2024年度の提案募集

2024年度の採択結果

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