研究開発領域・プログラムの運営

研究開発領域・プログラム会議の開催

 総括、アドバイザー、RISTEXスタッフが、運営に関わる事柄について検討を行う会議で、月1回程度開催しています。プロジェクトの報告会や、関係者の勉強会、交流会等を併せて開催することもあります。

写真:政策のための科学:プログラムサロン(勉強会)の様子政策のための科学:プログラムサロン(勉強会)の様子。


研究開発領域・プログラム全体会議(合宿)の開催

 年に一度、研究開発領域・プログラム内で活動する研究開発プロジェクトが一堂に会し、合宿形式での全体会議を行います。総括、アドバイザー、RISTEXスタッフとプロジェクト代表者だけではなく、研究開発に協力するさまざまな立場の人が参加し、総勢100名を超えることもあります。
 合宿では、研究開発領域・プログラムの目標達成に向けて、研究開発の進捗状況の報告や研究開発推進および運営に関わる議論を行い、関係者間の意識を共有します。プロジェクト実施者同士の交流を深め、横のつながりを形成することも目的のひとつです。研究開発プロジェクト間でアイデアを交換しあい、共同研究に発展することもあります。

写真:ELSIプログラム(RInCA):2021年12月の全体会議の様子ELSIプログラム(RInCA):2021年12月の全体会議の様子。初年度採択から2021年度採択まで、全17課題の関係者が一堂に会し、研究開発の方向性や、ELSI/RRIに取り組む上での共通論点について意見交換を行い、プロジェクト間の連携を深めた。


研究開発プロジェクトのサイトビジット(現地訪問)

 RISTEXの推進する研究開発は社会実装を重視しているため、多くのプロジェクトは、日本各地で地域のコミュニティやそこに住む人々と深く関わりながら、研究開発を行っています。そこで、総括、アドバイザー、RISTEXスタッフが研究開発のフィールドである地域を訪問するサイトビジット(現地訪問)を積極的に行っています。研究開発の進捗を把握するとともに、必要に応じて研究者に助言を行い、プロジェクトを支援します。

写真:SOLVE(シナリオ・ソリューション):安元プロジェクトのイベントSOLVE(シナリオ・ソリューション):安元プロジェクトが実証試験を行っている沖縄県八重瀬町でのイベント「地域の環境のフシギを発見・科学するサマースクール2022」で小中学生が沖縄の天然素材「クチャ(海泥)」を採取している様子。


アウトリーチ活動

 研究開発プロジェクトの活動がある程度進んだ段階で、一般の方々に研究開発の課題や成果についての情報を冊子やWebサイトで発信しています。また、シンポジウム等のイベントを開催し、意見交換を行っています。プロジェクト主催のイベント開催情報も、Webサイト等で発信しています。

写真:公私空間領域のサイエンスアゴラ2021出展企画公私空間領域のサイエンスアゴラ2021出展企画:鳥海プロジェクトの開発したマンガ教材をもとに全国各地の中高生がSNSのより良い使い方を議論。(写真:SDGsマガジン提供)


冊子やWebによるアウトリーチ

プロジェクトの評価

 プロジェクト終了後には、研究開発の実施状況、研究開発成果、波及効果等を明らかにし、今後の成果の展開に資するために「事後評価」を行い、結果を公表しています。また、研究開発終了後一定期間を経過した後には、研究開発成果の発展状況や活用状況、波及効果等についての「追跡調査」を行います。

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