4/23(火)2024年度提案募集に向けたオンラインセミナー【SOLVE(社会的孤立枠)】

  • 社会的孤立

2024年4月23日

「SDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム(社会的孤立・孤独の予防と多様な社会的ネットワークの構築)」
2024年度提案募集に向けたオンラインセミナー「社会レベルでの取り組みによる孤立・孤独予防とは」

※情報は順次更新いたします。
※内容は変更する場合があります。

開催概要

日時:2024年4月23日(火)10:30-11:50

開催形式:オンライン(Zoomウェビナー配信)

主催:国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)社会技術研究開発センター(RISTEX)

「SDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム(社会的孤立・孤独の予防と多様な社会的ネットワークの構築)」

参加費:無料(要・事前申込)

定員:1,000名

参加申込:https://form2.jst.go.jp/s/koritsu_seminar_20240423

開催趣旨

2021年度に発足した「SDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム(社会的孤立・孤独の予防と多様な社会的ネットワークの構築)」では、これまで3回の公募を実施し、16件の研究開発プロジェクトが採択されています。

今回のオンラインセミナーでは、2024年度に4回目の公募を実施するにあたり、本プログラムのプログラム総括、プログラムアドバイザーからそれぞれ、多様な社会的ネットワークの構築や、ソーシャル・キャピタルの構築など、社会レベルでの取り組みにより孤立・孤独を予防する観点について報告いただき、議論します。

本プログラムでは、顕在化した孤立・孤独の状態にある人々への支援施策等に係る先行知見を活用しながらも、社会の構成員全体を対象にして社会的要因の改善を目指し、そもそも社会的孤立・孤独を生まない社会的仕組みを創るという、抜本的な予防としての一次予防を重視しています。

そのために本プログラムでは、社会的孤立・孤独の個人的なリスクのみならず、社会の集合的な帰結に対する取り組みや、世代や属性に共通する要因に着目した横断的なアプローチやポピュレーション・アプローチ、あるいは社会全体の構造、仕組み、規範そのものを変えるような取り組みの提案を期待します。

本プログラムの公募への提案をご検討されている方、研究者(人文・社会科学系/自然科学系)、NPO、学校、自治体、企業などの現場で社会的孤立・孤独の問題に取り組んでいらっしゃる方はもちろん、広く一般に社会的孤立・孤独にご関心をお持ちの皆様のご参加をお待ちしております。

  • 本オンラインセミナーは、募集説明会ではありません。公募に関するお問い合わせにつきましては、「2024年度 社会技術研究開発事業 提案募集」のホームページに「2024年度 社会技術研究開発事業 合同募集説明会」(2024年4月25日(木)14:00-16:00(オンライン開催))のご案内がございますので、ご参照ください。
  • 本オンラインセミナーで取り上げる個別ケースはあくまで一つの事例であり、これに拘ることなく、プログラム目標の達成に貢献する、新規性・独創性のある提案を歓迎します。応募にあたっては、公募開始後、上記ウェブサイトに掲載する2024年度の公募要領を必ずご参照ください。
  • 本オンラインセミナーへの参加の有無は、社会的孤立枠の公募審査結果には一切影響いたしません。

プログラム(予定)

※内容は変更する場合があります。

開始 終了  
10:30 10:35 5 ◆開会挨拶
浦 光博 プログラム総括(追手門学院大学 教授/広島大学 名誉教授)
10:35 10:55 20 ◆報告1:「多様な社会的ネットワークの構築による孤立・孤独の予防(仮)」
浦 光博 プログラム総括(追手門学院大学 教授/広島大学 名誉教授)
10:55 11:05 10 Q&A(ウェビナーへの質問に回答)
11:05 11:25 20 ◆報告2:「孤立・孤独予防のためのソーシャル・キャピタル構築に向けて(仮)」
佐藤 嘉倫 プログラムアドバイザー(京都先端科学大学 人文学部 学部長、教授)
11:25 11:35 10 Q&A(ウェビナーへの質問に回答)
11:35 11:45 10 とりまとめ(全体Q&A、相互コメント)
11:45 11:50 5 ◆閉会挨拶
浦 光博 プログラム総括(追手門学院大学 教授/広島大学 名誉教授)

登壇者・報告要旨(予定)

プログラム総括:浦 光博 追手門学院大学 教授/広島大学 名誉教授

「多様な社会的ネットワークの構築による孤立・孤独の予防(仮)」

他者との間に心理的距離を感じたときに生じる一時的な孤独感(あるいは、社会的痛み)は、一人でいることの潜在的な危険性を警告し、他者との関係性を再構築するよう動機づける警告信号と考えられます。とすれば、警告反応としての一時的な孤独感を慢性化させることなく、人を他者との関係性の維持や再構築に向かわせる条件を整えることが社会的孤立・孤独の予防につながる可能性が指摘できます。その条件とはどのようなものなのかについて、大規模調査の分析結果に基づいて考察します。

プログラムアドバイザー:佐藤 嘉倫 京都先端科学大学 人文学部 学部長、教授

「孤立・孤独予防のためのソーシャル・キャピタル構築に向けて(仮)」

ソーシャル・キャピタルが孤立・孤独予防に有効であることは論をまたないのですが、この視点には2つの問題があります。第1はそもそも孤立・孤独状態にある人々にアクセスできないという問題であり、第2は地域社会のソーシャル・キャピタルが弱いという問題です。第1の問題については本プログラムの下でさまざまなプロジェクトが取り組んでいますが、今後は第2の問題について社会レベルでの取り組みが求められます。

お問合せ

「SDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム
(社会的孤立・孤独の予防と多様な社会的ネットワークの構築)」事務局
E-mail:koritsu-info [at] jst.go.jp
※[at] は@に置き換えてください。

プログラムについて

「SDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム(社会的孤立・孤独の予防と多様な社会的ネットワークの構築)」
「社会的孤立・孤独の予防」に関する研究開発であり、その要因やメカニズム理解、新しい社会像の描出といった人文・社会科学などの知見を使った学術的な研究から、社会的孤立・孤独リスクの可視化・評価手法(指標等)、社会的孤立・孤独の予防施策の開発とそのPoC(Proof of Concept:概念実証)までを、国内の特定地域や、学校、職場、コミュニティーなどの施策現場と協働して一体的に実施します。

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