キャラクターロボットが適材適所で力を発揮し、地域社会を活性化する【サイエンスインパクトラボ2023】

Sustainable Development Goals
目標8:働きがいも 経済成長も
目標11:住み続けられるまちづくりを

研究者:末岡 裕一郎(大阪大学大学院 工学研究科 助教)

解くべき課題

親しみやすいキャラクターロボットが人々の日々の困りごとをキャッチし、人や他のロボットと協力しながら問題を解決する。キャラクターらしく人の心に寄り添い、癒し、いざという時にはロボットならではの技術で人を助ける

  • 人口減少や高齢化に伴う地域社会の人手不足
  • 住民サービスの低下や、観光業の衰退
  • 災害など緊急時の人手不足

キャラクターロボットによる地域社会の活性化

取組のポイント

いつでもどこでも地域にキャラクターロボットがいる状態をつくり、

  • 日々の困りごとを解決する手助けをします
  • 非常時に地域や人を助ける役割を果たします

ロボットが連携して暮らしの課題を解決することで、人々に余裕を生み、新たな趣味・楽しみに気づくなど希望をもたらします。

平常時、地域の人々に協力して負担軽減する様子
災害時などの緊急時にも、救助活動や輸送など人々の命の安全を守る様子

取組内容

地域のさまざまな場所に、ロボットを配置し、

  • 困りごとを聞く:地域のいろいろな場所で地域や人の悩みごとを聞き、役所などに声を届ける。
  • 観光案内する:キャラクターロボット達が地域の特徴(文化、伝統、食など)を観光に来た方に案内する。
  • 非常時に地域・人を支える:いざという時に、通信や救助などをヘルプする。
地域の様々な場所にロボットを配置して、人の困りごとを聞く様子
キャラクターロボット達が地域の特徴(文化、伝統、食など)を、観光に来た方に案内する様子

シナリオの関係者

  • 大塚 裕樹
  • 加藤 公敬(一般社団法人Future Center Alliance Japan(FCAJ))
  • 鈴木 香里(特定非営利活動法人 放課後NPOアフタースクール)
  • 小島 弘久(コーディネーター/ハーチ株式会社)
  • 本田 隆行(科学コミュニケーター/合同株式会社sou, 元日本科学未来館)

関連リンク

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