- ELSIプログラム
2025年2月4日
新潟大学ELSIセンター国際シンポジウム「脳神経倫理の国際ガバナンス・ルール形成:アジアからの貢献」
ニューロテクノロジー(神経活動を計測・刺激・制御する技術)では、AI(人工知能)の発展もあって、脳とコンピュータをつなぐブレイン・マシン・インターフェース(BMI)などの技術が急速な発展が見込まれています。ただ、こうした新興技術の社会実装には、文化的側面にも配慮した社会的な合意形成が欠かせません。
特に、脳とAI の直接的な連結がもたらす人間の主体性やアイデンティティへの影響、「脳」「意思」「行為」の関係については、ELSI(倫理的、法的、社会的課題)に関する根源的な問いに対し、研究開発の側がこたえていく社会的責任があります。
本シンポジウムでは、脳神経倫理をテーマに、新興技術の国際的なルール形成にアジアの側からどのように貢献できるか、海外からのゲストの基調講演をもとに、現状と課題を共有します。ここから、アジアの側から欧米など世界に対し果たすべき役割についての議論を深め、今後の国際ルール形成への貢献と、持続可能な研究協力体制の構築を目指していきます。
主催:新潟大学研究統括機構ELSIセンター
日時:2025年2月4日(火)14:00~16:40
会場:新潟大学旭町キャンパス・有壬記念館
〈ハイブリット開催・同時通訳あり〉
申し込み:https://forms.office.com/r/zG6U7T1PKu
事前申込み制 〈申込締切:2月3日(月)12:00〉
詳細:https://www.irp.niigata-u.ac.jp/news/10731/