3/29(水)2023年度提案募集に向けたワークショップ開催 資料・動画公開【SOLVE(社会的孤立枠)】

  • 社会的孤立

2023年3月29日

「SDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム(社会的孤立・孤独の予防と多様な社会的ネットワークの構築)」
2023年度提案募集に向けたワークショップ
「どのような時に人は孤立・孤独に陥るの?その一次予防の仕組みを考える」
多数ご参加いただきありがとうございました。
公開資料・動画は、下部「プログラム」欄からご覧いただけます。

開催概要

日時:2023年3月29日(水) 午前/午後の2部制

(1) 午前の部:テーマ1「社会的孤立・孤独に陥りやすい状況とは?」
 <オンライン視聴> 9:30-11:00
 <会場参加> 9:30-12:30(受付開始 9:00)
(2) 午後の部:テーマ2「一次予防につながる社会的仕組みとは?」
 <オンライン視聴> 14:00-15:30
 <会場参加> 14:00-17:00(受付開始 13:30)

開催形式:ハイブリッド開催(オンライン視聴および会場参加)

午前/午後の各部
<オンライン視聴> 1,000名 + <会場参加> 30名(先着順)
※感染症の流行または悪天候等によっては完全オンライン開催となる場合があります。

会場:

<オンライン視聴> Zoomウェビナー配信
<会場参加> JST東京本部B1大会議室(東京都千代田区四番町5-3 サイエンスプラザ

主催:国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)社会技術研究開発センター(RISTEX)

「SDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム(社会的孤立・孤独の予防と多様な社会的ネットワークの構築)」

参加費:無料(要・事前申込)

その他:

  • ワークショップは、午前と午後の2部制で、それぞれ異なるテーマで実施します。午前だけ、あるいは午後だけでも、午前と午後の両方でもご参加いただけます。
  • 午前・午後共に、Zoomウェビナー配信部分と、会場参加者による非公開のワークショップがあります。
  • オンライン視聴の方は、Zoomウェビナー配信部分のみの視聴となります。
    会場参加の方は、会場で一般公開のZoomウェビナー配信部分と非公開のワークショップ部分に通しで参加いただきます。
  • 会場では入場に際し「検温、手指の消毒」が必須となります。
  • 新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針での政府の「マスク着用」の考え方を受けて、本ワークショップ会場でのマスク着用は、個人の主体的な選択を尊重し、個人の判断に委ねることといたします。なお、会場では「三つの密」の全ての回避、適切な感染防止のための取組を行った上で開催いたします。
  • 来場の際には事前に体調を確認し、発熱や体調不良がある場合は来場をご遠慮ください。
  • 下記に該当する方は、入場をお断りさせていただく場合があります。
    発熱(37.5℃以上)、咳、咽頭痛、息苦しさ、倦怠感などの症状がある方。

開催趣旨

2021年度に発足した「SDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム(社会的孤立・孤独の予防と多様な社会的ネットワークの構築)」では、これまで2回の公募を実施し、13件の研究開発プロジェクトが採択されています。

今回のワークショップでは、2023年度に3回目の公募を実施するにあたり、本プログラムの趣旨についてのプログラム総括の講話や、アドバイザー、採択プロジェクト研究代表者を交えたトークセッションをウェビナー配信するとともに、社会的孤立・孤独の課題に取り組む研究者と、NPO、自治体、学校、企業などの施策現場側が出会い、共通のテーマで対話できるリアルな場を提供いたします。

本プログラムでは、すでに社会的注目度の高い社会的孤立・孤独について、事態が悪化することを防ぐことのみならず、社会的孤立・孤独を社会全体の問題として捉え、そもそも社会的孤立・孤独を生まない社会的仕組みを創るという、抜本的な一次予防を重視しています。

そのためには、人はどのような時に社会的孤立・孤独に陥るのか、そうならないためにはどのような社会的仕組みが必要なのか、という根本的な問いに対し、社会の多様な立場の人が一緒に考える必要があります。

本プログラムの公募への提案をご検討されている方、研究者(人文・社会科学系/自然科学系)、NPO、学校、自治体、企業などの現場で社会的孤立・孤独の問題に取り組んでいらっしゃる方はもちろん、広く一般に社会的孤立・孤独にご関心をお持ちの皆様のご参加をお待ちしております。

  • 本ワークショップのウェビナー配信部分については、動画にして事後に本Webページにて公開予定です。また、会場参加者による非公開部分のワークショップの内容につきましても、発言者が分からないかたちにして、議論の内容のポイントを事後に本Webページにて公開予定です。
  • 本ワークショップで取り上げる個別ケースはあくまで一つの事例であり、必ずしも本プログラム公募にて重視しているテーマという位置づけではありませんので、あらかじめご理解いただきますようお願いいたします。応募にあたっては、公募開始後、必ず2023年度の公募要領をご参照ください。
  • 本ワークショップへの参加の有無は、社会的孤立枠の公募審査結果には一切影響いたしません。

プログラム

※会場参加者による少人数のワークショップ部分も含め、全体の議論の概要をまとめています。

(1)午前の部:テーマ1「社会的孤立・孤独に陥りやすい状況とは?」

  • 人はどのような時に社会的孤立・孤独に陥るのでしょうか?社会的孤立・孤独の状態にある人への支援はもちろん重要ですが、一次予防に向けては社会的孤立・孤独に陥るメカニズムへの理解を深めることが不可欠です。
  • 社会的孤立・孤独に陥るプロセスや条件とはどのようなものでしょうか?また、その理解に基づくと、まだ顕在化されていないけれど、社会的孤立・孤独に陥るリスクが高い、一次予防が必要な人は誰でしょうか?

研究者と実践者がお互いの知見を持ち寄り、探索します。

会場参加者

オンライン視聴者

開始

終了

[分]

 

参加

公開

STEP1:プログラムへの理解を深める(90分)
※ウェビナー配信
9:30 9:35 5 午前の部 開会挨拶、目的・進め方・テーマ(事務局)
9:35 9:55 20 ◆プログラム総括からの講話
9:55 10:45 50 ◆トークセッション1
話題提供:
研究代表者 松井 豊 筑波大学 働く人への心理支援開発研究センター 研究員/筑波大学 名誉教授 研究代表者 柳澤 邦昭 神戸大学 大学院人文学研究科 講師
10:45 10:55 10 質疑応答
10:55 11:00 5 連絡事項(RISTEX)

非公開

休憩(10分)
※ウェビナー配信はここで終了
STEP2:社会的孤立・孤独に陥りやすい状況について探索する(80分)
※ここからはリアル開催のみ
11:10 11:15 5 イントロ(目的・ルール)
11:15 12:05 50 ワールドカフェ
12:05 12:20 15 各グループの発表
12:20 12:30 10 クロージング(事務局)

(2)午後の部:テーマ2「一次予防につながる社会的仕組みとは?」

  • 社会的孤立・孤独の一次予防においては、社会的孤立・孤独に陥るメカニズムへの理解に基づいた社会的な仕組みづくりが重要であり、本プログラムでは新規性やユニーク性の高い社会的仕組みの提案を求めています。
  • 社会的仕組みとしてどのようなアプローチがありえるのでしょうか?そこに何らかの原則を見出すことができるのでしょうか?

研究者と実践者がお互いの知見を持ち寄り、探索します。

会場参加者

オンライン視聴者

開始

終了

[分]

 

参加

公開

STEP1:プログラムへの理解を深める(90分)
※ウェビナー配信
14:00 14:05 5 午後の部 開会挨拶、目的・進め方・テーマ(事務局)
14:05 14:25 20 ◆プログラム総括からの講話
14:25 15:15 50 ◆トークセッション2
話題提供:
プログラムアドバイザー 稲葉 陽二 元 日本大学法学部 教授 研究代表者 川上 憲人 東京大学 大学院医学系研究科 特任教授/東京大学 名誉教授
15:15 15:25 10 質疑応答
15:25 15:30 5 連絡事項(RISTEX)

非公開

休憩(10分)
※ウェビナー配信はここで終了
STEP2:一次予防につながる社会的仕組みづくりについて探索する(80分)
※ここからはリアル開催のみ
15:40 15:45 5 イントロ(目的・ルール)
15:45 16:35 50 ワールドカフェ
16:35 16:50 15 各グループの発表
16:50 17:00 10 クロージング(事務局)

登壇者

(1)午前の部:テーマ1「社会的孤立・孤独に陥りやすい状況とは?」

プログラム総括:
浦 光博 追手門学院大学 教授/広島大学 名誉教授

プログラムアドバイザー:
岸 恵美子 東邦大学 大学院看護学研究科 研究科長、教授

研究代表者:
松井 豊 筑波大学 働く人への心理支援開発研究センター 研究員/筑波大学 名誉教授
「職場における孤独・孤立化過程の分析―総合的予防プログラムの開発に向けて―」(2021年度採択)
柳澤 邦昭 神戸大学 大学院人文学研究科 講師
「新生活に伴う孤独リスクの可視化と一次予防」(2021年度採択)

(2)午後の部:テーマ2「一次予防につながる社会的仕組みとは?」

プログラム総括:
浦 光博 追手門学院大学 教授/広島大学 名誉教授

プログラムアドバイザー:
稲葉 陽二 元 日本大学法学部 教授

研究代表者:
川上 憲人 東京大学 大学院医学系研究科 特任教授/東京大学 名誉教授
「いきいき・つながり職場づくり:孤立・孤独を予防する包摂組織の社会実装」(2022年度採択)

お問合せ

「SDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム
(社会的孤立・孤独の予防と多様な社会的ネットワークの構築)」事務局
E-mail:koritsu-info [at] jst.go.jp
※[at] をアットマークに変えてください。

プログラムについて

「SDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム(社会的孤立・孤独の予防と多様な社会的ネットワークの構築)」
「社会的孤立・孤独の予防」に関する研究開発であり、その要因やメカニズム理解、新しい社会像の描出といった人文・社会科学などの知見を使った学術的な研究から、社会的孤立・孤独リスクの可視化・評価手法(指標等)、社会的孤立・孤独の予防施策の開発とそのPoC(Proof of Concept:概念実証)までを、国内の特定地域や、学校、職場、コミュニティーなどの施策現場と協働して一体的に実施します。

2023年度 社会技術研究開発提案募集については、こちら。

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