【終了】研究開発成果実装支援プログラム【成果統合型】について

本プログラムが貢献しうる「持続可能な開発目標(SDGs)」

Sustainable Development Goals
目標3:すべての人に健康と福祉を
目標11:住み続けられるまちづくりを

RISTEXのSDGsに関する取り組みについてはこちらをご覧下さい。

研究開発成果実装支援プログラム【成果統合型】は、平成25年度に始まり、平成30年度に活動を終了しました。

研究開発成果実装支援プログラムは、社会の問題解決に資する研究開発成果の社会実装活動を支援するために設定したプログラムで、「公募型」と「成果統合型」の2種類のプログラムから構成されています。

プログラム総括

有本 建男

政策研究大学院大学 教授

 研究開発の成果が社会や市場に出るまでには、研究、開発、実証、普及という段階を経ます。知識や技術を社会に適用・実証し、うまくいかなければ研究、開発に戻る。そのサイクルをまわしながら練り上げていく活動こそが、社会実装です。社会が直面する課題の解決に役立つ成果を創出すること、そして、その成果が実際に社会で持続的に活用されることを目指すうえでは、多様な人々、制度、システムが交り合って活動する実際の空間や社会において、政・産・学・官・市民が対話し、協働することが欠かせません。
RISTEXでは、研究開発領域の設計段階からプロジェクトの公募・採択、研究開発の推進に至るまで、「人文・社会科学と自然科学との知の融合」と「関与者(ステークホルダー)との協働」によって行うことを基本とする、独自の運営方法を開発してきました。この新しい運営方法のもとに初めて設定された「犯罪からの子どもの安全」、「科学技術と人間」の2つの研究開発領域が平成24年度に終了しました。それぞれ課題解決に資する科学的な知見や手法が創出されるとともに、関与者との協働による実践的研究を重視したことにより、分析や理論の研究にとどまることなく、実際の現場・社会で役立つ成果が生まれつつあることが高く評価されました。また、プロジェクト間の交流・連携、問題に関わる関与者のネットワークが構築されたことの重要性が指摘されています。
しかし、これらの成果は、限られた時間、限られた地域等で社会実証を行った"萌芽"にすぎません。創出された成果や築きあげたネットワークをさらに大きく育て、実装活動が自律的に継続・展開し、社会への普及・定着を確実なものにしていく新しい仕組みが必要です。また、研究者等が実装活動を行うことに対して、まだ学術的な評価が得られにくい現実があります。研究開発から一貫した社会実装活動を積極的に支援することを通じて、実装活動に対する評価が変わり、次の世代の人材育成にもつながっていくものと考えます。
そこで、研究開発領域で創出された成果をより効果的に社会に実装することを目的として、「研究開発成果実装支援プログラム(成果統合型)」が創設されました。本プログラムは、研究開発領域の終了に伴い、成果を統合した実装プロジェクトを再構成し、順次活動を開始します。個々の成果の実装にとどまらず、複数の成果を集約・統合(パッケージ化)することによって、課題解決への「効果」や、社会への普及・定着の「質」や「スピード」をさらに高めることが期待されます。また、RISTEXの研究開発領域の枠を超えた成果の統合・集約も積極的に行います。
社会の課題解決に向けて、領域探索から研究開発、そして社会実装へ――科学技術と社会の架橋を通じた「社会のための科学」を実践する、新たなチャレンジです。

研究開発成果実装支援プログラムのスキーム

研究開発成果実装支援プログラムのスキーム

プログラムの評価

中間評価

活動報告書 評価報告書

事後評価

活動報告書 評価報告書
Coming Soon Coming Soon

統合実装プロジェクト

「高齢社会課題解決に向けた共創拠点の構築」

(平成28年7月~平成31年3月)
実装代表者: 辻 哲夫(東京大学 高齢社会総合研究機構 特任教授)

*「コミュニティで創る新しい高齢社会のデザイン」研究開発領域の成果にもとづく統合実装プロジェクト

本プロジェクトは、高齢社会が直面する複合的な課題群をコミュニティにおいて効果的・効率的に解決するために、統合した社会技術・知見の創出と、それらの利活用を担う人材の育成とネットワーク化を通して、活力と魅力ある高齢社会を共創する拠点機能の確立を目指します。同時に、千葉県柏市などの実践コミュニティでの活動に取り組んでいます。

「創発的地域づくりによる脱温暖化」

(平成26年5月~平成29年3月)
実装代表者: 宝田 恭之 (群馬大学大学院理工学府 教授)

「地域に根ざした脱温暖化・環境共生社会」研究開発領域の成果にもとづく統合実装プロジェクト

本プロジェクトは、今すぐ適用できる再生可能エネルギーやスローモビリティなどの適正技術と、その活用の土台となる条例づくり、住民協働型の取り組みなどの成果を地域が活用しやすいかたちで提供し、自立的で持続可能な地域づくりを目指す地方自治体の脱温暖化の取り組みを支援します。 群馬県桐生市などを実装モデル地域として活動しています。

「国際基準の安全な学校・地域づくりに向けた協働活動支援」

(平成25年5月~平成28年3月)
実装代表者: 山本 俊哉 (一般社団法人子ども安全まちづくりパートナーズ 代表理事/明治大学理工学部 教授)

「犯罪からの子どもの安全」研究開発領域の成果にもとづく統合実装プロジェクト

本プロジェクトは、自治体や学校における国際認証(セーフコミュニティ(SC)、インターナショナルセーフスクール(ISS))の 取得支援プログラムなどの提供を通じて、安全・安心な地域・学校づくりの持続的な取り組みを支援する活動を展開します。
神奈川県厚木市などを実装モデル地域として活動しています。

「科学技術イシューの議題構築に向けた媒介機能の実装」

(平成25年5月~平成26年3月)
実装代表者: 田中 幹人 (早稲田大学政治経済学術院 准教授/一般社団法人サイエンス・メディア・センター リサーチ・マネージャー)

「科学技術と人間」研究開発領域の成果にもとづく統合実装プロジェクト

本プロジェクトは、災害対応、エネルギー、環境、食の安全、再生医療など、リスク判断を伴う科学技術をめぐる問題(科学が問うことができても科学だけでは解くことができない、トランス・サイエンス問題)に対して、いま何が問題で、日本社会としてどのように考えていけばよいのか、その議論を喚起・醸成する支援システムの構築を目指しています。

実装活動プロジェクト報告書

平成28年7月~平成31年3月

「コミュニティで創る新しい高齢社会のデザイン」研究開発領域の成果にもとづく統合実装プロジェクト

「高齢社会課題解決に向けた共創拠点の構築」
辻 哲夫
(東京大学 高齢社会総合研究機構 特任教授)

平成26年5月~平成29年3月

「地域に根ざした脱温暖化・環境共生社会」研究開発領域の成果にもとづく統合実装プロジェクト

「創発的地域づくりによる脱温暖化」
宝田 恭之
(群馬大学大学院理工学府 教授)

平成25年5月~平成28年3月

「犯罪からの子どもの安全」研究開発領域の成果にもとづく統合実装プロジェクト

「国際基準の安全な学校・地域づくりに向けた協働活動支援」
山本 俊哉
(一般社団法人子ども安全まちづくりパートナーズ 代表理事/明治大学理工学部 教授)

平成25年5月~平成26年3月

「科学技術と人間」研究開発領域の成果にもとづく統合実装プロジェクト

「科学技術イシューの議題構築に向けた媒介機能の実装」
田中 幹人
(早稲田大学政治経済学術院 准教授/一般社団法人サイエンス・メディア・センター リサーチ・マネージャー)

アクションレポート

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