SDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム(社会的孤立・孤独の予防と多様な社会的ネットワークの構築)

孤立枠ロゴマークSDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム(社会的孤立・孤独の予防と多様な社会的ネットワークの構築)
※本プログラムにおける研究開発予算規模(直接経費)、研究開発実施期間
【スモールスタート(可能性検証)】 1,200万円/年 程度上限、原則1年半程度
【本格研究(ステージゲート評価通過の場合)】 スモールスタート期間の予算規模と同程度~2倍程度の想定、原則3年程度


新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響などによる様々な社会構造の変化は、人と人との社会的つながりや関係性にも大きな変化をもたらし、これまで社会的孤立・孤独リスクが高いと考えられていなかった状況にある人々でさえも、社会的孤立・孤独に陥るリスクが指摘されている。このような新しい状況下での社会的孤立・孤独メカニズムを検証・可視化し、予防につなげるためには、人々の行動・心理・社会的背景の分析や歴史、哲学、人類学的な検討など人文・社会科学を含む幅広い分野の学術的な研究と、予防施策を講じる実際の現場(国内の特定地域や学校、職場、コミュニティなど)での実証と施策化を一体的に推進する研究開発が必要である。しかしながら、このような学術的な研究知をいかに用いて現実の社会で実際に機能する施策化まで結びつけるのかといった研究構想(道筋)の策定と、その実現可能性の見極めは難しい。また、学術的な研究を行う研究者と施策を実践する社会の関与者が互いの取組を知り、直ちに一つのチームとして連携することもハードルが高い。

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