平成20年度受託業務 文部科学省「安全・安心科学技術プロジェクト」

「社会に実装されるテロ対策のための科学技術の在り方に関する調査研究」

概要

本受託事業では、文部科学省が平成19年度より「安全・安心科学技術プロジェクト」の下で実施する、テロ・犯罪に資する研究開発と連携しつつ、調査研究を進めていきます。まず日本におけるテロ対策科学技術の研究開発・実装化の現状と課題について調査・研究し、諸外国との比較研究を行い日本における課題・隘路を明らかにするとともに、その解決策について具体的な提言を行います。またテロ脅威等の分析をし、日本全体のテロ対策の現状や災害対策・危機管理体制等について調査を行い、日本のテロに対する脆弱性の評価を行います。さらに、調査結果等を情報発信・提供する場を設けて、研究者や関連研究機関等のネットワーク構築を進め、社会に実装されるテロ対策のための科学技術に関連した政策の企画・立案、研究開発の推進に資することを目的といたします。このような試みを通じて、科学技術コミュニティと安全保障コミュニティとの架け橋を作り、学際的かつ分野横断的な安全・安心コミュニティの構築の一助となることを目指します。

活動内容

  • テロ対策のための科学技術の最新動向の調査・分析
  • 日本に対するテロ脅威および日本の脆弱性の評価
  • 今後、新たに必要と考えられる科学技術の優先項目の抽出
  • 新規科学技術の配備・実装の望ましい在り方やイノベーティブな研究開発の推進体制の検討
  • 国際会議・シンポジウム等への出席・発表
  • 日本国内の政府関係者・専門家等へのブリーフィング
  • 研究会の開催
  • 海外の政府・研究機関等とのイベントの共催および海外専門家を招いたイベントの開催
  • 国際的協力体制の推進への協力 等
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