平成19年度受託業務 文部科学省「安全・安心科学技術プロジェクト」
「テロ対策・危険物検知のための科学技術に関する情報収集・分析等の調査研究」
概要
本受託事業では、文部科学省が平成19年度より「安全・安心科学技術プロジェクト」(PDF:158KB)[R1]の下で実施する、テロ・犯罪対策に資する研究開発と連携し、調査研究を進めていきます。国内外において、テロ対策・危険物探知に資する科学技術に関する研究開発動向や関連機関のニーズ動向等を調査し、関連情報を整理・分析するとともに、研究者や関連研究機関等のネットワーク構築を進め、テロ対策・危険物探知のための科学技術に関連した政策の企画・立案、研究開発の推進に資することを目的といたします。このような試みを通じて、科学技術コミュニティと安全保障コミュニティとの架け橋を作り、学際的かつ分野横断的な安全・安心コミュニティの構築の一助となることを目指します。
活動内容
- テロ対策・危険物探知のための科学技術の最新動向の調査・分析
- 国内外での研究開発・実装の現場訪問等を通じた、
- 科学技術の研究開発側におけるシーズ・課題の抽出
- 科学技術成果のユーザー側におけるニーズ・課題の抽出
- 科学技術政策立案の前提条件となる、テロ脅威等の分析
- 今後、新たに必要と考えられる科学技術の優先項目の抽出
- 新規科学技術の配備・実装体制の望ましいあり方やイノベーティブな研究開発の推進体制の検討
- 機微な科学技術の研究開発(デュアルユース問題)に係る、望ましいガバナンスのあり方の検討
- 国際会議・シンポジウム等への出席・発表
- 日本国内の政府関係者・専門家等へのブリーフィング
- 「テロ対策のための科学技術研究セミナー」の開催
- 海外の政府・研究機関等とのイベントの共催および海外専門家を招いたイベントの開催
- 国際的協力体制の推進への協力 等