「安全な暮らしをつくる新しい公/私空間の構築」領域 公開フォーラム

  • 公私空間

2016年2月21日

公開フォーラム、「変容する社会と 「私」 の安全 -「公」との新しい"間"を考えよう-」を開催いたします。

開催日時

2016年2月21日(日)10:00~ 16:00(予定)

会場

一橋大学 学術総合センター内 一橋講堂 中会議場1~4

東京メトロ半蔵門線、 都営三田線、 都営新宿線 神保町駅( A9 出口)徒歩 4 分

  • A8 出口は閉鎖しております。お越しの際には A9 出口をご利用ください。

東京メトロ東西線 竹橋駅 (1b 出口) 徒歩 4 分

開催趣旨

平成27年に発足した「安全な暮らしをつくる新しい公/私空間の構築」研究開発領域は、近年、公共圏と親密圏の変容に伴い顕在化する発見・介入しづらい「私的な空間・関係性」における事件や事故を低減・予防し、安全な暮らしを創生する研究開発を推進する領域です。公私を橋渡しする「間」の仕組みを構築することで問題解決を目指しています。

公開フォーラムでは、午前は、平成27年度に採択されたプロジェクトとともに研究開発領域の問題意識や目指す社会の姿を紹介します。午後は、ご来場の皆さまとともに、安全な暮らしを創生するためにこれから考えるべき課題を検討したいと考えます。

平成28年度には新たなプロジェクトの募集がはじまります。応募を検討されている方、また、行政や公益法人などで活動されている方など、領域にご関心をお持ちの幅広い方々のご参加を心よりお待ちしております。

プログラム

【午前の部 10:00~12:00(開場9:30)】 シンポジウム

10:00 開会挨拶
山田 肇(領域総括/東洋大学 経済学部 教授)
10:05 講演<問題提起>

「親密圏」と「公共圏」の変容
藤岡 一郎(領域アドバイザー/京都産業大学 名誉教授)

外から見る空間、内から見る空間
石井 光太(領域アドバイザー/作家)
10:35 研究開発領域の概要
山田 肇(領域総括)
10:45 平成27年度採択プロジェクト紹介 ~ プロジェクトが目指す社会の姿とは

養育者支援によって子どもの虐待を低減するシステムの構築
黒田 公美(理化学研究所 脳科学総合研究センター チームリーダー)

全国調査データベースを用いた児童虐待の予防・早期介入システムの開発
森田 展彰(筑波大学 医学医療系 准教授)

多専門連携による司法面接の実施を促進する研修プログラムの開発と実装
仲 真紀子(北海道大学 大学院文学研究科 教授)

親密圏内事案への警察の介入過程の見える化による多機関連携の推進
田村 正博(京都産業大学 社会安全・警察学研究所 所長)

高齢者の安全で自律的な経済活動を見守る社会的ネットワークの構築
成本 迅(京都府立医科大学 大学院医学研究科 准教授)
11:40 プロジェクトに対する質疑応答
12:00 午前の部 終了

【午後の部 13:15~16:00(開場12:45)】 フロアとの対話

13:15 趣旨説明
山田 肇(領域総括)
13:20

フロアとの対話 ① ~ コミュニティにおける"間"とは何か?

話題提供 日本で"最も"自殺が少ない町の、公/私空間について考える
岡 檀(領域アドバイザー/和歌山県立医科大学 保健看護学部 講師)

  • 講師
    • 竹島 正(領域アドバイザー/川崎市 健康福祉局 障害保健福祉部 担当部長(精神保健))
    • 田村 正博(研究代表者)
  • ファシリテーター
    • 山田 肇(領域総括)
14:35

フロアとの対話 ② ~ テクノロジーによって高齢者の安全は創れるか?

話題提供 高齢者の安全×ICT-欧州での動向-
遊間 和子 (領域アドバイザー/(株)国際社会経済研究所 情報社会研究部 主幹研究員)

  • 講師
    • 松本 泰(領域アドバイザー/セコム(株) IS研究所 コミュニケーションプラットフォームディビジョン マネージャー)
    • 成本 迅(研究代表者)
  • ファシリテーター
    • 山田 肇(領域総括)
15:40 まとめ ~ 身近な暮らしの安全を創生するための課題とは
山田 肇(領域総括)
15:55 閉会挨拶
泉 紳一郎(科学技術振興機構 社会技術研究開発センター長)
16:00 終了

お申し込み

  • 19日(金)をもちまして事前受付は終了いたしました。
    当日会場にて受付いたします。直接会場までお越しください。

お問い合わせ

「安全な暮らしをつくる新しい公/私空間の構築」研究開発領域 担当
pp-info<at>jst.go.jp
(メール送付の際<at>を@に変更してください)

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