- 社会技術フォーラム
2016年2月17日
「第13回社会技術フォーラム~新領域に関する社会との対話~ 人と情報のエコシステム 情報技術が浸透する超スマート社会の倫理や制度を考える」を開催します。
現在、世界的なネットワーク化が急速に進み、IoT、ロボット、人工知能といった情報技術が社会の中に実装され始め、より豊かで効率性の高い社会システムが実現されるとの期待が高まっています。その一方で、シンギュラリティや「代替可能な職業」の議論に代表されるような、人間や社会に対する脅威論も語られはじめています。
こうした中、科学技術振興機構(JST)社会技術研究開発センター(RISTEX)では、人と情報技術は対立軸で語るものではなく、人のために機能するシステムであると捉え、平成28年度に新規の研究開発領域を設立するために様々な検討を進めてまいりました。本フォーラムでは、その検討の一環として、情報技術がもたらすメリットを最大化/リスクを最小化し、技術/施策に反映させるための研究開発を最先端の研究者・実践者と考え、新たな研究領域としてどのような取り組みが必要なのかを話し合います。
本フォーラムの参加申し込みは定員に達しましたため受付を終了しました。
たくさんのお申し込み、誠にありがとうございました。
開催概要
日時:
平成28年2月17日(水) 13時00分~17時30分(受付時間 12時30分~)
場所:
丸ビルホール (東京都千代田区 丸の内2丁目4-1 丸ビル7階)
主催:
国立研究開発法人科学技術振興機構社会技術研究開発センター
プログラム
13:00-13:20 | 開会・趣旨説明 開会挨拶 領域構想案の説明 |
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13:20-14:10 |
講演 「人工知能vs人類:その希望と現実?」山形浩生(翻訳家・評論家) 1990年東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻修士課程修了後、大手調査会社入社。その傍ら、広い分野で翻訳と執筆を手がける。主な訳書はピケティ『21世紀の資本』(みすず書房)など。専門は、都市計画、開発途上国援助、経済学、未来技術など。 「情報技術の可能性と社会適応時に考慮すべきこと ーロボット工学者の視点から」 |
14:10-14:20 | 休憩 |
14:20-15:35 |
講演 「人工知能と著作権」 「ロボットスーツHALの医療応用における健康概念の変更と主観評価アウトカムに関する研究ーサイバニックニューロリハビリテーションの治験実施から」 中島孝(独立行政法人国立病院機構新潟病院 副院長) 1983年新潟大医学部卒。1991年医学博士。NIHフェローを経て、2004年より現職。専門は神経内科学、神経リハビリテーション医学など。厚労省及び日本医療研究開発機構の難治性疾患実用化研究事業研究代表者を務める。 「人と科学技術の複雑な関係:過去から未来へ」 |
15:35-15:50 | 休憩 |
15:50-17:25 |
パネルディスカッション 【モデレーター】 國領二郎(慶應義塾大学総合政策学部 教授) 【パネリスト】
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17:25-17:30 | まとめ 閉会挨拶 |
- プログラムは予定であり、変更となる可能性もございます。あらかじめご了承ください。
お問い合わせ
JST社会技術研究開発センター(RISTEX)平成28年度新領域設立準備事務局
TEL:03-5214-0132
FAX:03-5214-0140