その他のお知らせ

令和4年8月30日 更新

新型コロナウイルス感染症に関連した取り組みについて

JSTは、新型コロナウイルス感染症についての様々な分析結果の公表を進めるとともに、ポストコロナの社会を見据えた科学技術の発展に向けた取組の充実を進めてまいります。

「With/Postコロナ時代における科学技術について」(令和2年7月30日理事長記者説明会 発言要旨)

[対談] 岩崎明子教授 × 濵口理事長 新型コロナウイルス研究(2021年7月28日収録)
イェール大学の岩崎 明子 免疫学教授と理事長の濵口 道成が、新型コロナウイルスについて対談を行いました。
研究開発戦略センター(CRDS) 特設ページ「COVID-19と研究開発のゆくえ」
科学技術イノベーション政策に関する調査、分析、提案を行う公的なシンクタンク「研究開発戦略センター(CRDS)」では、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関連する資料、記事、考察などを集約して発信しています。最新の研究動向をまとめた資料「新型コロナウイルス感染症に関する世界の注目すべき研究開発動向」、諸外国の科学技術に関連する主要行政機関・研究機関の発表を要約記事として日本語で提供する「デイリーウォッチャー」から新型コロナウイルス感染症に関する記事を抽出したリンク集を皮切りに、今後も調査分析活動の一環として収集した情報やコラムや考察などを積極的に公表・発信していきます。
社会技術研究開発センター(RISTEX)の新型コロナウイルス感染症に関連した取り組みについて
社会技術研究開発センター(RISTEX)は、社会の具体的な問題の解決を通して、新たな社会的・公共的価値や経済的価値を作り出すことを目指しています。ここでは、COVID-19をはじめとする新興感染症に関する社会問題の解決にむけた研究開発や調査活動などを紹介します。

研究開発の支援

「プランB」に向けた研究開発
JSTが持つ多様な技術シーズ等からCOVID-19対策として実用化できる技術について研究開発を行い、社会に還元する取り組みです。コロナ禍においても制限なく社会活動を行うために、JSTではこの取り組みを、国立研究開発法人日本医療研究開発機構を中心に実施されるコロナウイルスワクチンや治療薬の開発(「プランA」)と並行して、重点的に研究開発が求められる分野と位置づけ(「プランB」)、事業を推進してまいります。

■成果

新型コロナウイルス感染者の隔離短縮は可能か~隔離終了タイミング検証のシミュレーターを開発~(2022年8月24日掲載)
抗原検査により新型コロナウイルス(COVID-19)感染者の隔離を終了するタイミングを検証するためのシミュレータ(シミュレーションのためのソフトウエア)を新たに開発しました。これにより、決められた回数の抗原検査の陰性結果をもって、早期にCOVID-19感染者の隔離を終了できる、柔軟で安全な隔離戦略が提案できるようになります。
「コロナ制圧タスクフォース」COVID-19疾患感受性遺伝子DOCK2の重症化機序を解明~アジア最大のバイオレポジトリーでCOVID-19の治療標的を発見~(2022年8月8日掲載) プランB
コロナ制圧タスクフォースが有するアジア最大のCOVID-19検体から、COVID-19の重症化遺伝子としてDOCK2を同定し、各種の機能解析によりDOCK2がCOVID-19 の有望な治療標的となる可能性も明らかにしました。今後、DOCK2 を活性化する薬剤が新たなCOVID-19 の治療薬となることが期待されます。
新型コロナウイルスの超高感度・全自動迅速検出装置の開発~汎用的な感染症診断装置としての社会実装に期待~(2022年5月26日掲載) プランB
世界最速のSARS-CoV-2検出法「SATORI法」を基盤とし、感度・精度を大幅に向上させた全自動検出装置「automated platform on SATORI ;opn-SATORI装置」を開発しました。次世代の感染症診断法の核心技術として社会実装されるものと期待できます。
新型コロナウイルスの不活化を実現する卓上型エアカーテン装置を開発(2022年5月18日掲載) プランB
エアカーテン気流の制御技術に深紫外線LEDの照射によるウイルス不活化特性を活用した、医工融合技術による成果です。問診、採血、治療など、十分な距離の確保が困難な医療行為の際、患者さんと医療従事者のウイルス曝露リスクを低減可能に。医療施設のほか、飲食店などの商業施設、事務所、会議室、受付などの事業施設、研究室や講義室などの教育研究施設などでも有用な成果です。
消毒薬のウイルスに対する残留消毒効果の評価~ヒト皮膚上のウイルスの生存時間を大幅に短縮させる方法を構築~(2021年11月29日掲載) プランB
手指衛生に使用される消毒薬の残留消毒効果(塗布して乾燥した後も残存する消毒効果)を正確かつ客観的に評価することに成功し、新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスなどのウイルスが生存しにくい皮膚表面を創出する方法を構築しました。
SARS-CoV-2ミュー株(B.1.621系統)はワクチン接種者が保有する中和抗体に対して極めて高い抵抗性を示す(2021年11月4日掲載) プランB
新型コロナウイルスの「注目すべき変異株」の1つである「ミュー株(B.1.621系統)」が、新型コロナウイルスに感染した人、および、ワクチンを接種した人の血清に含まれる中和抗体に対して、極めて高い抵抗性を示すことを明らかにしました。
ダチョウ抗体を担持させた不織布マスクを用いて口鼻からの新型コロナウイルスの可視化に成功~低コストで簡易なウイルス検出技術の実用化を加速~(2021年10月1日掲載) プランB
ダチョウ抗体を担持した口元フィルター入りの不織布マスク(以下「ダチョウ抗体担持マスク」という。)を用いることにより、呼気からのSARS-CoV-2(新型コロナウイルス)の可視化が、蛍光抗体法で肉眼でも可能であることを見いだしました。
高感度新型コロナウイルスの迅速簡便な検査法RICCAの開発に成功 ~高度な機器不要でPCR品質の検査を15~30分で可能に~ プランB
唾液から直接、極めて微量のSARS-CoV-2を検出できる高度な等温核酸増幅法(RICCAテスト)を開発しました。今後、その場検査や、検査設備を簡単に調達できない地域等での検査手段として、実用化を目指しています。
新型コロナウイルス感染者隔離を終了するのはいつが良い? ~数理モデルに基づいた隔離戦略の提案~(2021年7月27日掲載)
新型コロナウイルス(COVID-19)感染者の臨床データと数理モデルに基づいて、感染者の隔離を終了するタイミングを検証するためのシミュレーターを開発しました。現在、臨床・疫学データや経験則に基づいた異なる隔離基準が国ごとに採用されている状況に対して、本研究は、数理モデルに基づいた柔軟な隔離ガイドラインの確立に貢献できると期待されます。
数理モデルによる臨床試験シミュレータを開発 ~感染症に対する標準治療法の早期確立に貢献~(2021年7月7日掲載)
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の症例を用いて、数理モデルをもとにした臨床試験のシミュレータを開発しました。抗ウイルス薬剤治療の臨床試験における解決すべき問題を特定し、標準治療の確立を大幅に加速させることが期待されます。
注目のナノポアセンサー AIでノイズを制御し精密に形状を測定 変異ウイルス検査システムへの応用に期待(2021年5月14日掲載) プランB
本技術は、今後コロナウイルスの検出や、表面たんぱくや粒子形状にわずかな違いを持つ変異株の識別にも大きな効果をもたらすことが期待されます。
新型コロナウイルスの超高感度・世界最速検出技術を開発 ~汎用的な感染症診断技術としての応用展開に期待~(2021年4月19日掲載) プランB
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)由来のウイルスRNAを「1分子」レベルで識別して5分以内に検出する革新的技術の開発に成功しました。本研究成果は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)などの超高感度、迅速診断装置の開発を含む、次世代の感染症診断法の核心技術としての応用展開が期待できます。
ウイルス排出量のピークが早い 新型コロナウイルスの治療が困難な理由を解明~数理科学を駆使した異分野融合生物学研究の最前線~(2021年3月23日掲載)
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する抗ウイルス薬剤治療が他のコロナウイルス感染症と比較して困難である理由の1つを解明しました。数理科学を駆使した今回の解析結果は、今後の臨床結果と比較することで検証を行い、データ解析の精度をさらに向上させます。
新型コロナウイルス感染症に関わる社会課題へのCOIプログラムの取組について(2021年3月16日掲載)
新型コロナウイルス感染症の流行に伴う生活への影響は、年齢や立場(ライフステージ)によって異なります。COIプログラムでは、新型コロナウイルス感染症に関わる社会課題をライフステージと医療・健康、日常生活、経済・産業といった視点から構造化し、それらの課題の解決に向けた取り組みを行っています。
ヒューマノイドロボットとAIによる自律細胞培養 ~遠隔・自動実験によるコロナ時代の新研究スタイル~(2020年12月4日掲載) プランB
ヒューマノイドロボット(ヒト型ロボット)と人工知能(AI)ソフトウェアを組み合わせることで、人間の手と頭を介さない自律細胞培養システムを開発しました。本研究成果は、生物学実験の自動化による研究効率の向上、手法の標準化並びに、遠隔実験・自動実験が要請されるコロナ時代の新研究スタイルの確立に資するものとして期待できます。
インターフェロン産生を抑制するSARS-CoV-2タンパク質の発見(2020年9月7日掲載)
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)のORF3bタンパク質には強いインターフェロン抑制効果があり、それがCOVID-19 の病態と関連している可能性があることが示唆されました。また、現在の流行の中で出現した ORF3b 遺伝子の変異によって、インターフェロンを抑制する活性が増強されることを明らかにしました。
新型コロナウイルスを検出する「超高感度抗原検査法」を開発(8月19日掲載) プランB
マイクロプレートリーダーを使用して特定波長の光の吸収変化を測定するだけの安価で簡易な手法にもかかわらず、PCR検査と同程度の精度を有する新型コロナウイルス抗原検査法を開発しました。今後は実際の患者検体での測定を早急に実施し、30分程度でのウイルス検出が可能であることを確認します。

■公募

研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 企業主体(返済型)「with/postコロナ対応枠」募集について(2020年12月1日掲載) プランB
A-STEP企業主体(返済型)は、大学等の研究成果に基づくシーズを用いた、企業などが行う開発リスクを伴う開発を支援し、実用化を後押しすることで、大学等の研究成果の企業化を目指すものです。with/postコロナ対応枠では、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策のため、JSTが「プランB」として取り組む「見つける・清める・護る」技術をはじめとした、ウィズコロナ・ポストコロナ社会の構築への貢献が期待される技術開発を推進します。(公募締切:2021年3月31日(水)正午⇒公募終了)
SCORE大学推進型(拠点都市環境整備型)令和2年度公募(2020年12月24日掲載)
大学から生まれる優れた技術シーズの実用化やアントレプレナーシップ人材の育成を強力に支援し、コロナ後の社会変革や社会課題解決につながる新規性と社会的インパクトを有するスタートアップを創出する体制を大学等に構築することを目的とし、起業活動に向けた大学等における総合的な体制・環境の整備についての提案を募集します。(公募締切:2021年2月1日(月)正午⇒公募終了)
戦略的国際共同研究プログラム(SICORP)「非医療分野における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)関連研究」共同研究課題募集(2020年12月17日掲載) プランB
戦略的国際共同研究プログラム(SICORP)は、海外のファンディング機関と連携して、イコールパートナーシップにもとづく国際共同研究を推進する事業です。今回、「非医療分野における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)関連研究」領域において米国、英国、仏国およびカナダを相手国とし、このうち一ヶ国と日本との二国間共同研究の提案を募集します。(公募締切:2021年2月1日 (月)17:00⇒公募終了)

■採択

戦略的創造研究推進事業(社会技術研究開発)における2021年度新規プロジェクトの決定について(2021年11月1日掲載) プランB
2021年度に創設した「SDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム(社会的孤立・孤独の予防と多様な社会的ネットワークの構築)」について提案を募集した結果、大学や国立研究開発法人など多様な提案者から応募があり、7件の研究開発プロジェクト を採択しました。2021年度は全ての提案について、新型コロナウイルス感染症の社会的影響を踏まえたものを募集しました。
研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)産学共同(本格型):with/postコロナにおける社会変革への寄与が期待される研究開発課題への支援 令和3年度募集における新規採択課題の決定について(2021年9月8日掲載) プランB
A-STEP産学共同は「本格型」と「育成型」で構成される技術移転支援プログラムです。うち「本格型」は、大学や公的研究機関などで創出された研究成果の実用化などの検証に係る本格的な産学共同開発を支援するものであり、令和3年度募集では、with/postコロナにおける社会変革への寄与が期待される研究開発課題への支援を目的として実施し、新規採択課題18件を決定しました。
戦略的国際共同研究プログラム(SICORP)日本-米国共同研究「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により求められる新たな生活態様に資するデジタルサイエンス」における新規課題の決定について(2021年8月31日掲載) プランB
新型コロナウイルス感染症により求められる新たな生活態様に資するデジタルサイエンス分野において、米国国立科学財団(NSF)と共同で研究課題の募集を行い、新規課題4件の採択を決定しました。
研究成果展開事業 大学発新産業創出プログラム(START)新規プロジェクトの決定について(2020年度審査分)(with/postコロナにおける社会変革への寄与が期待される研究開発課題への短期集中型)(2021年3月31日掲載) プランB
with/postコロナにおける社会変革への寄与が期待される大学等の研究開発課題を公募し、新規プロジェクト3件を決定しました。社会変革に対応する新たな事業の創出が早急に求められる中、短期集中的に支援することによって、ベンチャー設立による早期の事業化が期待されます。
研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) トライアウトタイプ:with/post コロナにおける社会変革への寄与が期待される研究開発課題への支援 令和2年度追加公募における新規採択課題の決定について(2021年3月31日掲載) プランB
A-STEPトライアウトは、大学等の研究成果に基づいた技術の実現可能性を検証する公募型の研究開発費支援制度(研究費支援)と、マッチングプランナーによる産と学のマッチングや事業化に向けての研究開発活動の支援(人的支援)により、本格的な産学共同研究開発への移行へつなぐプログラムです。令和2年度追加募集における新規採択課題として、「標準」300件、「実装加速」11件を決定しました。
研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 産学共同(育成型):with/post コロナにおける社会変革への寄与が期待される研究開発課題への支援 令和2年度追加公募における新規採択課題の決定について(2021年3月31日掲載) プランB
A-STEP産学共同は「育成型」と「本格型」で構成される技術移転支援プログラムです。うち「育成型」は、大学等の基礎研究の成果を基礎とした新たな企業との共同研究の創成を目的として支援するものであり、令和2年度追加募集では、with/post コロナにおける社会変革への寄与が期待される研究開発課題への支援を目的として実施し、新規採択課題44件を決定しました。
戦略的創造研究推進事業CRESTコロナ対策臨時特別プロジェクトの2020年度新規研究課題の決定について(2021年2月1日掲載) プランB
研究領域「異分野融合による新型コロナウイルスをはじめとした感染症との共生に資する技術基盤の創生(岩本 愛吉 研究総括)」において、10件の研究課題と研究代表者を採択しました。
e-ASIA共同研究プログラム「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対応する緊急公募」における新規課題の決定について(2021年1月22日掲載)
フィリピン、タイ、ベトナムの3ヵ国4機関と共同で、非医療分野における新型コロナウイルス感染症に対応する共同研究課題を募集し、5件を採択しました。
未来社会創造事業(探索加速型・大規模プロジェクト型)令和2年度新規研究開発課題の決定について(2020年11月2日掲載)
「超スマート社会の実現」領域「異分野共創型のAI・シミュレーション技術を駆使した健全な社会の構築」では7課題を採択、そのうちの新型コロナウイルス感染症に関連する研究開発は4課題でした。人文社会科学系の有識者にも協力いただき、ウィズコロナ/アフターコロナによる社会変革を見据えて、重要な社会的課題の解決やSociety5.0における新たな課題に取り組む提案であるかという観点も重視して、選考を行いました。
戦略的創造研究推進事業(社会技術研究開発)令和2年度における新規プロジェクトの決定について
「科学技術の倫理的・法制度的・社会的課題(ELSI)への包括的実践研究開発プログラム」(2020年9月1日掲載)
新型コロナウイルス感染症など新興感染症に関連する諸問題にELSIの観点から貢献する4件のプロジェクトを採択しました。新型コロナウイルス感染症に起因するさまざまな社会的事象における、公衆衛生や行動変容、情報の利活用に関する課題の抽出、リスクリテラシーの向上に資する調査・アーカイブ研究などに取り組みます。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)関連「国際緊急共同研究・調査支援プログラム(J-RAPID)」における新規課題の決定について(2020年8月6日掲載) プランB
JSTは協力相手国の研究資金配分機関のプログラムで支援されている、または支援される予定の研究者と、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大防止に係る非医療分野での国際共同研究を実施する日本側研究者からの提案を募集し、11課題の採択を決定しました。
出資型新事業創出支援プログラム(SUCCESS)におけるKAICO株式会社への出資決定について (2020年05月25日掲載) プランB
KAICOは、目的のたんぱく質の遺伝子コードを搭載したバキュロウイルスを昆虫のカイコに感染させ、難発現性のたんぱく質を高効率に開発・生産する九州大学発のベンチャー企業です。同社は九州大学と共同で、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の組み換えウイルス抗原(抗原Sプロテイン三量体)と組み換え抗ウイルス抗体の開発に成功しました。抗原Sプロテインについては、複数の抗体との結合も確認し、パートナー企業と抗体検査キットの開発に着手しています。今後ワクチンへの展開も目指して量産体制を確立し、共同で開発に取り組む製薬企業を探索していく予定です。

新型コロナウイルスに関する文献等の情報

J-GLOBAL
文献・特許・研究者など、さまざまな情報を統合・横断的に検索できる科学技術の情報プラットホーム。J-GLOBALに登録されている新型コロナウイルスに関する文献等をまとめています。
NBDC
生命科学データの共有と統合的活用を推進する日本の中核的データベースセンターです。研究者やスタッフが執筆するブログでは、新型コロナウイルスに関する研究データやウェブリソースなども紹介しています。
J-STAGE
J-STAGE上で公開している認証付き資料の一部を、一時的に無償で公開しています。

自宅で楽しめる科学コンテンツ

日本科学未来館
新型コロナウイルスに関する素朴な疑問に答えるQ&A資料や感染症のプロに聞いてみるニコニコ生放送科学コミュニケーターによるブログ記事など、さまざまな科学技術の情報を発信しています。
Science Portal
科学技術の最新情報を提供する総合WEBサイト。「医療・医学」のカテゴリでは、新型コロナウイルス感染症等の情報をキャッチアップし、一般の方に向けてわかりやすい記事を発信しています。また、「特集:新型コロナウイルス感染症 ~COVID-19とわたしたち~」では、新型コロナウイルス感染症に関する記事を厳選して紹介しています。
SCIENCE CHANNEL KIDS
ビー玉から電車まで、さまざまものの「できるまで」を追った動画「ザ・メイキング」のほか、人の体宇宙のふしぎに関する映像などを集めた子供向け特設ページを公開しています。また、放送大学では「家族で楽しむサイエンス」と題し、子供から大人まで楽しめるサイエンスチャンネルの動画を放送しています。
Science Window for Kids
「科学技術×未来社会」を合い言葉に、子供から大人までわかりやすい情報を発信し、よりよい未来の実現に取り組むウェブマガジン。研究者たちの科学への芽生えを漫画で紹介する「カガクのめばえ」や、生き物や植物の観察の楽しみ方を紹介する「観察法のイロハのイ」など、家族で楽しめるコンテンツを展開中です。
Science Portal China
中国の科学技術に関する情報を紹介するポータルサイト。新型コロナウイルスに関する中国の動きを「科学技術ニュース」「SPCデイリーチャイナ」「コラム&レポート」のコーナーで紹介しています。

各研究プロジェクトの手続きについて

新型コロナウイルス感染症に対する対策関連技術特許の無償開放について(2020年6月12日掲載)
JSTが保有する新型コロナウイルス感染症流行対策の関連技術特許を無償開放いたします。特許の無償開放が、新型コロナウイルス感染症の克服につながることに期待し、本取り組みを開始します。
新型コロナウイルス感染症の影響拡大を受けた、 委託研究費等で購入した物品の医療現場への流用について (2020年05月08日掲載)(130KB)
機関が委託研究費等で購入した物品のうち、医療機関等で有効に使用され得る防護服等の物品については、機関および現場責任者の研究代表者等の判断で柔軟に流用いただくことが可能です。
新型コロナウイルス感染症の影響拡大に伴う委託研究契約・実施協定等に基づく各種報告書等の提出期限について (2020年04月30日掲載)(86KB)
経理の報告書、および研究・企画等の成果・進捗の報告書の提出期限を、原則として、令和2年6月30日に変更いたします。
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い委託研究実施が困難になった場合等におけるJST委託研究費の取扱いについて(連絡) (2020年04月22日掲載) (177KB)
研究の遅れ、学会・シンポジウム等のイベントに係る対応、研究機関やラボの閉鎖等により在宅勤務となる研究者および研究補助者等の人件費の扱い等について記載しています。
各研究プロジェクトの公募期間の延長について (2020年04月15日掲載)
新型コロナウイル感染症の影響拡大に伴い、各委託研究の公募期間に変更が生じています。情報は随時更新しています。

イベント等について

「イノベーション・ジャパン2021~大学見本市Online」(2021年09月01日掲載)
9月17日までオンライン開催中です。大学等から出展された400技術シーズ各詳細ページの中で「Withコロナ」時代に資するものには研究者のコメントが記載されています。
「ブースで検索」より【Withコロナ】で検索してください。(8月末現在、該当93シーズ)
「イノベーション・ジャパン2020」Web開催のお知らせ (2020年09月28日掲載)
国内最大級の産学連携イベントをオンラインで開催。「特集withコロナ~科学技術で挑む」では、Withコロナ時代に活用が期待される大学等の技術シーズやJSTが推進するコロナ関連の事業や成果を紹介しています。
「令和2年度科学の甲子園ジュニアエキシビション大会」開催について~全国の中学生が都道府県対抗で科学の力を競うオンライン大会~(2020年8月26日掲載)
教育とオンラインを組み合わせた新しい科学コンテストです。全国の中学1、2年生が各都道府県内で3~6人のチームを編成し、数学や理科の力を競います。
「日本・アジア青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプラン)」2020年度第2回公募における交流計画の採択および実施の延期について(2020年8月20日掲載)
105件の交流計画を採択しましたが、新型コロナウイルス感染拡大への対応として、当面実施を延期します。各交流計画の実施日程は、各国、および各機関の方針・規制などを受け入れ機関が確認し、JSTが合意することで確定します。
イベント等の取扱いについて(~2020/4/1) (2020年02月26日掲載)
代替手段での開催や延期、中止等、各イベントについてご案内しています。

関連施設について

情報資料館
JSTが収集した約12万冊の資料が閲覧できる閉架式の図書館です。予約制で段階的に再開館しています。
日本科学未来館
「risk≠0(リスクはゼロではない、だから)」のスローガンのもと、ご来館いただく皆様にも感染拡大防止の取り組みにご協力をいただきながら、安全に楽しめる展示空間の実現を進めています。入館券はオンラインで事前予約・チケット購入をお願いします。