その他のお知らせ

令和2年10月27日 更新

新型コロナウイルス感染症に関連した取り組みについて

JSTは、新型コロナウイルス感染症についての様々な分析結果の公表を進めるとともに、ポストコロナの社会を見据えた科学技術の発展に向けた取組の充実を進めてまいります。

「With/Postコロナ時代における科学技術について」(令和2年7月30日理事長記者説明会 発言要旨)

研究開発戦略センター(CRDS) 特設ページ「COVID-19と研究開発のゆくえ」
科学技術イノベーション政策に関する調査、分析、提案を行う公的なシンクタンク「研究開発戦略センター(CRDS)」では、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関連する資料、記事、考察などを集約して発信しています。最新の研究動向をまとめた資料「新型コロナウイルス感染症に関する世界の注目すべき研究開発動向」、諸外国の科学技術に関連する主要行政機関・研究機関の発表を要約記事として日本語で提供する「デイリーウォッチャー」から新型コロナウイルス感染症に関する記事を抽出したリンク集を皮切りに、今後も調査分析活動の一環として収集した情報やコラムや考察などを積極的に公表・発信していきます。
「新型コロナウイルス感染症に関する世界の注目すべき研究開発動向」(2020年6月4日掲載)
SARS-CoV-2やCOVID-19に関して基礎的な知見をもたらした研究や新しい技術の活用が見られた研究について、論文等を中心に情報を収集してまとめました。
JST理事長メッセージ「新型コロナウイルス感染症に関する世界の注目すべき研究開発動向」公表に寄せて

研究開発の支援

■成果

インターフェロン産生を抑制するSARS-CoV-2タンパク質の発見(2020年9月7日掲載)
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)のORF3bタンパク質には強いインターフェロン抑制効果があり、それがCOVID-19 の病態と関連している可能性があることが示唆されました。また、現在の流行の中で出現した ORF3b 遺伝子の変異によって、インターフェロンを抑制する活性が増強されることを明らかにしました。
新型コロナウイルスを検出する「超高感度抗原検査法」を開発(8月19日掲載)
マイクロプレートリーダーを使用して特定波長の光の吸収変化を測定するだけの安価で簡易な手法にもかかわらず、PCR検査と同程度の精度を有する新型コロナウイルス抗原検査法を開発しました。今後は実際の患者検体での測定を早急に実施し、30分程度でのウイルス検出が可能であることを確認します。

■公募

e-ASIA共同研究プログラム(e-ASIA JRP)令和2年度採択 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染防止に対応する緊急公募(2020年9月10日掲載)
e-ASIA JRPは、アジア地域において、科学技術分野の研究開発力の強化を目指し、研究交流を加速するとともに、アジア諸国が共通して抱える課題の解決を目指し、国際共同研究を推進する事業です。今回は、フィリピン、タイ、ベトナムの参加国と共同で実施する非医療分野におけるCOVID-19の対策研究の提案を募集します(公募締切:10月22日(木)19:00⇒公募終了)。
戦略的創造研究推進事業(CREST)コロナ対策臨時特別プロジェクトの2020年度研究提案募集(2020年9月29日掲載)
新型コロナウイルスをはじめとする新興・再興感染症との共生に資する新技術シーズ創出に向け、医療分野にとどまらないさまざまな分野の研究者の力を結集した異分野融合研究を推進するため、コロナ対策臨時特別プロジェクトを立ち上げました。研究領域「異分野融合による新型コロナウイルスをはじめとした感染症との共生に資する技術基盤の創生(岩本 愛吉 研究総括)」で研究提案を募集します。(公募締切:10月27日(火)正午⇒公募終了)
未来社会創造事業 令和2年度研究開発提案募集 超スマート領域「異分野共創型のAI・シミュレーション技術を駆使した健全な社会の構築」(2020年04月30日掲載)
IoT や SNS 等の普及により、様々な知識や情報が共有されることで、社会に新たな価値が創出されている一方で、玉石混交の情報が氾濫し、例えば、新型コロナウイルスの流行の際に感染経路の特定に時間がかかったり、インターネットでデマが拡散したりする等、社会に混乱を及ぼすような問題が顕在化しています。本年度新たに設定した重点公募テーマ「異分野共創型の AI・シミュレーション技術を駆使した健全な社会の構築」では、無症状感染者を含む伝播予測、デマ拡散の防止、伝播防止行動のためのインセンティブ設計、等の新型コロナウイルス感染症に関連する研究開発の提案も募集対象としています(公募締切:6月30日(火)正午⇒公募終了)。

■採択

戦略的創造研究推進事業(社会技術研究開発)令和2年度における新規プロジェクトの決定について
「科学技術の倫理的・法制度的・社会的課題(ELSI)への包括的実践研究開発プログラム」(2020年9月1日掲載)
新型コロナウイルス感染症など新興感染症に関連する諸問題にELSIの観点から貢献する4件のプロジェクトを採択しました。新型コロナウイルス感染症に起因するさまざまな社会的事象における、公衆衛生や行動変容、情報の利活用に関する課題の抽出、リスクリテラシーの向上に資する調査・アーカイブ研究などに取り組みます。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)関連「国際緊急共同研究・調査支援プログラム(J-RAPID)」における新規課題の決定について(2020年8月6日掲載)
JSTは協力相手国の研究資金配分機関のプログラムで支援されている、または支援される予定の研究者と、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大防止に係る非医療分野での国際共同研究を実施する日本側研究者からの提案を募集し、11課題の採択を決定しました。
出資型新事業創出支援プログラム(SUCCESS)におけるKAICO株式会社への出資決定について (2020年05月25日掲載)
KAICOは、目的のたんぱく質の遺伝子コードを搭載したバキュロウイルスを昆虫のカイコに感染させ、難発現性のたんぱく質を高効率に開発・生産する九州大学発のベンチャー企業です。同社は九州大学と共同で、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の組み換えウイルス抗原(抗原Sプロテイン三量体)と組み換え抗ウイルス抗体の開発に成功しました。抗原Sプロテインについては、複数の抗体との結合も確認し、パートナー企業と抗体検査キットの開発に着手しています。今後ワクチンへの展開も目指して量産体制を確立し、共同で開発に取り組む製薬企業を探索していく予定です。

新型コロナウイルスに関する文献等の情報

J-GLOBAL
文献・特許・研究者など、さまざまな情報を統合・横断的に検索できる科学技術の情報プラットホーム。J-GLOBALに登録されている新型コロナウイルスに関する文献等をまとめています。
NBDC
生命科学データの共有と統合的活用を推進する日本の中核的データベースセンターです。研究者やスタッフが執筆するブログでは、新型コロナウイルスに関する研究データやウェブリソースなども紹介しています。
J-STAGE
J-STAGE上で公開している認証付き資料の一部を、一時的に無償で公開しています。

自宅で楽しめる科学コンテンツ

日本科学未来館
新型コロナウイルスに関する素朴な疑問に答えるQ&A資料や感染症のプロに聞いてみるニコニコ生放送科学コミュニケーターによるブログ記事など、さまざまな科学技術の情報を発信しています。
Science Portal
科学技術の最新情報を提供する総合WEBサイト。「医療・医学」のカテゴリでは、新型コロナウィルス感染症等の情報をキャッチアップし、一般の方に向けてわかりやすい記事を発信しています。また、「特集:新型コロナウイルス感染症 ~COVID-19とわたしたち~」では、新型コロナウイルス感染症に関する記事を厳選して紹介しています。
SCIENCE CHANNEL KIDS
ビー玉から電車まで、さまざまものの「できるまで」を追った動画「ザ・メイキング」のほか、人の体宇宙のふしぎに関する映像などを集めた子供向け特設ページを公開しています。また、放送大学では「家族で楽しむサイエンス」と題し、子供から大人まで楽しめるサイエンスチャンネルの動画を放送しています。
Science Window for Kids
「科学技術×未来社会」を合い言葉に、子供から大人までわかりやすい情報を発信し、よりよい未来の実現に取り組むウェブマガジン。研究者たちの科学への芽生えを漫画で紹介する「カガクのめばえ」や、生き物や植物の観察の楽しみ方を紹介する「観察法のイロハのイ」など、家族で楽しめるコンテンツを展開中です。
Science Portal China
中国の科学技術に関する情報を紹介するポータルサイト。新型コロナウイルスに関する中国の動きを「科学技術ニュース」「SPCデイリーチャイナ」「コラム&レポート」のコーナーで紹介しています。

各研究プロジェクトの手続きについて

新型コロナウイルス感染症に対する対策関連技術特許の無償開放について(2020年6月12日掲載)
JSTが保有する新型コロナウイルス感染症流行対策の関連技術特許を無償開放いたします。特許の無償開放が、新型コロナウイルス感染症の克服につながることに期待し、本取り組みを開始します。
新型コロナウイルス感染症の影響拡大を受けた、 委託研究費等で購入した物品の医療現場への流用について (2020年05月08日掲載)(130KB)
機関が委託研究費等で購入した物品のうち、医療機関等で有効に使用され得る防護服等の物品については、機関および現場責任者の研究代表者等の判断で柔軟に流用いただくことが可能です。
新型コロナウイルス感染症の影響拡大に伴う委託研究契約・実施協定等に基づく各種報告書等の提出期限について (2020年04月30日掲載)(86KB)
経理の報告書、および研究・企画等の成果・進捗の報告書の提出期限を、原則として、令和2年6月30日に変更いたします。
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い委託研究実施が困難になった場合等におけるJST委託研究費の取扱いについて(連絡) (2020年04月22日掲載) (177KB)
研究の遅れ、学会・シンポジウム等のイベントに係る対応、研究機関やラボの閉鎖等により在宅勤務となる研究者および研究補助者等の人件費の扱い等について記載しています。
各研究プロジェクトの公募期間の延長について (2020年04月15日掲載)
新型コロナウイル感染症の影響拡大に伴い、各委託研究の公募期間に変更が生じています。情報は随時更新しています。

イベント等について

「イノベーション・ジャパン2020」Web開催のお知らせ (2020年09月28日掲載)
国内最大級の産学連携イベントをオンラインで開催。「特集withコロナ~科学技術で挑む」では、Withコロナ時代に活用が期待される大学等の技術シーズやJSTが推進するコロナ関連の事業や成果を紹介しています。
「令和2年度科学の甲子園ジュニアエキシビション大会」開催について~全国の中学生が都道府県対抗で科学の力を競うオンライン大会~(2020年8月26日掲載)
教育とオンラインを組み合わせた新しい科学コンテストです。全国の中学1、2年生が各都道府県内で3~6人のチームを編成し、数学や理科の力を競います。
「日本・アジア青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプラン)」2020年度第2回公募における交流計画の採択および実施の延期について(2020年8月20日掲載)
105件の交流計画を採択しましたが、新型コロナウイルス感染拡大への対応として、当面実施を延期します。各交流計画の実施日程は、各国、および各機関の方針・規制などを受け入れ機関が確認し、JSTが合意することで確定します。
イベント等の取扱いについて(~2020/4/1) (2020年02月26日掲載)
代替手段での開催や延期、中止等、各イベントについてご案内しています。

関連施設について

情報資料館
JSTが収集した約12万冊の資料が閲覧できる閉架式の図書館です。予約制で段階的に再開館しています。
日本科学未来館
6月3日より再開館しています。再開にあたっては、「risk≠0(リスクはゼロではない、だから)」のスローガンのもと、ご来館いただく皆様にも感染拡大防止の取り組みにご協力をいただきながら、安全に楽しめる展示空間の実現を進めていきます。入館券はオンラインで事前予約・チケット購入をお願いします。