科学技術振興機構報 第1445号

令和2年8月26日

東京都千代田区四番町5番地3
科学技術振興機構(JST)

「令和2年度科学の甲子園ジュニアエキシビション大会」開催について

~全国の中学生が都道府県対抗で科学の力を競うオンライン大会~

JST(理事長 濵口 道成)は、「第8回科学の甲子園ジュニア全国大会」の開催中止を受け、下記の日程で「令和2年度科学の甲子園ジュニアエキシビション大会」をオンラインで開催します。

コロナ禍でさまざまな大会中止が相次ぐなど、科学を学ぶことの意義、楽しさを体験する機会や生徒たちの活躍の場が減少し、ニューノーマル時代の教育や科学人材育成のあり方が問われています。こうした状況の下、JSTでは教育とオンラインを組み合わせた新しい科学コンテストの先駆けとして「令和2年度科学の甲子園ジュニアエキシビション大会」を企画しました。

本大会は、科学好きの裾野を広げるとともに、次世代の科学技術イノベーションの創出を担う優れた人材の育成を目的として、全国の中学1、2年生が各都道府県内で3~6人のチームを編成し、数学や理科の力を競います。チームは「オンライン筆記競技」と「特別体験プログラム」の両方、もしくはいずれかに参加でき、成績は「オンライン筆記競技」の総合得点で決定されます。

また、産学官が協働で支える科学コンテストとして、前年度に続き大会趣旨に賛同した企業および団体が大会への支援を表明しています。

JSTでは、発達段階に応じ才能を伸ばせるよう体系的な人材育成に取り組んでいます。本大会や、今年度第10回目を迎える高校生を対象とした「科学の甲子園全国大会」などの事業の実施を通じて、科学好きの裾野を広げ、生徒が才能を十分に発揮し、切磋琢磨する機会を提供していきます。

大会の開催概要は、別紙、または下記ホームページを参照してください。

(詳細は別紙を参照)
オンライン筆記競技 令和2年12月5日(土)予選、12月12日(土)本選
オンライン表彰式  令和3年1月12日(火)
特別体験プログラム 令和2年11月16日(月)~12月21日(月)
https://koushien.jst.go.jp/koushien-Jr/

<プレスリリース資料>

<お問い合わせ先>

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