科学技術振興機構報 第1497号

令和3年3月31日

東京都千代田区四番町5番地3
科学技術振興機構(JST)

研究成果展開事業 大学発新産業創出プログラム(START)
新規プロジェクトの決定について(2020年度審査分)
(with/postコロナにおける社会変革への寄与が期待される研究開発課題への短期集中型)

JST(理事長 濵口 道成)は、大学発新産業創出プログラム(START)「プロジェクト支援型」(with/postコロナにおける社会変革への寄与が期待される研究開発課題への短期集中型)(以下、本プログラム)の新規プロジェクト3件を決定しました。

本プログラムは、ベンチャーキャピタルなどの事業化ノウハウを持った人材を「事業プロモーター」として活用し、研究者と共に事業戦略、知財戦略を構築しつつ市場や出口を見据えた研究開発と事業育成を一体的に推進し、企業価値の高いベンチャー企業の設立を目指します。

今回は、with/postコロナにおける社会変革への寄与が期待される大学等の研究開発課題を公募しました。社会変革に対応する新たな事業の創出が早急に求められる中、短期集中的に支援することによって、ベンチャー設立による早期の事業化が期待されます。

本プログラムでは、まず大学等の研究者から技術シーズの応募を受け付けます。事業プロモーターは申請された技術シーズの中から事業化の可能性があると判断されるものを選び、研究者と共にビジネスモデルを検討します。その後、研究者と事業プロモーターから提案される技術シーズやビジネスモデルなどに対して、外部専門家で構成される委員会にて審査し、その結果を基に新規プロジェクトを決定します。

2020年12月24日(木)から2021年1月22日(金)まで技術シーズを募集したところ15件の応募があり、3件の新規プロジェクトを決定しました。

今後、契約などの条件が整い次第、研究開発を開始する予定です。

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