俯瞰ワークショップ報告書
- 環境・エネルギー
2016年12月
CRDS-FY2016-WR-06
環境分野の研究開発の概況
エグゼクティブサマリー
2017年に発行予定の「研究開発の俯瞰報告書」では、環境分野を気候変動区分、環境汚染・健康区分、生物多様性・生態系区分、循環型社会区分の4区分で構成することを検討している。各区分を先導してきた代表的な研究者による講演と討論を行い、研究開発の歴史や経緯、現状と課題、今後の方向性を把握した。
講演と討論を行った具体的な領域は、気候変動区分では、気候変動の影響及び適応、環境汚染・健康区分では、内分泌かく乱物質の環境影響、化学物質管理と環境化学、環境による健康への影響、生物多様性・生態系区分では、生物多様性研究、生態系サービス研究、循環型社会区分では、LCAおよび水循環である。
得られた知見は、研究開発の俯瞰報告書における環境分野の総括に活用すると共に、各区分の下に分析単位として設定する研究開発領域の構成の検討に活用する。