組織

組織図

組織構成

CRDSの組織構成は以下の図のようになっています。センター長の野依良治のもと、科学技術分野に基づいたユニットが4ユニット、さらに横断的なテーマを中心に扱う科学技術イノベーション政策ユニット・海外動向ユニットの2ユニットあります。これらユニットの活動の不可欠な基盤として、企画運営室による組織運営があります。

組織図

(2021年9月時点)

ユニットの紹介

環境・エネルギーユニット

環境・エネルギー分野は人間社会の持続的発展を支える基盤的分野です。安全性を前提としながら温室効果ガスの排出削減と安定的・経済的なエネルギー供給の同時達成を目指すエネルギー分野、および人と自然の営みの維持・発展を目指す環境分野が含まれます。本分野に関連する科学技術の動向および成果、関連府省の方針および戦略、国内外の社会情勢、産業界の取り組み等を俯瞰し、産学官の多様な方々との議論を行うことを通じて、今後国として推進すべき研究開発の方向性や個別の研究開発戦略を検討し、提言を行っています。

システム・情報科学技術ユニット

システム・情報科学技術分野は、人工知能やCPS/IoT、ビッグデータ、ロボティクス、情報セキュリティなどのシステム・情報技術と、これらを社会に適用するための技術から成る、持続可能な社会を支える基盤となる技術分野です。システム・情報科学技術ユニットは、技術や社会・経済のトレンドを的確に捉え、社会のあるべき姿(Society5.0)の実現に寄与するために、産学官民と連携しながら、広範な領域における国内外の研究開発動向を俯瞰し、研究開発戦略や社会システムの変革に向けた提言を行っています。

ナノテクノロジー・材料ユニット

ナノテクノロジー・材料分野は、原子分子レベルの微小構造の設計・制御、そこで生ずる諸現象の解明・制御を通じて、有用な機能を有する材料やデバイスの創出を目指す科学技術分野であり、環境・エネルギー分野、ライフ・ヘルスケア分野、情報通信(ICT)・エレクトロニクス分野などの多様な分野の先端を拓く、イノベーション・エンジンとして機能します。当ユニットでは、当該分野の研究開発の加速に向け、研究開発プログラムの提案だけでなく、産学官の効果的連携、ファンディング、人材育成、グローバル化などの研究開発戦略についても言及していきます。

ライフサイエンス・臨床医学ユニット

ライフサイエンス・臨床医学分野は、健康・医療をはじめ、食料、環境など広範な社会基盤の形成に寄与する分野です。これを支える科学技術も医学、理学、農学、工学などの基礎的学問、バイオテクノロジー、臨床医学、アグロサイエンスなどの応用的学問、更には倫理的な問題を扱う人文社会科学までもが関係し、極めて幅広い領域にわたります。ライフサイエンス・臨床医学ユニットは、産学官とも連携しながら、これら幅広い領域に係る国内外の研究開発動向等を俯瞰し、研究開発戦略や医療制度に関する提言を行なっています。

科学技術イノベーション政策ユニット

戦略的な科学技術イノベーション政策の策定が求められる中、科学技術イノベーション政策ユニットでは、分野・領域を超えて取り組むべき共通的・基盤的なテーマを取り上げて活動しています。具体的には、これまで日本において実施されてきた科学技術イノベーション政策の俯瞰、「科学技術イノベーション政策の科学」に関する海外動向調査や政策オプション形成、研究開発資金制度のあり方や政策形成における科学的助言のあり方に関する検討、自然科学と人文・社会科学との連携方策に関する検討等に取り組んでいます。

海外動向ユニット

海外動向ユニットでは、海外の科学技術・イノベーション政策に関する最新動向をホームページでタイムリーに公開したり、センターの共通課題や我が国の科学技術・イノベーション政策を立案するうえで有益な、海外における政策の動向について調査・取りまとめ・分析を行なっています。これらの情報は、総合科学技術・イノベーション会議、文部科学省、日本経済団体連合会などで報告され、政策を立案するうえでの基礎情報として活用されています。また、科学技術の進歩は速く、成果を生むために必要な費用も増大しています。熾烈な国際競争に打ち勝つためには、効率的・効果的な研究開発戦略を立案・遂行する必要があります。そこで本ユニットでは、特に重要な科学技術の領域、研究システムに焦点をあて、科学技術動向を国際的に比較する「G-TeC(Global Technology Comparison)」を行うことで、日本のポジションを確認し、今後取るべき戦略の立案に貢献しています。