研究開発の俯瞰報告書
- 材料・デバイス
2015年4月
CRDS-FY2015-FR-05
ナノテクノロジー・材料分野(2015年)
エグゼクティブサマリー
ナノテクノロジー・材料分野は、物質科学、光科学、生命科学、情報科学、数理科学といった基礎科学をベースに、ナノスケールで生ずる現象を取り扱う科学として発展してきたナノサイエンスを土台とする。この土台の上に、共通基盤技術が構築され、それが具体的に物質・材料へと適用されることでデバイス・部素材が開発され、最終的に環境、エネルギー、健康・医療、社会インフラ、情報通信・エレクトロニクスなどの分野に対し、横断的技術として革新をもたらす。すなわちナノテ クノロジー・材料分野は、イノベーション・エンジンとして機能していく。
本書は、科学技術振興機構 研究開発戦略センター(JST-CRDS)が、第一線で活躍する研究者あるいは当該領域における活動を代表する有識者の協力を得て、諸外国の研究動向も併せたナノテクノロジー・材料分野の全体像を広く俯瞰し、調査した結果をまとめたものである。
目次
研究開発の俯瞰報告書 ナノテクノロジー・材料分野(2015年)
- 全文PDF [PDF:8.7MB]
- 研究開発の俯瞰報告書(2015) ナノテクノロジー・材料分野の概要 [PDF:0.6MB]
- エグゼクティブサマリー [PDF:0.9MB]
- 目次 [PDF:0.3MB]
- 1. 目的と構成 [PDF:0.7MB]
- 1.1 「研究開発の俯瞰報告書」作成の目的
1.2 俯瞰対象分野設定
1.3 構成
- 1.1 「研究開発の俯瞰報告書」作成の目的
- 2. 俯瞰対象分野の全体像 [PDF:5.6MB]
- 2.1 分野の範囲と構造
2.2 分野の歴史、現状と今後の方向性
- 2.1 分野の範囲と構造
- 3. 研究開発領域 [PDF:3.6MB]
- 俯瞰対象分野に存在する主要な研究開発領域の現状を概説し、領域ごとの国際比較も行っています。(以下、※印は領域名を示しています)
- 3.1 環境・エネルギー [PDF:1.2MB]
- ※太陽電池、人工光合成、燃料電池、熱電交換、蓄電デバイス、パワー半導体、グリーン触媒
- 3.2 健康・医療 [PDF:0.9MB]
- ※生体材料(バイオマテリアル)、再生医療用材料、ナノ薬物送達システム(ナノDDS)、バイオ計測・診断デバイス、イメージング
- 3.3 社会インフラ [PDF:1.0MB]
- ※構造材料(金属系、複合材料)、水処理用分離膜、高温超温送電、センシングデバイス・システム、放射性物質の汚染・減容化など基盤的技術
- 3.4 情報通信・エレクトロニクス [PDF:1.3MB]
- ※超低消費電力ナノエレクトロニクス、二次元機能性原子薄膜(グラフェンなど)、スピントロニクス、フォトニクス、有機エレクトロニクス、MEMS/NEMS、異種機能三次元集積チップ
- 3.5 基盤科学技術 [PDF:2.0MB]
- ※界面制御、空間・空隙構造制御、分子技術、バイオミメティクス、分子ロボティクス、元素戦略・希少元素代替技術、データ駆動型材料設計(マテリアルズ・インフォマティクス)、ナノ計測(走査型プローブ顕微鏡(SPM)、電子顕微鏡、放射光・X線・粒子線、超高速時間分解分光)、物質・材料シミュレーション、ナノテクノロジーのリスク評価・リスク管理・リスクコミュニケーションと社会受容
- 付録 [PDF:1.0MB]
- (付録1) 検討の経緯
(付録2) 執筆協力者一覧
(付録3) 索引
(付録4) 研究開発の俯瞰報告書(2015年) 全分野で対象としている研究開発領域一覧
- (付録1) 検討の経緯