研究開発の俯瞰報告書
  • 材料・デバイス

ナノテクノロジー・材料分野(2015年)

 エグゼクティブサマリー

 ナノテクノロジー・材料分野は、物質科学、光科学、生命科学、情報科学、数理科学といった基礎科学をベースに、ナノスケールで生ずる現象を取り扱う科学として発展してきたナノサイエンスを土台とする。この土台の上に、共通基盤技術が構築され、それが具体的に物質・材料へと適用されることでデバイス・部素材が開発され、最終的に環境、エネルギー、健康・医療、社会インフラ、情報通信・エレクトロニクスなどの分野に対し、横断的技術として革新をもたらす。すなわちナノテ クノロジー・材料分野は、イノベーション・エンジンとして機能していく。
 本書は、科学技術振興機構 研究開発戦略センター(JST-CRDS)が、第一線で活躍する研究者あるいは当該領域における活動を代表する有識者の協力を得て、諸外国の研究動向も併せたナノテクノロジー・材料分野の全体像を広く俯瞰し、調査した結果をまとめたものである。

目次

研究開発の俯瞰報告書 ナノテクノロジー・材料分野(2015年)