ファイザール バックス
ダーバン工科大学 教授南アフリカ共和国
名古屋大学、東京農工大学、愛知淑徳大学
ダーバン工科大学(DUT)、エティクニ自治政府、農業研究機構(ARC)、技術革新機構(TIA)
平成27年度(2015年度)
5年間
下水から作った微細藻類が新しい溶媒抽出で燃料や肥料に!
南アフリカ共和国では下水を元にCO2を吸収する微細藻類の大量培養に成功したが、燃料にするには化石燃料による乾燥が必要で、逆にCO2を排出する矛盾が生じる。これを解決するため、液化DMEという新たな溶媒を用いる燃料化(油脂抽出)装置を開発して現地に設置する。微細藻類の残渣は木片と混ぜてマット化して肥料化する。また、南アフリカ共和国に技術が根付くように、持続可能な環境ビジネスモデルを構築するとともに人材育成を行う。
光合成に優れる微細藻類で地球規模でCO2を削減
新たな抽出溶媒によって100℃未満の温水で微細藻類を燃料化できる。また肥料化した残渣によって下水から窒素やリンを回収して土地を肥沃化できる。これら技術に立脚したビジネスモデルや人材育成手法を他地域に展開できれば、地球規模でのエネルギー問題や水圏・地圏環境の改善につながる。
平成27年度(959KB)
平成28年度(3,735KB)
平成29年度(4,117KB)
平成30年度(3,046KB)
令和元年度(4,872KB)
令和2年度(3,061KB)
終了報告書(8,622KB)
環境・エネルギー
(カーボンニュートラル)
微細藻類による二酸化炭素の固定と資源化によるエネルギーおよび食料資源の持続的生産システムの創出
環境・エネルギー
(カーボンニュートラル)
再生可能エネルギー水素を用いた新しいアンモニア合成システムの研究開発
生物資源
葯培養及びシチズンサイエンスによる即時的稲品種開発体制の構築
環境・エネルギー
(カーボンニュートラル)
地中熱利用による脱炭素型熱エネルギー供給システムの構築