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ウズベキスタンの地域特性に配慮したカーボンニュートラル社会実現のための効率的・革新的グリーン/ブルー水素製造技術開発プロジェクト

環境・エネルギー(カーボンニュートラル)

ウズベキスタン共和国

ウズベキスタンの地域特性に配慮したカーボンニュートラル社会実現のための効率的・革新的グリーン/ブルー水素製造技術開発プロジェクト

太陽光から地下資源までをフル活用した水素製造技術を確立せよ!

  • SDGs07
  • SDGs09
  • SDGs13

研究代表者

    • 菅井 裕一

      九州大学 大学院工学研究院 教授
    • ズフラ カディロヴァ

      ウズベク・日本青年技術革新センター 副所長

相手国

ウズベキスタン共和国

国内研究機関

九州大学、早稲田大学

相手国研究機関

ウズベク・日本青年技術革新センター、ウズベキスタン国立大学、ナボイ州立鉱業技術大学、国立再生可能エネルギー資源研究所

採択年度

令和5年度(2023年度)

研究期間(採択時)

5年間

研究課題の概要

ウズベキスタンの地域特性を活かした水素製造技術の開発

油田や広大な砂漠および豊富な日照量など、ウズベキスタンの地域特性を活かした複数の水素製造技術を確立する。同国の老朽油田に残存する石油を地下で水素化し、副成するCO2はそのまま地下に固定しつつ水素のみを生産するブルー水素生産技術や、ペロブスカイト太陽電池と水蒸気電解を組み合わせた高効率グリーン水素の製造技術、ならびに金属スラグを用いた新規グリーン水素生成光触媒を開発し、同国の水素社会化の基盤を確立する。

現有資源を活用した現実的かつ持続可能な水素社会の構築に貢献!

ウズベキスタンで無理なく調達可能な資源を最大限に利用した複数の水素製造技術を確立することにより、安定した水素供給体制に基づく持続可能な水素社会の構築に貢献する。これらの技術は日本発の質の高い技術として類似の地域特性を有する中央アジア諸国から世界への展開が期待できる。

研究実施風景

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石油貯留層から生産される油井内の流体調査の様子

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石油の地下水素化技術の研究対象油田調査

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プロジェクトロゴ:水素(H2)とウズベキスタン(Uz)が結合した 分子モデルに新たな価値を創造しようとするプロジェクト理念が込められている。緑と青はGreen/Blue hydrogenをイメージすると共にウズベキスタン国旗の色でもある。

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国立再生可能エネルギー資源研究所で実施
予定のペロブスカイト太陽電池フィールド
テストの打ち合わせ

研究プロジェクトWEBサイト

プレスリリース

実施報告書

評価報告書

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