ウズベキスタンの地域特性に配慮したカーボンニュートラル社会実現のための効率的・革新的グリーン/ブルー水素製造技術開発プロジェクト
菅井 裕一
九州大学 大学院工学研究院 教授ズフラ カディロヴァ
ウズベク・日本青年技術革新センター 副所長ウズベキスタン共和国
九州大学、早稲田大学
ウズベク・日本青年技術革新センター、ウズベキスタン国立大学、ナボイ州立鉱業技術大学、国立再生可能エネルギー資源研究所
令和5年度(2023年度)
5年間
油田や広大な砂漠および豊富な日照量など、ウズベキスタンの地域特性を活かした複数の水素製造技術を確立する。同国の老朽油田に残存する石油を地下で水素化し、副成するCO2はそのまま地下に固定しつつ水素のみを生産するブルー水素生産技術や、ペロブスカイト太陽電池と水蒸気電解を組み合わせた高効率グリーン水素の製造技術、ならびに金属スラグを用いた新規グリーン水素生成光触媒を開発し、同国の水素社会化の基盤を確立する。
ウズベキスタンで無理なく調達可能な資源を最大限に利用した複数の水素製造技術を確立することにより、安定した水素供給体制に基づく持続可能な水素社会の構築に貢献する。これらの技術は日本発の質の高い技術として類似の地域特性を有する中央アジア諸国から世界への展開が期待できる。
環境・エネルギー
(カーボンニュートラル)
トンレサップ湖西部水田における広域的水田水管理システムの確立による温室効果ガス排出削減技術の開発と社会実装
環境・エネルギー
(地球規模の環境課題)
アラル海地域における水利用効率と塩害の制御に向けた気候にレジリエントな革新的技術開発
環境・エネルギー
(カーボンニュートラル)
地中熱利用による脱炭素型熱エネルギー供給システムの構築
環境・エネルギー
(カーボンニュートラル)
東アフリカ大地溝帯に発達する地熱系の最適開発のための包括的ソリューション