ベッサラボフ・ドミトリ
ノースウエスト大学 南ア水素製造技術研究所 所長南アフリカ共和国
沼津工業高等専門学校、宇都宮大学、千葉大学、 東京大学、東京工業大学、名古屋大学、熊本大学
ノースウエスト大学
令和3年度(2021年度)
5年間
南アフリカの電解技術向上を支援し 日本の新アンモニア製造技術を加えた新装置製造
南アフリカは現在、東部の石炭が国内エネルギーの70%を賄い、輸出もしているが、石炭のグリーン化や、それに伴う新たな輸送手段が課題となっている。再エネ電力は生産したその場でしか使えず、水素に変えても安く運べないが、アンモニアへ変換すれば世界中へ運べる。安価な再エネと触媒用の豊富な貴金属資源を持つ南アフリカと、化学技術力の高い日本が協力して新しいグリーンアンモニア製造技術を開発し、新たな手段として世界に問う。
南ア石炭産業グリーン化、アフリカ大陸へ肥料供給、日本と世界のCO2削減
南アフリカの西部で作ったソーラーアンモニアを石炭のグリーン化に利用する。アンモニアはアフリカ大陸で不足している肥料にもなる。日本は石炭火力に替わる新エネルギーにアンモニアを加えたが、この成果も日本国内の技術開発に寄与できる。さらに他国での汎用性も期待できる。
環境・エネルギー
(カーボンニュートラル)
微細藻類による二酸化炭素の固定と資源化によるエネルギーおよび食料資源の持続的生産システムの創出
環境・エネルギー
(カーボンニュートラル)
脱炭素社会に向けた炭酸塩化を利用したカーボンリサイクルシステムの開発
生物資源
葯培養及びシチズンサイエンスによる即時的稲品種開発体制の構築
環境・エネルギー
(地球規模の環境課題)
気候変動適応へ向けた森林遺伝資源の利用と管理による熱帯林強靭性の創出