タイ王国
早稲田大学
タイ国家科学技術開発庁(NSTDA)、 タイ科学技術研究所(TISTR)、モンクット王工科大学ノースバンコク(KMUTNB)
平成21年度(2009年度)
5年間
食糧と競合しないバイオ燃料である、ジャトロファを活用
自動車用燃料にバイオ燃料を導入することは、地球温暖化の緩和に有効である。しかし穀物や植物油由来のバイオ燃料は原料が食用と競合することから、食糧ではない原料を用いた輸送用バイオ燃料の製造技術の確立が望まれている。本プロジェクトでは自動車産業の盛んなタイと協力し、食用に適さないジャトロファを用いた燃料製造に取り組む。併せてエンジン評価や利用技術を構築すると共に、ライフサイクルアセスメントを通しCO2の低減効果を解明する。
高品質バイオディーゼルの自動車適合性を実車試験で実証
ジャトロファオイルから製造された高品質バイオディーゼル(東アジアサミット推奨品質)を軽油に10%混合した混合燃料(B10)を用い、タイ国内で実車試験(走行距離=50,000km)を実施した。この結果、当該事業で製造した高品質バイオディーゼル(H-FAMEと呼称)の自動車適合性が実証された。
平成21年度(180KB)
平成22年度(361KB)
平成23年度(1,391KB)
平成24年度(2,100KB)
平成25年度(2,770KB)
平成26年度(2,226KB)
終了報告書(4,908KB)
生物資源
ブルーエコノミー振興のための持続可能な海藻由来機能性製品の開発
環境・エネルギー
(地球規模の環境課題)
未利用天然ゴムの種の持続的カスケード利用による地球温暖化およびプラスチック問題緩和策に関する研究
環境・エネルギー
(カーボンニュートラル)
トンレサップ湖西部水田における広域的水田水管理システムの確立による温室効果ガス排出削減技術の開発と社会実装
環境・エネルギー
(カーボンニュートラル)
ウズベキスタンの地域特性に配慮したカーボンニュートラル社会実現のための効率的・革新的グリーン/ブルー水素製造技術開発プロジェクト