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未利用天然ゴムの種の持続的カスケード利用による地球温暖化およびプラスチック問題緩和策に関する研究

環境・エネルギー(地球規模の環境課題)

タイ王国

未利用天然ゴムの種の持続的カスケード利用による地球温暖化およびプラスチック問題緩和策に関する研究

天然ゴム農園に眠る無限の可能性“ゴム種子”によるGXの実現へ

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研究代表者

    • 兼橋 真二

      東京農工大学 大学院工学研究院 応用化学部門 兼 グローバルイノベーション研究院 准教授
    • researchmap
    • スワブン チラチャンチャイ

      チュラロンコン大学 石油・石油化学研究科 教授

相手国

タイ王国

国内研究機関

東京農工大学、大阪公立大学、京都工芸繊維大学、東京大学、日本工業大学、国際農林水産業研究センター(JIRCAS)

相手国研究機関

チュラロンコン大学、カセサート大学、ワライラック大学、タイ国立科学技術開発庁(NSTDA)

採択年度

令和5年度(2023年度)

研究期間(採択時)

5年間

研究課題の概要

ゴム種子に秘める可能性の追求:集めるところから徹底利用まで

温暖化や海洋ごみなどの環境問題を背景に、タイではBCG(バイオ・循環型・グリーン)経済モデルと銘打ち、再生可能資源の活用と資源循環により環境調和と産業間の経済格差の低減に取り組み、持続的な経済発展を目指している。そこで、タイとのパートナーシップを構築し、天然ゴム産業で未利用資源とされてきたゴム種子の活用を目的に、種子調達からグリーンプロダクツの創出および最終製品までのバリューチェーン構築の道筋を作る。

天然ゴム種子の付加価値化を通じた社会インパクトの創出

天然ゴム種子の価値を見直し、バリューチェーン構築により新たなバイオマス産業を創出する。種子が価値を持つことで、生産者の収益向上と産業間の経済格差の低減につながる。また、産み出される製品の普及拡大により、環境や資源に関する社会問題の緩和に貢献できる。

研究実施風景

イメージ1

天然ゴム世界生産量1位のタイの天然ゴム農園

イメージ2

天然ゴム農園で放置される未利用資源“天然ゴムの種子”

イメージ3

天然ゴムの種子に含まれる植物油脂の搾油試験

研究プロジェクトWEBサイト

プレスリリース

実施報告書

評価報告書

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