【シリーズ開催】
JST/CRDS連続シンポジウム「様々な分野に広がるトラスト研究:総合知による取り組みへ」

開催趣旨

デジタル化の進展につれて、バーチャルな空間にも人間関係が広がり、AIのような複雑な技術を用いたシステムへの依存が高まり、だます技術も高度化してしまいました。その結果、デジタル社会と言われる今日において、社会におけるトラスト(信頼)関係にほころびが見られます。この問題は、自動運転車、AIエージェント、生成AI、メタバースなどの新技術・新サービスの社会受容を左右するとともに、フェイク・偽装・なりすましなどによる詐欺・犯罪の懸念を高めています。

このような問題意識から、JST CRDSでは「デジタル社会における新たなトラスト形成」をテーマとした調査・検討を進め、2022年9月に戦略プロポーザルを公表し、2023年1月に様々な切り口から取り組まれているトラスト研究を概観する公開シンポジウムを開催しました。そこでは、分野横断的な議論、総合知による取り組みの必要性が再確認されました。

今回新たに企画する連続シンポジウム(4月から6月で5-6回開催予定)では、その発展として、各回、具体的な課題・テーマを絞りつつ、複数の異なる分野・切り口から話題を提供いただき、分野横断的な議論や連携の可能性を探ります。情報系・工学系から人文・社会科学系まで、様々な分野からの参加と議論を歓迎いたします。

開催予定

テーマ 開催日程
第1回:フェイクメディアにいかに立ち向かうか 2024年4月10日(水) 15:00~17:30
第2回:フェイクニュースと人・社会(開催案内公開中) 2024年5月24日(金) 9:30~12:00
医療におけるAIのトラスト 調整中
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    各回のプログラムの詳細と参加登録は、各回の開催案内ページをご覧ください。

      関連報告書

      科学技術振興機構(JST)研究開発戦略センター(CRDS)の報告書

      主催

      国⽴研究開発法⼈科学技術振興機構(JST)研究開発戦略センター(CRDS)

      問い合わせ窓口

      E-mailアドレス 福島 俊一(JST CRDSフェロー)