研究開発の俯瞰報告書
- 海外動向
2014年3月
CRDS-FY2013-FR-07
主要国の研究開発戦略(2014年)
エグゼクティブサマリー
科学技術振興機構(JST)研究開発戦略センター(CRDS)では、研究開発戦略立案の基礎として、科学技術分野における研究開発の現状の全体像を把握し、分野ごとに今後のあるべき方向性を展望する俯瞰活動を行っている。CRDSにおける俯瞰では、対象分野ごとの範囲・構造を俯瞰図で表し、さまざまな角度から分野の現状を把握し今後の方向性を展望するとともに、主要な研究開発領域ごとに主要国(日本、米国、欧州、中国、韓国)の国際比較等を行っている。これらの内容は「研究開発の俯瞰報告書」としてとりまとめ、CRDS内外に発信することとしている。
研究開発の俯瞰報告書(主要国の研究開発戦略)では、研究開発戦略立案の基礎として把握しておくべき、主要国の科学技術政策や研究開発戦略に関する動向をとりまとめた。具体的には、日本、米国、欧州委員会(EU)、英国、ドイツ、フランス、中国、韓国を対象に、科学技術政策の体制やファンディング・システム、分野別(環境・エネルギー、ライフサイエンス、電子情報通信、ナノテクノロジー・材料、システム科学)の基本政策、研究基盤政策、研究開発投資戦略などについて、国ごとの動向をとりまとめたものである。なお本書は、既に公表している2013年版に改訂を加えたものである。