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G-TeCレポート「アジアの持続的発展のための環境・エネルギー技術の開発」に係わる日本・アジア研究機関調査

エグゼクティブサマリー

 本G-TeCの目的は、アジアの持続的発展のための環境・エネルギー技術の研究開発を 推進するに当たり、アジア主要国の政府および大学・企業等の研究機関を訪問し、環境・エネルギーの現状と課題、アジア諸国が連携して推進すべき重要課題、その研究課題を我が国と協働して実施・遂行していくポテンシャルを有する機関・施設、およびその研究推進システム(研究計画立案・推進方策、研究体制、研究設備など)を調査することである。調査に当たって、有識者より成る委員会(以下「G-TeCパネル」;詳細説明は3章に記す)を設け、それらを中心に前述の重要課題にかかわる国内外の研究状況の比較調査を行なった。このような調査活動により、アジアの経済発展と環境保全の両立のために、我が国がアジア諸国とともに連携して解決すべき環境・エネルギー分野における研究課題を明らかにし、その課題を解決するための推進策を提示することができると考えた。