SCIENCE AGORA

2021年11月3日(水・祝)7日(日)

《プレアゴラ》10月10日(日)11日(月)

f_icon
twitter_icon
jst_logo_icon

No.07-C1011月7日(日)10:00~12:00

コロナ禍で変化・発展した「算数・数学の学びの形」とこれから必要な算数・数学の教育

Future arithmetic and mathematics education

math channel

企画概要

img07-C10_00

この1年で学校・塾でICT活用、オンライン授業や動画授業が模索され、様々な変化がありました。 また、コロナ関係なくとも、算数・数学の学びに求められていることは変化し続けています。科学、その中で算数と数学に焦点をあて、算数・数学は社会に対して何ができるのか、そのために必要な学びの機会や内容はなにか。 math channelが関わる学校・塾での事例を紹介し、これからの算数・数学の学び方、魅力や必要性を伝えます。また、参加者の皆様から率直な意見をいただく機会を目指します。 コロナ禍で起きていた学びの場の変化の事例を知ると共に、教育に関わる人達以外も、当事者視点で学びの場について考える機会をつくります。

登壇者プロフィール

img07-C10_01

横山 明日希 YOKOYAMA ASUKI

早稲田大学大学院数学応用数理専攻修了。幼児から大人まで幅広く数学・算数の楽しさを伝える「数学のお兄さん」。 算数・数学の楽しさを伝える株式会社math channel代表、日本お笑い数学協会副会長。公益財団法人日本数学検定協会認定幼児さんすうシニアインストラクター。

img07-C10_02

沼 倫加 NUMA NORIKA

東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻在学中。math channelでは広報・講師を担当。JAXAや市区町村、科学館と連携した宇宙教育の普及も実施。 宇宙教育リーダーの資格を所持。算数を通して、子供たちの興味・関心はもちろん、新たな疑問点や深い思考力を引き出すことを大事にしており、将来社会に貢献できる人材を増やしていきたいという思いで活動中。

img07-C10_03

宇都木 一輝 UTSUGI KAZUKI

math channel講師、カリキュラム制作担当。早稲田大学基幹理工学部電子物理システム学科在籍中。 小中学生向け受験塾でも、算数、数学の面白さを知ってもらえるよう指導を実施。算数、数学の問題を解くことは一人遊びの中でも特に好きなこと。 math channelで制作している算数クイズの問題制作にも関わり、ルービックキューブに子供の頃からハマり、ルービックキューブをテーマにした問題を作ることも。

プログラム

10:00

ICTの活用、オンライン授業、映像授業など、この1年で変わってきた学びのスタイルについて簡単に全体像を語り、そのあとは実際に対子供向けに実施しているワークを参加者に体験してもらいます。 その際、実際に使用しているワークシートなどの資料も共有します。その後、登壇者中心にこのワークの意図について参加者の質問を拾いながら語り合い、ワークの学びと社会の接続を行っていきます。 また、これからの将来、ほかにどんな知識や経験が必要で、それを実現するためにはどんな機会を作ればいいのかも、参加者との対話も通して深めていきます。

出展レポート

セッションで話し合った未来像

これからの算数・数学教育に対して、どのようば場が必要なのかについても話しました。そこで、ここ数年で活用頻度が上がってICT(タブレットなど)や動画の授業などについて、効果についてどうこう考えるのも必要ですが、それぞれが試行錯誤しながらまずは活用していくことが必要。また、学ぶ意味や意義にとらわれすぎず、純粋に学問を楽しむことも必要。

セッションでの意見、論点

  • 各都道府県、またそのなかでも地域や学年ごとに、コロナ禍での学びの保障の対応が異なっていた
  • そのなかでも普及してきたオンラインで講座やセミナーなどに参加するなどの機会をどう有効化していくか、また、社会が安定したときにどういったオンラインとオフラインの併用がありうるか
  • オンラインでの学びのメリットデメリットとは
  • これからのICTの活用方法はどういったものがあるのか。もっと数学の情報が共有しあいやすいツール(たとえば数式がチャットできれいに送れる、など)が普及していくとよさそう など

セッションで出たキーワード

タブレット学習、映像授業、学ぶと遊ぶ、数学・算数を楽しむ

関連企画

学習・体験・ものづくりに関する企画一覧

03-A17 もし「未来」という教科があったら、どんな授業??

03-A19 学研の付録性をAR三兄弟と考えてみる

03-C17 実務の達人達の知恵をヒントに夢ある未来を考えましょう

03-C19 博物館×テクタイル~あなたは何を伝え、残しますか?

03-D13 この手から「新」技術?ひみつの研究道具箱ゲーム

04-A19 科学技術と文化・教育の社会に対する役割と未来の可能性について考える

06-A19 フラーレンプロジェクト:多面体アパートからサイエンスのカタチ

06-B10 折り紙の手法を使ってユニバーサル・ジョイントを作る

06-B13 絵本で科学実験 ストローハウスで耐震技術に挑戦

06-B19 オンラインコミュニティで生まれる化学反応~十人十色な科学への向き合い方~

06-D17 科学実験@ボリュメトリックスタジオ作戦会議

06-E17 そもそも放射線って何?生活の中からお答えします!

07-A13 科学の工場見学〜科学はどうやって生まれる?〜

07-C13 機械学習を用いた「分類」を体験しよう

07-E17 敷きつめて発見しよう!組み合わせから生まれる多様性

10-A13 共創型ボードゲーム「Changing」〜新感覚のカラフルリバーシ!?〜

10-A15 オンラインで科学実験教室を開催しよう!

Y-01   原子・分子をのぞいてみよう-身体も地球も原子・分子という暗号でできている!-

Y-02   生きもののしくみを理解するための学修支援ツールの開発

Y-05   シャボン玉で科学しよう!

Y-06   めざそう、科学のオリンピアン!

Y-09   モバイル顕微鏡で探るミクロ世界 光、紫外光による多種多様な観察とその応用

Y-12   測量ワークショップ「ナスカの地上絵の再現」実践ドキュメンテーション

page top