SCIENCE AGORA

2021年11月3日(水・祝)7日(日)

《プレアゴラ》10月10日(日)11日(月)

f_icon
twitter_icon
jst_logo_icon

No.03-D1311月3日(水)13:00~15:00

この手から「新」技術?ひみつの研究道具箱ゲーム

東京大学生産技術研究所松山研究室
Matsuyama Lab, Institute of Industrial Science, the University of Tokyo.

企画概要

img03-b13_00

最新技術が将来どう使われるかなんて、専門家に任せるしかない――本当にそうでしょうか?

このイベントで体験頂くのは、「ひみつの研究道具箱」カードゲーム。食品ロスも地球温暖化もまるっとおいしく解決する新素材「ボタニカルコンクリート」と、東京大学 生産技術研究所で開発中の最新技術たちを組み合わせ、「新技術」を考えます。ボタニカルコンクリートを開発する酒井雄也准教授と一緒に、あなたが生み出した新技術の可能性を磨いてみませんか?

ひみつの研究道具箱HP::http://cardgame.iis.u-tokyo.ac.jp

登壇者プロフィール

img03-d13_01

酒井 雄也 Sakai Yuya

コンクリートの研究を続けて15年。建設が地球環境に与える影響を知り衝撃を受けて、廃棄物を活用した次世代の建設材料の開発を目指す。最近では廃棄野菜や果物を用いた食べられる素材を開発中。博士(工学)。

img03-d13_02

松山 桃世 Matsuyama Momoyo

生物系研究者として10年過ごした後、日本科学未来館の科学コミュニケーターに。東日本大震災を経験し、研究者に人々の意見やアイデアを伝える場づくりに興味を持つ。 現在、最先端技術で課題を解決するアイデアを競うカードゲームを開発中。博士(理学)。

プログラム

13:00

オープニング

13:10

最新技術「ボタニカルコンクリート」紹介

13:20

カードゲーム「ひみつの研究道具箱」

13:45

「新技術」アイデア発表

14:00

研究者とアイデアのブラッシュアップ

14:20

優勝者発表・クロージング

出展レポート

セッションで話し合った未来像

ボタニカルコンクリートと最新技術を組み合わせて描く未来

セッションでの意見、論点

  • ボタニカルコンクリートXセルフビルド住宅で、病床がひっ迫した際に一時的に病院を作る。緑茶・塩素など抗菌作用がある物質を混ぜ込んで、院内感染を抑える。
  • ボタニカルコンクリートX分子センサーX IoT X炭素繊維強化プラスチックで、建物の老朽化を感知し、弱くなったら補強。
  • ボタニカルコンクリートX生体の高品位保存で、生ものも乾燥したものも、長期保存。など。
  • その他、ボタニカルコンクリートの特長をいかせる応用先、特に視覚障害者の視点での応用先や、逆転の発想で、柔らかさや触感を変化させたボタニカルコンクリートの応用先がアイデアとして生まれた。

セッションで出たキーワード

長期保存、触地図、五感、触感、災害

関連企画

学習・体験・ものづくりに関する企画一覧

03-A17 もし「未来」という教科があったら、どんな授業??

03-A19 学研の付録性をAR三兄弟と考えてみる

03-C17 実務の達人達の知恵をヒントに夢ある未来を考えましょう

03-C19 博物館×テクタイル~あなたは何を伝え、残しますか?

04-A19 科学技術と文化・教育の社会に対する役割と未来の可能性について考える

06-A19 フラーレンプロジェクト:多面体アパートからサイエンスのカタチ

06-B10 折り紙の手法を使ってユニバーサル・ジョイントを作る

06-B13 絵本で科学実験 ストローハウスで耐震技術に挑戦

06-B19 オンラインコミュニティで生まれる化学反応~十人十色な科学への向き合い方~

06-D17 科学実験@ボリュメトリックスタジオ作戦会議

06-E17 そもそも放射線って何?生活の中からお答えします!

07-A13 科学の工場見学〜科学はどうやって生まれる?〜

07-C10 コロナ禍で変化・発展した「算数・数学の学びの形」とこれから必要な算数・数学の教育

07-C13 機械学習を用いた「分類」を体験しよう

07-E17 敷きつめて発見しよう!組み合わせから生まれる多様性

10-A13 共創型ボードゲーム「Changing」〜新感覚のカラフルリバーシ!?〜

10-A15 オンラインで科学実験教室を開催しよう!

Y-01   原子・分子をのぞいてみよう-身体も地球も原子・分子という暗号でできている!-

Y-02   生きもののしくみを理解するための学修支援ツールの開発

Y-05   シャボン玉で科学しよう!

Y-06   めざそう、科学のオリンピアン!

Y-09   モバイル顕微鏡で探るミクロ世界 光、紫外光による多種多様な観察とその応用

Y-12   測量ワークショップ「ナスカの地上絵の再現」実践ドキュメンテーション

page top