フェルナンド C. サンチェズ. Jr.
フィリピン大学ロスバニョス校 教授フィリピン共和国
東京大学、土木研究所 水災害・リスクマネジメント国際センター、東北大学、京都大学、滋賀県立大学、名古屋大学
フィリピン大学ロスバニョス校、フィリピン大学ミンダナオ校、フィリピン大学ディリマン校
令和元年度(2019年度)
5年間
気候・水理水文・農業・経済を結合させたハイブリッド型水災害リスク評価
フィリピン共和国では、将来の気候変動による水災害の頻発により地方都市の持続的な発展が阻害され、マニラ首都圏への更なる一極集中が進むことが懸念される。本プロジェクトでは、従来の気候変動・水理水文・農業・経済モデルを結合させたハイブリッド型水災害リスク評価モデルを創出し、マニラ首都圏近郊のパンパンガ川流域およびパッシグ・マリキナ川・ラグナ湖流域における防災対策投資効果の客観的な評価を行う。
水災害リスク評価に基づく政策提言により、持続可能な経済発展に貢献
対象流域においてハイブリッド型水災害リスク評価モデルを活用し、事前の防災対策に応じた将来的な経済発展シナリオの予測を行い、気候変動下での水災害レジリエンスの向上と均衡のとれた国土発展による持続可能な経済発展のための政策提言を行う。
防災
災害に強い社会を発展させるためのトルコにおける研究と教育の複合体の確立―マルテスト
生物資源
難防除病害管理技術の創出によるバナナ・カカオの持続的生産体制の確立
環境・エネルギー
(地球規模の環境課題)
水汚染耐性のある水供給システムの構築
環境・エネルギー
(カーボンニュートラル)
微細藻類による二酸化炭素の固定と資源化によるエネルギーおよび食料資源の持続的生産システムの創出