タニエラ クラ
国土天然資源省 次官アブラハム ナサック
気候変動適応・エネルギー・環境・ 気象・地質災害・災害管理省 長官代理ライジェリ レワトゥ タガ
国土鉱物資源省 事務次官トンガ王国 /バヌアツ共和国 /フィジー共和国
東京大学、東北大学、山梨県富士山科学研究所
トンガ地質サービス、バヌアツ気象・地象災害局、フィジー鉱物資源局
令和5年度(2023年度)
5年間
2022年1月に発生したトンガ王国の海底火山噴火・津波は世界中に影響を与え、島嶼海域の火山活動の監視・予測・対策の課題と重要性を顕在化させた。本プロジェクトでは、南西太平洋の火山噴火や噴火津波の履歴と特徴を解明し、現在の火山活動を把握する技術を開発する。トンガ・フィジー・バヌアツで連携してそれらを活用し、災害軽減につなげる。島嶼の抱える人材不足や災害対策の問題を共有し、改善策を共に構築する。
観測データや理解が限られている島嶼海域の火山噴火について、新たな「知」と観測技術が生み出される。それらは、日本や世界の島嶼海域火山へ応用することができる。また、島嶼国の限られた人的資源を地域連携によって克服し、持続可能な人材育成体制を構築する。