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広域火山災害軽減のための南太平洋島嶼国における共同研究

防災

トンガ王国 バヌアツ共和国 フィジー共和国

広域火山災害軽減のための南太平洋島嶼国における共同研究

  • SDGs17
  • SDGs11
  • SDGs04

研究代表者

    • 市原 美恵

      東京大学 地震研究所 准教授
    • researchmap

相手国

トンガ王国 /バヌアツ共和国 /フィジー共和国

国内研究機関

東京大学

相手国研究機関

トンガ地質サービス、バヌアツ気象・地象災害局、フィジー鉱物資源局

採択年度

令和5年度(2023年度)

研究期間(採択時)

5年間

研究課題の概要

本研究は、2022年1月のトンガ沖海底火山の大噴火によって被害を受けた南太平洋島嶼国と共同で、海域火山噴火による広域災害の軽減に資する「知」の創造や対策を生み出し、この成果を現地での社会実装へつなげることを目的とする。研究課題として、(1)マグマ供給系・地質・地形・浅部構造調査によるハザード評価と噴火シナリオ構築、(2)大規模火山性津波の履歴解明、(3)島嶼・海域火山監視手法の開発、(4)対策や教育の向上のための調査・活動、を行う。また、これらの成果を統合し、ハザードマップを活用した長期対策の提言、ハザードマップと観測情報を火山噴火発生時の広域・近傍の避難対策に役立てる方法の構築も行う。さらに、相手国機関の人的資源を補うため、火山監視に関する地域連携体制を構築するとともに、現地大学とも協力して人材育成を実施する。本研究の成果は、観測データや理解が限られている全世界の海域火山へ応用することができ、地球規模での災害リスク軽減につながることが期待される。

研究実施風景

研究プロジェクトWEBサイト

プレスリリース

実施報告書

評価報告書

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