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微細藻類による二酸化炭素の固定と資源化によるエネルギーおよび食料資源の持続的生産システムの創出

環境・エネルギー(カーボンニュートラル)

インドネシア共和国

微細藻類による二酸化炭素の固定と資源化によるエネルギーおよび食料資源の持続的生産システムの創出

人も地球も健康に微細藻類で二酸化炭素を資源化せよ!

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研究代表者

    • 持田 恵一

      理化学研究所 環境資源科学研究センター チームリーダー
    • researchmap
    • トト・スブロト

      パジャジャラン大学 教授

相手国

インドネシア共和国

国内研究機関

理化学研究所、東京大学、(株)ユーグレナ

相手国研究機関

パジャジャラン大学(UNPAD)、バンドン工科大学(ITB)、インドネシア教育大学(UPI)、ガジャマダ大学(UGM)、インドネシア国家研究イノベーション庁(BRIN) 、ジャワパワー(Jawa Power)、Awina Sinergi International

採択年度

令和4年度(2022年度)

研究期間(採択時)

5年間

研究課題の概要

微細藻類から燃料と新発酵食品を生産する技術を開発
インドネシアは、エネルギーの多くを石炭火力に依存しており、石炭 火力の低炭素化・脱炭素化が求められている。また、貧困層の栄養不良も深刻であり、栄養不良を解消しヘルスケアに貢献する新産業が求められている。本研究では、微細藻類の大量培養や発酵技術、バイオマスからの水素生産、水素ベース燃料の混焼による石炭火力発電の低炭素 化、のための技術開発に取り組む。そして、成果をもとに経済合理性のある政策提案を行う。

微細藻類でCO2を固定し、発酵食品や水素ベース燃料を生産
CO2を微細藻類で効率よく固定する技術、微細藻類を発酵食品の高付加価値化に利用する技術、バイオマスからグリーン水素を生産する技術、バイオマスや水素ベース燃料を石炭と混焼する技術が開発されることで、石炭火力の低炭素化と発酵健康食品による栄養改善への貢献が期待される。

研究実施風景

イメージ1

パイトン地区に立ち並ぶ石炭火力発電所

イメージ2

研究機器を設置するパジャジャラン大学の研究施設

イメージ3

産業利用されている微細藻類の1種であるユーグレナ

研究プロジェクトWEBサイト

プレスリリース

実施報告書

評価報告書

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